2016年6月27日 更新

新型トゥインゴとスマートが共同のプラットフォームでデビュー

ドイツとフランスそれぞれの国を代表する自動車メーカーの垣根を超えた兄弟モデルになったダイムラーの「スマート」と、ルノーの「トゥインゴ」。 2010年4月7日、ルノーとダイムラーAG提携合意で「スマート」と「トゥインゴ」の小型化が発表され、「スマート」の後継モデルと次世代の「トゥインゴ」は、「スマート」のリアエンジン・リアドライブ(RR)レイアウトをベースとした車体構造を採用した異なるデザインの車に生まれ変わりました。

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ルノーとメルセデスが共同開発!?

スマートフォーフォー

via autos.goo.ne.jp
スマートフォーフォー
スマート フォーツーとルノー トゥインゴは、スペイン スロベニアにあるルノーのノボメスト工場が製造を担当。リヤの荷室下にエンジンを積むRR(リヤエンジン リヤドライブ)と「トリディオンセーフティセル」と呼ぶ骨格構造を先代のスマート フォーツーから続けて採用しているため、車台や直列3気筒1.0Lエンジン等の主要部品を共有するルノー トゥインゴも、スマート フォーツー同様に、これまでのFFからFRへと変更しています。しかし、内外装のデザインはそれぞれ独自のものが与えられています。兄弟車ではあっても、キャラクター分けがかなり明確なのはユーザーにとってうれしい悩みです。
gettyimages (50007)
「スマート」は初代からの特徴であるキャビンの枠部分を車体色と別の色とでカラーリングしていて、サイズは小さめですが室内スペースを十分に確保されています。ヘッドランプ、フロントグリル、リアランプなども粋だけどもカッチリしているデザインからは、ドイツ車っぽさがしっかりと感じられます。
「トゥインゴ」はというと、フランス車っぽさの象徴である柔和な印象です。バックドア全体がガラスに覆われたモダンなブラックアウトデザインや、まるで帽子のような可愛いイメージで、開放感のあるキャンバストップが用意されるなど、かわいらしいデザインになりました。

スマートの歴史

スマートクーペ2004ベースグレード

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スマートクーペ2004ベースグレード
「スマート」は、2人乗りのマイクロカーを販売することを発案した時計会社で知られるスイスの「スウォッチ」が、当時のダイムラー ベンツ(現在のダイムラーAG)をパートナーとした自動車事業が発端で、現在はダイムラーの完全子会社となり、「スウォッチ」は撤退しています。1995年にコンセプトモデル「スウォッチカー」、1998年に後の「フォーツークーペ」となる「シティー クーペ」が発売されましたが、成功作とはあまりいえない出来栄えでした。低燃費車志向が高まる中、2007年春に「フォーツー」がモデルチェンジし第2世代へと移行し、これが大ヒットとなります。2004年から導入された4人乗りの「フォーフォー」は、日本の三菱自動車とのパートナーシップによるもので、「三菱コルト」とは共通のプラットフォームで、三菱のオランダ工場でも生産されていました。
2014年10月にルノーとの共同開発となる第3世代が登場し、プラットフォームとエンジンは3代目「ルノー トゥインゴ」と共通化され、組み合わせられるエンジンは、1.0リッターの3気筒エンジン。 「フォーツー」と、「フォーフォー」がラインナップされています。 日本では2015年10月に「フォーツー」、2016年1月より「フォーフォー」が、日本国内のメルセデス ベンツ正規ディーラーで取り扱いされています。

トゥインゴの歴史

ルノートゥインゴ2012

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ルノートゥインゴ2012
ダイムラーと共同開発した新型「トゥインゴ」は、「スマート」との協業であることと、それにコンパクトカーに不可欠な機敏性を向上させるため、エンジンをリアに搭載 「スマート」とおなじRRレイアウトを採用しています。
この少し変わった名前は2人で=Twin、どこでもGo!(Twingoトゥインゴ)というのが由来となっており、1992年にルノーの最少モデルとしてデビュー後、そのコンパクトでかわいいフォルム、運転しやすいサイズ、そして大人4名乗車から大量の荷物積載までこなす多彩なシートアレンジやポップな内外装などで人気車種になりました。

今では希少なRRレイアウト

スマートフォーフォー

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スマートフォーフォー
フロントにエンジンがなくなったことで、シートの位置を前に移動させたことにより、車内スペースの拡張に成功しています。なぜ、スペース効率が良く、コンパクトカーの常識ともなっているFF(フロントエンジン フロントドライブ)ではなく、あえてエンジンをリアに置き、後輪を駆動するRR(リアエンジン リアドライブ)を採用したのか。それは4人乗りの実用的なコンパクトであるにもかかわらず、シティコミューターとしての機能追求 のためです。
また、フロントシートが前進したことで前方視界も向上し、フロントタイヤが深く切れるようになったおかげで回転半径は約4.3mになっています。またフロントシートからエンジンが離れ、エンジン音や振動も少ない快適な乗り味など、新しい機能や使い勝手を実現出来ています。

買うならどっち? 2車種の大きな違い

スマートフォーツー

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スマートフォーツー
「トゥインゴ」と「スマート」の大きな違いは、「スマート」に2ドア2人乗りの「フォー ツー」があることです。より全長の短い「フォー ツー」のインパクトは大きく、「スマート」と言えばこの「フォーツー」を思い浮かべるでしょう。買うならどっちが良いかと言えば、それはもう好みの問題、見た目で「好きになった方」が正解です。
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プラットフォームやエンジンを共有するモデルは、国産車でも多く見られますが、その差別化は多くはなく、どちらを選んでも感じ方は同じなのですが、この「スマートフォーフォー」と「ルノー トゥインゴ」は、見た者にまったく異なる印象を与えてくれます。このくらい違う車造りをしてくれるなら、もっと協業プロジェクトが増えてもいいと思わせる2台です。

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