2018年4月25日 更新

キャストとハスラーを比較 オフロードに強い軽自動車対決

国内の自動車市場において最も人気のある、軽トールワゴンとクロスオーバーSUVという、最強の組み合わせを採用して大ヒットしたスズキのハスラーと、同様の組み合わせで登場したダイハツのキャストアクティバは、優れた使い勝手と動力性能をも合わせ持ち、ともに大ヒットを記録して軽クロスオーバーSUVの好敵手となっていますが、この2車には、どのような特徴があるのか、その違いを説明していきます。

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ダイハツ キャストはこんな車

ダイハツキャストが発売されたのは2015年9月。「スタイル」「アクティバ」「スポーツ」という世界観の異なる3つのボディスタイルを展開するのが最大の特徴です。中でもキャストアクティバは、すでにヒット作となっていたスズキのハスラーと同じくSUVテイストを持ったクロスオーバーであり、同社のトールワゴンの6代目ムーヴがベースという共通点も重なり、「ハスラーキラー」として受け止められています。キャストアクティバは大径タイヤや地上高の高さなど、内外の意匠にSUVテイストを持ちながらも、より上質な造り込みを行い、ダイハツ独自の衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」を一部の車両以外は標準装備するなど、ライバルとの差別化を図っています。
ダイハツキャストアクティバ

via autos.goo.ne.jp
ダイハツキャストアクティバ

スズキハスラーはこんな車

スズキのハスラーは、軽トールワゴンにSUVの要素を持たせた新ジャンルの軽自動車で、アウトドアやレジャーそして降雪地域でも利用できる「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発されました。
5代目ワゴンRがベースとなったハスラーは、軽ワゴン車と同等の室内空間を持たせながらも、大きめの15インチホイールを用い、高めの最低地上高、そしてアプローチアングルやデパーチャーアングルといったSUVにかかせない走破性能も確保しています。ハスラーの価格は107万円台からとベースとなったワゴンRと変わらず、FF車、4WD車そしてターボと幅広いバリエーションを展開しています。中でも最高で32.0㎞/Lという低燃費性能は、クロスオーバーSUVを抵抗感なく身近な存在とした最大のポイントと言えます。
スズキハスラー

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スズキハスラー

キャストVSハスラー 走行性能・燃費を比較

燃費ではスズキの低燃費技術「Sエネチャージ」を導入したハスラーの32.0㎞/Lという燃費性能が、ダイハツの「e:S(イース)テクノロジー」を採用するキャストアクティバの30.0㎞/Lを上回ります。
最安値グレード同士の比較では、ハスラーの「A」に「Sエネチャージ」が付かず、26.6㎞/Lと逆にキャストアクティバに大きく差を付けられています。キャストアクティバの最安値グレードの「G」は約116万円と、ハスラーより割高に見えますが、ハスラーの32.0㎞/Lの燃費性能の最安値グレード「G」は同額の約116万円であることから、実質的な価格的は同じと見て良いでしょう。
燃費の差の原因としてはハスラーとキャストアクティバに約50㎏(大人の女性一人分相当)の重量差があることがありますが、エンジン出力に制限のある軽自動車においては、重量の軽いハスラーは加速などの走行性能の差でも有利になります。
キャストアクティバは、エンジンの回転数を上げ、軽快な走りとスムーズな加速を実現する「Dアシスト」 を装備して走る楽しさを追及し、また、4WD車にダウンヒルコントロールシステムやグリップサポート制御といった、特に雪道対策に力を入れることでハスラーに対抗しています。
ダイハツキャストアクティバ

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ダイハツキャストアクティバ

キャストVSハスラー 収納スペース比較

ハスラーとキャストアクティバはほぼ同寸法のため、荷室の容量自体には差がありません。ただ後席のシートアレンジが異なるために、使い勝手に差が出るようです。後席が前後にスライドする機能は同じなのですが、ハスラーは後席が座面も同時に下がる機構のためにラゲッジスペースが平らになることで、荷物を効率よく積みこむことができ、段差が残るタイプのキャストアクティバとは、実用面で差が出そうです。
ただし、後席の前後スライド両は、ハスラーが16㎝なのにたいしてキャストアクティバは24㎝と8㎝も多く、これを活かした収納方法が可能となるでしょう。その他、荷室のアンダーボックスやシートアンダートレイなど、細かな収納の多さは両車種ともにベースとなったトールワゴン譲りの豊富さで、ありとあらゆるところに収納場所があります。
ダイハツキャストアクティバ

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ダイハツキャストアクティバ

キャストVSハスラー 安全装備・快適装備比較

コンパクトカーの先進安全装備はコストがネックになり、普及がなかなか進みませんが、逆に軽自動車の方が次々に採用し始めています。中でもダイハツの衝突回避支援システムである「スマートアシストⅡ」は、カメラとレーザーレーダー、そしてソナーセンサーの組み合わせにより、いわゆる自動ブレーキ以外にも、車線の逸脱時に警報をしたり、アクセルやブレーキの踏み間違えによる飛び出しも制御するなど、高性能を備えており、キャストアクティバには一部のグレードを除いて標準装備しています。
ハスラーは衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」と「全方位モニター」を装備、キャストアクティバとは異なる方式ながらも同水準の安全性能と言えますが、装備されるのは最上位機種の「X/Xターボ」と高級グレードの「Jスタイル」のみで、「G/Gターボ」はレーダーブレーキサポートとなってしまいます。
ダイハツキャストアクティバ

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ダイハツキャストアクティバ

キャストVSハスラー まとめ

ダイハツキャストとスズキハスラーの比較は参考になったでしょうか。新しいライバル関係となるこの2車は、販売成績でもベース車に取って変わる勢いであり、当分は競い合いながら育つクラスになるでしょう。それぞれに魅力があり、実際に購入する際には、最後は好みで決めざるを得ないほどに、かなり悩むことになるはずですが、試乗をすることでまた違った一面や性格が見えてくるはずです。一方に決める前に是非、乗り比べることをお勧めします。
ダイハツキャストアクティバ

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ダイハツキャストアクティバ

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