2016年6月21日 更新

Uber(ウーバー)CEOトラビス・カラニックの驚きの失敗歴

「Uber」は、アメリカで開発され世界中で利用される人気のタクシー配車サービスアプリです。そんな「Uber」を立ち上げた現CEOのトラビス・カラニックは、それまでに数々の失敗をした苦労人でもあります。ここではトラビス・カラニックの驚きの失敗歴についてご紹介します。

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そもそも「Uber」ってどういうアプリ?

Uber(ウーバー)とは、トラビス・カラニックとギャレット・キャンプが2009年にリリースしたサービスです。主にスマホアプリとして利用されるUberは、タクシーを配車する配車サービスアプリ。50以上の国・地域の約300都市で事業展開しています。日本ではあまり馴染みはありませんが、タクシー配車アプリは世界的に流行しており、そんな業界で随一の知名度を持つのがUberなのです。
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学生時代の苦い経験

世界一ラッキーではない起業家を自認するトラビス・カラニックの最初の失敗として語られるのが学生時代のとある経験です。名門UCLA大学中に友人とP2P系のネットワークサービス「Scour」を立ち上げたトラビス。事業は順調で、有力投資家から資金援助を受けるまでになりますが、その契約条項には「ほかの投資家に事業について話してはいけない」という条項が盛り込まれていました。それを知らずに違反してしまったトラビスは、資金援助を受けた投資家から訴えられる…という失敗を犯したのでした。
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2500億ドルの賠償請求をされ会社が破産

順調に成長を重ねた「Scour」でしたが、P2P系のネットワークサービスは違法ダウンロードも可能なソフトでした。それが原因となり、エンターテイメント業界33社から計2500億ドルの支払い請求を突きつけられます。2500億ドルは日本円にして約26兆円というとんでもない額ですが、当然そんなお金はないので、トラビスは会社を破産させてこのピンチをしのぎました。
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2社目を立ち上げるも共同創業者に裏切られる

新たにRed Swooshという会社を立ち上げたトラビスでしたが、共同創業者が自分を別の会社に売り込むという裏切りが発覚します。それどころか、その出資者は会社の財務担当であるにもかかわらず払うべき税金をしっかりと収めていなかったため、脱税容疑で実刑を受ける寸前までいってしまいます。共同創業者はクビにしていますが、この裏切りがトラビスに与えた精神的ダメージは非常に大きかったようです。
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会社に残った最後のエンジニアを引き抜かれる

前記した未納分の税金を収めるため会社の資金繰りは最悪の状況に。会社は常に資金難状態に陥り、正社員をパートタイマーにしてなんとか修正を図りますが、状況は悪化してついにエンジニアが社に1人に。そのエンジニアも、最後はGoogleに引き抜かれてしまいますが、その退職願はTwitterのメッセージ機能で届いたというのですから…なんとも笑えません。ちなみに、そのエンジニアをGoogleに引きぬいた張本人は以前トラビスを裏切り、心を打ち砕いた共同創業者。こんなところでも精神的ダメージを与えたようです。
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2度の大失敗を乗り越えてたどり着いたUber

2社目に立ち上げたRed Swooshは、結局2007年に2300万ドル(約24億円)でライバル企業であったAkamai社に売却となりました。その後、2009年にギャレット・キャンプと共にUberを世に送り出し今に至るわけですが、その道程は波乱ばかりであったと言えます。在学中に企業をして10年、その10年間に自分に支払われた給料は0であったとトラビスは語り、並々ならぬ苦労をしてきたことが伺えるでしょう。
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自らを世界で一番ラッキーではない起業家と呼んだように、決して簡単ではない起業家人生を歩んできたトラビス。数々の失敗はトラビスにとって大きな経験になったと語り、Uberで直面するいくつかの難題はその苦労に比べたら大したものではないと語っています。グローバルな企業として今も成長を続けるUberは、精力的なトラビスあっての企業ということがよくわかりますね。

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