2016年3月31日 更新

ガソリン代を節約する方法 満タンにすると実は損?

車の維持費はなるべく安くあげたいと思うもの。とくにガソリンは走った分だけ消費するので、なんとか燃費向上を図りたいと思うのが人情です。今回は燃費向上策のひとつとして有名な、ガソリンを満タンにしない節約法について、その効果を検証してみたいと思います。

1,632 views

ガソリン満タンのデメリットとは?

gettyimages (26171)
ガソリンスタンドに給油に行くと、「レギュラー満タンで」とか「ハイオク20リットルお願い」などとスタンドの店員に告げるか、セルフスタンドでは、タッチパネルで入力することになります。
「満タン」が口癖のようになっている方も多いと思いますが、「半タン」くらいで満タンを避けている方も案外多くいらっしゃるようです。懐が寂しいという理由もあるかもしれませんが、大きな理由は車重が増えて燃費が悪化するという噂にあると言えるでしょう。

ガソリン満タンでどのくらい燃費が落ちる!?

gettyimages (26172)
たしかに、自転車に荷物をたくさん載せるとペダルが重くなって疲れますので、車だって車重が増せば燃費が悪化してもおかしくはないでしょう。ガソリンタンクは60リットル前後のものが多くなっていますので、「満タン」と「半タン」では数十㎏の重量差が出てくることになります。10キロの米袋2~3袋分違ってくるとなると、ちょっと無視できない差であると言えるかもしれません。
実際の燃費の低下については、車種などによっても異なりますが、25kg増加するとなると、おおむね1%前後の燃費低下となるようです。(ガソリンは水よりも比重が軽いことも考慮しています)

お財布にはどれくらい響いてくる!?

gettyimages (26173)
この1%の燃費低下がどれほど支払金額に響いてくるのでしょうか?少し簡単に計算してみましょう。ガソリンタンク60リットルの車で、満タン1回分として計算してみます。
燃費が1%低下すると仮定すると、おおよそ0.6リットルのガソリンを余分に消費することになります。(かなり単純化していますが)0.6リットルのガソリン代はリッター110円と仮定すると66円ということになりますね。この66円を大きいと感じるか、たいしたことないと感じるかは人それぞれですが…。

満タンにしないデメリットもあるので注意!

thinkstock (26174)
満タンにすることによって、車両重量が増加して、燃費が低下するのは避けられないことのようです。ただ、反対に満タンにしないことによるデメリットはないのでしょうか。
はじめに思い当たるのが、満タンにしなことで給油回数が増えるということでしょう。給油のたびにエンジンを止めることになるので、給油後にエンジン始動しなければなりません。エンジン始動時には多めに燃料噴射されるように制御されますので、若干の燃費悪化は避けられません。
また給油の順番待ちでアイドリングしていると、さらに燃費の低下要因となります。

満タンによる燃費低下はあるが、だがしかし…

gettyimages (26175)
さらに、燃費以外にも、給油のために時間が取られることも見逃せません。タイムイズマネーで考えると、わずかな燃費差のために満タンを避けるメリットがあるのかどうか検討してみたほうが良いのかもしれません。
もしかしたら、ちょっとしたエコ走行や、走行経路の見直しのほうがより大きな効果を生み出す可能性があります。そして、車に余計な荷物が積んであるのであれば、それを降ろすことが最優先であると言えるでしょう。
ガソリン満タンは燃費が悪くなって損だという話は案外と良く知られていて、実際に満タンを避けている方も多いようですが、その効果については深く考えることはあまりないのかもしれません。満タンにしている方も、そうでない方も一度ご自身のケースで見直してみるとよいかもしれないですね。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Car-iの最新情報をお届けします

Twitterでgoo自動車&バイクをフォローしよう!

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

goo自動車&バイク goo自動車&バイク