2019年5月18日 更新

洗車の洗剤種類って知ってる?【特徴を解説】

車が汚れてきて、そろそろ洗車をお考えのあなた。普段洗車に使っている洗剤はどんな種類に当てはまるかご存知ですか?洗車一つにしろ洗剤次第で仕上がりが劇的に変わってくるんです。 今回は洗車の洗剤のバリエーションをピックアップしていきます!

9,900 views

洗車に使う洗剤の選び方

洗車の洗剤種類って知ってる?【特徴を解説】
「洗車に使う洗剤なんてどれも同じだろ?」なんて思っていませんか?
なかには「汚れが落ちればなんでもいい」という方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、いざ洗車となると「落ちにくい汚れ」や「泡が切れにくくて水をたくさんかける必要がある」などの苦労をされているんじゃないでしょうか。

実は、洗車に使う洗剤には、さまざまな種類があり、それぞれの用途に応じて使い分けることで、簡単にかつ効率的に洗車を済ませることができるのです。

車を持っていれば、洗車は必ずしないといけないことですから、覚えておいて損はありません!

泡立ちの良さ・泡切れの良さ

洗車のための洗剤を選ぶポイントには、いくつか重要なものがあります。

あまり関心のないことかも知れませが、汚れを落とすには泡立ちも影響しますし、簡単に洗車を済ませるには泡切れも大切。

泡立ちの良さ、泡切れの良さも、洗車洗剤選びの重要な部分です。

泡立ち

最初のポイントは「泡立ちの良さ」です。

これは、自動車洗剤だけに言えることではなく洗剤全般に言えることですが、すなわち「きめの細かい泡が良く立つ方が汚れは落ちる」ということです。

汚れや油分は、きめの細かい泡にからめとられるので、泡立ちの良さはとても重要です。
また、とくに自動車の洗剤の場合、小さな砂の粒などが付着しているので、そのまま洗うと反ってボディを傷つけることにもなりかねません。

泡立ちの良い洗剤で洗うことで、泡が砂粒などをからめとって浮かせるので、ボディにつく傷も減るということが言えます。
こうした「小さな砂つぶ」によるボディへの傷を考慮するなら、洗車の際のスポンジについても選ぶ必要があります。

スポンジに大きな穴がたくさん空いているものの方が、砂つぶや汚れが穴の中へ入ってくれるので、砂つぶでボディを擦るリスクが減ります。

泡切れ

さらに、泡切れが良いということが重要です。

洗車場などに行くと、泡切れが悪く、まだ泡が全部流れていないのに水が止まってしまったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
とくに冬場の寒い時期は、お湯が出ても洗車はしたくないものですよね。

そこで、ぱっぱと洗車を済ませてしまうには、「泡切れが良い」ということは、意外に最優先事項となりえます。

通常は「泡立ちがいい」と「泡切れが悪くなる」ので、両立するものではありませんが、洗車用の洗剤は比較的泡立ちも泡切れも良く作られているのが特徴です。

とくにすすぎをサッと済ませたい場合、泡切れの効果を宣伝しているものがおすすめです。
すすぎを疎かに済ませてしまうと、残った洗剤が塗装面に影響することもあり得ます。

車のボディーカラーに合わせる

次に気にしておきたい事は、車のボディカラーに合わせた洗剤を購入するという事。
洗車の重要なポイントの一つは「いかに塗装を傷つけず汚れだけを落とすか」ということにあります。

洗車を適当にしていると、やがて塗装面に影響を与え、色がくすんだり、綺麗に発色しないなどトラブルが出てきます。
自動車が綺麗に見えるのは、やはり塗装がいかに美しいか、ツヤがあるかで決まりますよね。
と言っても、「赤には赤専用」「黒には黒専用」と色別に洗剤が用意されている訳ではありません。

主に、「ホワイト・淡色系」「濃色系」といった大まかな色の違いで洗剤が分けられています。
「淡色系」では、白、シルバーや、はやりの水色、ベージュなど、薄い色合いのボディカラーに用いられ、「濃色系」では、黒や青、紺、茶色など、濃い色合いのボディカラーに用いられます。

これ以外では、「メタリック系」「ソリッド系」で分けられている場合もあり、自車のボディカラーに合わせて洗剤を選択することが重要です。

とは言え、面倒な人は「それほど変わらないんじゃないの?」というのが本音だと思います。
ただ、良い色を長持ちさせるためには、こうした配慮は重要。

ボディカラーに関係なく洗剤を選んでしまうと、色合いがくすんでしまうなど、将来的にボディカラーに影響が出てきます。

目的・使い方に合わせる

洗剤と一口に言っても、実は様々な用途があります。

これは洗濯洗剤と似ているかも知れません。
汚れを落とす目的以外にも、柔らかくする「柔軟剤」や、最近では「香り」をつけるものも販売されていますよね。

これと同じように、自動車洗剤でも、「汚れを落とすもの」「光沢を出すもの」「ボディをコーテイングするもの」など、いろいろな種類の洗剤があります。

適当に洗剤を選んで洗車をしていると、せっかく洗車をしたのに汚れが落ち切らないとか、返って塗装がくすんでしまったと言うことになりかねません。

もちろん、「オールインワン」のように全て含まれているものもありますので、面倒な人はそうした洗剤がおすすめです。

洗剤の成分にも注目

洗車の洗剤種類って知ってる?【特徴を解説】
洗剤の成分にも種類があります。
成分によって、落とせる汚れが違うので、どういった汚れかで成分を選ぶ必要があります。

通常は、アルカリ性、酸性、中性の3つ。

基本的には、「頑固な汚れにはアルカリ」「水垢には酸性」「普段使いは中性」と分けておくと良いでしょう。

アルカリ性の洗剤はこんな汚れに効く

アルカリ性の洗剤は、油汚れをはじめ、こびりついた頑固な汚れなどを落とす強力な洗浄力があるのが特徴です。

排気ガスの汚れや、足回りの汚れ、油汚れなど、きつい汚れを落とすのに最適の洗剤。

また、バンパーやガラス面に張り付いた鳥のフンや虫などにも効果があり、「しばらく洗車していなかったなぁ」「随分汚れが目立つなぁ」という時に役立ちます。

「頑固な汚れにはアルカリ」と覚えておきましょう。

酸性の洗剤はこんな汚れに効く

そもそも酸性の洗剤は、自動車の洗車には向きません。
その理由は、酸性の洗剤を使用することで自動車の金属部分が錆びてしまうというリスクがあるからです。

では、どういった時に酸性洗剤を使用するのでしょうか。

「イオンデポジット」という言葉を聞いたことがあると思います。
これは、雨じみなど、水垢が原因で染み付いたような汚れのことです。

こうした「イオンデポジット」には、酸性洗剤が非常に効果を発揮します。
ただし、ボディを錆び付かせるリスクもありますので、使用は慎重に行わなければいけません。
洗車に詳しい人には「酸性洗剤は絶対に使わない」という人もいます。

また、水垢を落とす場合、プロに任せるという方法もあります。

中性の洗剤はこんな汚れに効く

中性洗剤のメリットはたくさんあります。
もっとも洗車に向いている洗剤と言っても過言ではありません。

その理由の一つは、ボディの塗装への影響がもっとも少ないということ。

ボディに「こびりついた汚れ」や「油汚れ」が目立たない時の洗車であれば、中性洗剤で十分だと言えます。

そのため、「普段の洗車」であれば中性洗剤で十分事足ります。

洗車に食器用洗剤は使っても大丈夫?

洗車の洗剤種類って知ってる?【特徴を解説】
洗車が面倒な方の中には「食器用洗剤も洗車の洗剤も変わりはないだろう」ということで、食器用洗剤で洗車をする人もいるかも知れません。

ただ、結論から言うと、これはおすすめできません。

もちろん、用途が違うことがその理由です。
食器用洗剤は、プラスチックや陶器で出来た食器についた油汚れを落とすのがおおまかな用途です。

これに対し、洗車用洗剤は、ボディの塗装を傷つけずに、排気ガスや泥、砂、ほこり、鳥のフン、虫などを落とすためのもの。

これらの用途を考えると、まったく別のものであると言えます。

泡立ちと泡切れから考える

食器用洗剤は「泡で落とす」という面があり、泡立ちに関しては一流です。

その反面、泡切れが非常に悪く、すすぎには向いていません。
いい加減にすすいでいると、残った洗剤がボディ表面に蓄積され、やがて塗装の劣化につながります。

ボディカラーから考える

食器用洗剤にはカラー別に分かれているものはもちろんありません。
ボディの塗装から考えると、食器用洗剤はやはり向いているとは言い難い面があります。

用途から考える

食器用洗剤は、たしかに油汚れを落とすには非常に優れた洗浄力を発揮します。
その性能の良さが、逆にボディについたワックスを落としてしまうリスクが。

もちろん、「一度ワックスを綺麗に落としたい」時には効果があります。

また、白系の車の水垢を落とすのに使用することもあります。

まとめ

洗車の洗剤種類って知ってる?【特徴を解説】
今回は、洗車に使う洗剤について詳しく見てきました。

結論は、「用途に合わせて使い分けること」
また、洗車の順番によって使い分けることも重要です。

たとえば、汚れがひどい場合、まずアルカリ性の洗剤でこびりついた汚れを落とします。
その後、水垢については酸性で対処し、サッと中性洗剤で仕上げるという方法です。
ボデイをコーテイングしたり、光沢を増すような作用がある洗剤もありますので、そうしたものは仕上げに使うといいでしょう。

ここまで徹底的にしなくても、普段の洗車であれば中性洗剤で十分ですし、面倒であればオールインワンでも構いません。

注意点は、酸性の洗剤はボディを錆び付かせるリスクがあること、また、食器用洗剤など洗車用でない洗剤はなるべく使わないこと。

ここまで考えて洗車洗剤を選べば、塗装を傷つけることなく、綺麗なボディを長持ちさせることができるのです。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

誰でもできる!?手洗いで洗車をしよう【詳しく手順解説】

誰でもできる!?手洗いで洗車をしよう【詳しく手順解説】

自宅で洗車するのはやってみたいけど大変、時間がかかりそう、道具持ってない、といった様々な理由があると思います。 今回は挑戦してみたい方に手洗いのメリットや手順、揃えるべき道具まで徹底解説していきます。
goo自動車&バイク | 11,044 views
ガソリンスタンドでの洗車とセルフ洗車【一体どっちの方がいいの?】

ガソリンスタンドでの洗車とセルフ洗車【一体どっちの方がいいの?】

みなさんは、月にどれほどの頻度で洗車を行うでしょうか。そもそも洗車をしない方もいるかと思います。この記事では、知っておくべき洗車のタイミングやガソリンスタンド・セルフの洗車の違いについて説明します。洗車を上手に行い、車をきれいに保ちましょう。
goo自動車&バイク | 26,081 views
新車購入時にガラスコーティングは必要? 不要?

新車購入時にガラスコーティングは必要? 不要?

砂埃による汚れと、これからの時期オーナーを悩ませる「花粉」や「黄砂」のシミ。新車を購入する際、ボディをガラスコーティングする必要性はあるのか、ないのか。また洗車頻度やメンテナンスについて解説します。
goo自動車&バイク | 36,125 views
車のボディに擦りキズが!初心者でもできる補修方法

車のボディに擦りキズが!初心者でもできる補修方法

うっかり擦ってしまったり、乗り降りに伴ないドアハンドルの傷が増えてしまったり。大切な車の傷は気になるものですね。今回はそんな傷消しの初心者でもできる方法をご紹介します。
goo自動車&バイク | 15,356 views
クルマの汚れが原因で5人に1人が事故に遭う!?

クルマの汚れが原因で5人に1人が事故に遭う!?

車に乗っていて車の汚れが気になるようであれば、安全運転を心掛けるドライバーと言えます。車の清掃は面倒なものですが、清掃することで安全が確保できれば、積極的に清掃や簡単な点検を行ないたいものです。さらに、長期に車に乗り続けられるのであれば、経済的効果もあります。
goo自動車&バイク | 2,976 views

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Car-iの最新情報をお届けします

Twitterでgoo自動車&バイクをフォローしよう!

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

goo自動車&バイク goo自動車&バイク