2019年1月30日 更新

日産「ノート」|e-POWERやガソリンモデル 特徴 燃費 中古価格は?

日産の人気軽自動車「ノート」の中古価格の相場や各世代ごとの特徴や燃費をまとめてみました。 e-POWERやガソリンモデルも紹介していきますので、購入を検討している方は是非参考にしていただきたいです。

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日産「ノート」とは?

日産ノートとは軽自動車を除く新車乗用車販売台数ランキングで、プリウス・アクアを上回った事もある日産の売れ筋自動車です。

ハッチバックのコンパクトカーであり、競合他社ではトヨタのアクア、ホンダのフィットなどが挙げられます。同クラスの競合他社との大きな違いと言えるものは、日産独自のハイブリッドシステムの導入と、同価格帯で比較した際の先進安全運転技術の違いなどが挙げられます。

この日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」は、電力のみを動力として動き、エンジンは充電用のみに使用します。このe-POWERについても詳しく解説します。

ノート 初代モデル(2005年)

ノート_初代

初代モデルは2005年1月20日に販売を開始しました。原動機は直列4気筒DOHC1.5Lを搭載しています。当時は同カテゴリーの車の中でも排気量が大きく、価格が手頃であると定評がありました。余裕のあるエンジンを搭載する事で、日常運転ではストレス無く軽快に走らせる事ができるでしょう。内装に関しては、ややチープな印象を受けてしまいますが、荷室はコンパクトハッチバックの類ではやや広めとなっている事も特徴といえます。

2008年にマイナーチェンジを実施しました。主な変更点として、グレード形態、フロント廻りのデザイン、内装のカラーリングを変更、そして寒冷地仕様を4WDに標準装備へ変更しました。
ライダーについても同じくフロント廻りの変更と、新たにエンジン・サスペンションを特別にチューンして、ボディ剛性の向上を施したライダー ハイパフォーマンススペックを追加しました。足回りや外装だけではなく、エンジンまでチューンされている点は非常に気になるところではあります。

特別仕様車の15ブラウニーインテリアと15RS/16RZエアロスタイルが新たに追加されました。グレードとしても16Xと16RZが追加されました。マニュアル車の廃止が相次ぐ昨今では珍しいマニュアル車に乗る事ができる点に注目したいところです。

2010年12月にグレード16X以外の2WDすべてのモデルにECOモード機能を標準装備しました。

ノートの中古車の購入を検討している場合、一番お値打ち価格で購入できるのが、初代ノート(2005年)~このマイナーチェンジ以前(2008年)のモデルでしょう。中古車価格の相場は約21万円となっています。そして燃費の方はe燃費で調べたところ、カタログ表記10・15モード燃費18.2~20.0km/L、ユーザーによる実燃費が13.93km/Lとなっています。
そしてマイナーチェンジ以降~2代目ノートまでの2008年~2012年モデルのノートの中古車価格の相場が約34万円となっています。

2代目モデル(2012年~)でフルモデルチェンジ

ノート_2代目

2012年にフルモデルチェンジで2代目ノートがリリースされました。原動機は直列3気筒1.2Lに変更され、NAエンジンとスーパーチャージャーを搭載した二種類と、NISMO Sに直列4気筒1.6Lの3種類に変更されました。ハイブリッドのラインナップが無く2016年に日産独自のハイブリッドシステムであるe-POWERのラインナップが追加されました。

二代目ノートの気になる燃費は、NAエンジンのカタログ表記22.6km/Lの実燃費15.03km/L、スーパーチャージャー車がカタログ表記24.0km/L~25.2km/Lの実燃費16.0km/Lとなっています。二代目ノートは販売開始されてから、想定外の売り上げを記録したヒットモデルでかなり定評のある車種です。

では現行モデルまでの主なマイナーチェンジを確認してみましょう。

2013年にアラウンドビューモニターに移動物検知機能の追加、S、S DIG-S以外の全グレードにエマージェンシーブレーキ パッケージを標準装備しました。先進運転支援システムの強化などで、この変更はネックとなる人も多いでしょう。

2015年にエマージェンシーブレーキとLDW(車線逸脱警報)をメダリスト以外にもX DIG-S シンプルパッケージ、NISMO、NISMO Sを除く全車に標準装備に変更しました。

2017年に新たな設定を見直したインテリジェント クルーズコントロール、インテリジェント LIをグレードブラックアローと、e-POWERメダリストに標準装備と変更しました。

その他2017年,2018年にも先進運転支援システムの改良が施されています。

・現行モデル~2015年モデルの中古車価格の相場約121万円

・二代目モデルチェンジ後~2015年モデルの中古車価格の相場約64万円

ドレスアップモデルも複数登場

ノート_e-POWER

現行ノートのドレスアップモデルはアウトドアモデルのC-Gearなどもありますが、注目したいのは、やはりNISMOとAUTECHでしょう。

NISMOは原動機のチューンなどは施されていないものの、レカロとの共同開発のシートや、NISMO SにBレンジをS、ECOモードにも追加するなど、コーナリングを想定したスポーツ走行を想定した特別なチューンが施されています。またNISMO Sには専用チューンを施した直列4気筒DOHC 1.6Lエンジンが搭載されています。

AUTECHはボディ剛性の向上などの走りを意識した変更もありますが、NISMOとは違った落ち着いた上品な趣きの内装となっています。スエード調のネーム刺繡入りのシート、本革ステアリングなどスポーティと高級感の両方を感じる仕上がりとなっています。

ノート ガソリンモデル

ノート_ガソリン

1.2 L 直列3気筒HR12DE型と、同エンジンのスーパーチャージャーを搭載した2種類のラインナップとなっています。NISMO Sには1.6L直列4気筒HR16DE型が搭載されています。

ノート e-POWER(2016年12月)

ノート_e-POWER

日産独自のハイブリッドシステムであるe-POWERは、電気の充電のみにガソリンエンジンの動力を使い、走行は完全にモーターによるものとなっています。日産ノートのモーターにはリーフに搭載されているモーターが搭載されています。賛否の分かれたリーフのCMでしたが、凄さが分かるCMとしては絶大な効果があったと言えるでしょう。説明は不要の実力あるモーターです。

ガソリンモデルとe-POWERどっちがよい?

では非常に気になるノートガソリンモデルとe-POWER、実際の所どちらがいいのでしょうか。今回比較の為に選んだグレードは最上級グレードに位置するNISMOの価格設定が1つ安いバージョンに位置するメダリスト(FF車)で比較をしていきたいと思います。

〇両者の車両価格・燃費の違い
・ノート e-POWER MEDALIST
新車価格232万9560円/エコカー減税適用後の実質価格223万3360円
【カタログ表記JC08モード燃費34.0km/L~37.2km/L 実燃費21.07km/L】
・ノート
新車価格199万1520円/エコカー減税適用後の実質価格192万7820円
【カタログ表記JC08モード燃費26.2km/L~26.8km/L 実燃費16.46km/L】
〇差額を埋める月間走行距離はどの程度でしょうか
車両価格が高いe-POWERですが、燃費はガソリン車の方が悪いので、購入後のガソリン代の出費でその差は縮まります。しかし、走行距離の程度によってはその差が殆ど縮まらず、結果的に車両価格の安いガソリン車を買った方が良かったという結果になってしまう事もあります。
では、どの程度の走行距離ならe-POWERを購入した方が良いのかという疑問が生じます。あくまでも目安になりますが、計算をしてみましょう。

車両価格での実質価格の差額は29万5540円となりました。e燃費による実燃費の差は4.61km/Lとなりました。e燃費によるガソリン価格推移(2018年12月時点)によるとレギュラー1L/135.9円となっているので、この価格で計算をします。

JAMA(日本自動車工業会)によると、平均の月間走行距離数は350km、年間で4,200kmとされています。こちらを基準に算出してみたいと思います。

(月間走行距離÷実燃費)×ガソリン単価=1ヶ月のガソリン代

e-POWER
(350km÷21.07km)×135.9=約2257円

ガソリン車
(350km÷16.45km)×135.9=約2891円
平均的な月間走行距離で算出した場合、1カ月で634円の差額がでました。年間にすると7,608円になります。10年乗り続けたとしても76,080円となり到底車両価格の差額である29万5540円には及びません。

つまり、並大抵の走行距離ではe-POWERとガソリン車の差額は埋まらないという事になりますので、ハードに車を走行させる人を想定して計算してみましょう。通勤に車を使ったり、社用車として使用した場合に1日平均100km走行したとします。(通勤であれば片道50km)
そして勤務日数を月20日間として考えると月間で2,000km走行する事になります。これで計算してみますと・・・。
e-POWER
(2,000km÷21.07km)×135.9=約12,900円

ガソリン車
(2,000km÷16.45km)×135.9=約16,522円

差額3,622円で年間にして43,464円の違いが出ましたので、5年乗ると車両価格の差は埋まります。かなり走行距離を走る人でないと、差額を埋める事は難しいでしょう。

結論は走行距離が多ければ、5年程で差額は埋まるという事です。

まとめ

日産ノートの初代から現行まで様々な観点から解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。燃費の計算においては、計算上ではあのようになっていますが、部品の点数なども考えると予期せぬ故障なども無いとは言い切れません。

そしてノートに関しては燃費の事も忘れて特別仕様車にしてみたりと、冒険しても楽しいかもしれません。そういう気持ちにさせてくれる車種である事も踏まえて、選択したい車ではないでしょうか。

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