2016年6月13日 更新

2020年に無人自動運転がついに解禁!どんな車や制度ができる?

人が乗っていなくても車が自動的に走行する、夢のような無人自動運転。実は、それほど遠くない未来、2020年には無人自動運転が解禁されるというのです。果たして、実現に向けた取り組みや、開発の現状とは?無人自動運転についてチェックしてみましょう。

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日本政府が無人自動運転の推進を発表

さまざまなITサービスを展開するグーグルをはじめ、トヨタなどの自動車会社各社では、無人自動運転の前進ともなる自動運転の自動車の開発をアピールするなど、無人自動運転に向けた動きが活発化しています。しかし、このような無人自動運転に対する動きを見据えているのは、自動車メーカーやIT関連のメーカーだけではありません。政府もまた、将来の自動車事情について、無人自動運転を期待する発言や声明を幾度か発表しています。
まず、2015年6月に修正が加えられ、発表された「官民ITS構想・ロードマップ2015」がその代表とも言えるでしょう。このロードマップの修正に伴い、2020年までに世界最先端のITS(高度道路交通システム)の構築を目指す、同2020年までに自動走行システム化において世界の中心地を目指すという内容の目標が追加修正されました。また、官民対話等では政府レベルで、無人自動走行のサービスや高速道路における自動運転を見据えた法の整備などを行う構えも見せています。
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無人自動運転におけるメリット

それでは、なぜこれほどまでに、無人自動運転が政府レベルで、しかも2020年を目標に推進されているのでしょうか。第一の理由として挙げられるのが、自動車における安全性です。日本を含め、世界では毎日のように悲惨な交通事故が起こっています。実は、交通事故における原因の約90%は、ヒューマンエラーによるものだとか。つまり、ちょっとしたわき見や危険レベルの速度での走行、飲酒運転、居眠り運転など、ドライバーが原因で起きる事故がほとんどだというのです。無人自動運転は、人に頼らない運転になるので、こうした人災をできる限り防げるというメリットがあります。政府が目指している2020年は東京オリンピックが予定されている時期。特に、人が集中しやすい時期でもあります。だからこそ、安全面が期待される無人自動運転に注目が集まっていると考えることができるでしょう。
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現在の自動運転車における動向

無人自動運転について、世界的なレベルで見ると、日本を含め、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツなど自動車メーカーの主要国において政府レベルでの調整が既に議論されている状況です。さらに、自動車メーカーレベルで見ると、公道での自動運転車の試験走行にまで至っているメーカーも多くあります。この自動運転車の開発に伴い、従来の自動車メーカーに限らず、GoogleやEasy Mile社などIT系や新興企業も参入をするなど、さらに活発な動きを見せています。
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自動運転車にはどのようなものがある?

無人自動運転の前進ともなる自動運転車において、トヨタでは2015年10月に開発中の自動運転システム「Highway Teammate」のデモ走行が実施されました。デモ走行で使用された車種は、トヨタ レクサスGSを基にしたものです。デモ走行では、高速の入り口から出口のランプウェイにおいて、車が自動で走行できるということが明らかになりました。また、ルートに応じたレーンの変更、安全な車間の維持、障害物の認識による自動運転の安全性も確認されています。このほか、日産では2016年には渋滞でも対応できる高速での自動運転システム搭載車の発売を、ホンダでは2020年までの高速道路での自動運転の実現をと、各メーカー無人自動運転に向けた動きが活発化しています。
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2020年にはタクシーの無人自動運転も展開される?

2020年に向けた無人自動運転の動きについては、家庭用の自動車だけでなく、事業用のタクシーの実用化に向けた動きも活発化しています。自動車他移動体の開発メーカーであるZMPとIT会社のDeNAが株式会社ロボットタクシー(仮)という合弁会社の設立が2015年に行われたからです。文字通り、無人自動運転のタクシー開発などを中心に事業の展開を狙いとしています。2020年の東京オリンピックでは、無人自動運転タクシーの往来が見られるかもしれませんね。
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無人自動運転に向けて、自動車業界をはじめ、政府も法改正などに乗り出す方針を示しています。2020年に無人タクシーや無人自動車が公道を走っている光景も夢物語ではないかもしれませんね。

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