2016年6月27日 更新

テレマティクス保険とは?

テレマティクス保険という言葉を聞いたことがありますか?テレマティクス保険といわれてもあまりなじみがない言葉かもしれませんが、近年導入する保険会社が増えて注目されている自動車保険の種類です。ここではテレマティクス保険の概要やドライバーにとってのメリットについてご紹介します。

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テレマティクス保険って何?

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テレマティクス保険は走行距離(自動車を走行した距離)や運転行動(アクセルやブレーキをどのように使っているか)などの運転情報をもとに保険料を算出する仕組みとなっています。テレマティクス保険は走行距離連動型と運転行動連動型の2種類があり、それぞれPAYD型とPHYD型と呼ばれています。なお、テレマティクスは通信を意味する“テレコミュニケーション”と情報工学を意味する“インフォマティクス”の2つの言葉から名づけられているようです。

実は結構普及している、実走行距離連動型

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実走行距離連動型といわれてもピンとこないかもしれませんが、あまり自動車を使わない人が安くなる自動車保険があることはCMや口コミで聞いたことがあるのではないでしょうか。このあまり自動車を使わない人が安くなる自動車保険というのがテレマティクス保険の中の走行距離連動型になります。あいおいニッセイ同和損保と損保ジャパン日本興亜が導入しています。よくありますが、契約前に大体の走行距離を申告して保険料を算出する保険会社は多くあります。しかしこの2社が販売している実走行距離連動型の自動車保険は、実際に走行した距離を元に保険料を算出するので正確に保険料に反映させることができます。

ソニー損保が国内初導入!運動行動連動型

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運動行動連動型は安全な運転ができているかによって保険料を決定する自動車保険で、安全な運転をするほど保険料は割安になります。安全な運転といわれても計測が難しいですが、ソニー損保が「やさしい運転キャッシュバック型」という商品として、国内で初めて運動行動連動型の自動車保険を導入しました。ソニー損保では急ブレーキ・急アクセルが少ない運転だと事故の発生率が低いことに注目しました。そのためこの保険では、緩やかにアクセルやブレーキを踏んでおり、車間距離を十分取っている場合にやさしい運転をしているとして保険料をキャッシュバックする仕組みになっています。自動車保険を申し込みをした契約者にドライブカウンタという機器が送られ、機器を補償対象の自動車に設置(工事は不要)することで運転のスムーズさを計測してくれます。

テレマティクス保険のメリット

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テレマティクス保険にはメリットがあります。まず、走行距離連動型であれば休日に少し買い物に行くぐらいで普段はあまり自動車を使っていないという人や、近所に行くときにしか自動車には乗らないという人であれば保険料が安く抑えられます。運動行動型の自動車保険の意外なメリットとしては、運転を監視されているため、安全な運転を心がけるようになるということも考えられます。実際、テレマティクス保険が普及している国では事故が減ったというデータも報告されています。

テレマティクス保険のデメリット

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もちろんテレマティクス保険を選ぶことでデメリットもあります。走行距離連動型であれば走行距離が長ければ保険料は高くなります。そのため、普段から自動車で長距離ドライブをする人や、頻繁に自動車に乗る機会がある人はテレマティクス保険に乗り換えると保険料が高くなる可能性があります。運動行動連動型の自動車保険はドライバーの運転履歴が記録されてしまい、自動車保険会社に伝わってしまうプライバシーの問題が懸念されています。ただ、この問題は現在販売しているソニー損保がドライブカウンタは契約した自動車の位置・速度・映像・音声情報は取得せず、通信機能も搭載していないと発表していますので心配する必要はないでしょう。他にはもともと安全運転をしていて割引率の高い等級が適用されている人の場合はもともと保険料が割安になっているため、テレマティクス保険の割引額には魅力を感じない可能性があります。
いかがでしたか、実際の走行距離が少ない人や安全運転をする人にとってテレマティクス保険は魅力的な保険といえるでしょう。今入っている自動車保険がテレマティクス保険でない場合は自動車保険の乗り換えで保険料を節約できるかもしれません。一度見積もりして保険料を確認してみましょう。

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