2016年10月19日 更新

自動運転で未来のドライブ 「ハンズオフ」でアメリカ一周プロジェクト

日本や世界で賑わいを見せる自動運転技術ですが、自動運転の一般化へ向けて、新しいプロジェクトが始動しました。「ハンズオフ」でアメリカを一周するというものです。一体、挑戦の具体的な内容とルートとは?ヴァレオのハンズオフプロジェクトをご紹介します。

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ヴァレオ「ハンズオフ」での挑戦

今回「ハンズオフ」の挑戦をするのは、フランスの自動車部品メーカーヴァレオの開発した自動運転技術。これまで他メーカーなどさまざまなメーカーが自動運転技術の試運転を実際の道路で行ってきましたが、今回のヴァレオの試運転は一味違います。距離も期間もこれまでのヴァレオに類を見ない大きな挑戦です。ヴァレオ社において、一部自動運転の最長記録を目指しているのだとか。2106年8月に出発したハンズオフの車がスタート地点に戻ってくるとされているのが2016年9月15日。1ヶ月以上の大きなプロジェクトに世界で注目が集まっています。
「ハンズオフ」での未来のドライブ: ヴァレオ Cruise4U テストカーがアメリカ一周のドライブへ|ヴァレオグループのプレスリリース (55804)

「ハンズオフ」の旅でのテストドライブのルートは?

さて、今回ヴァレオ社の自動運転技術が搭載された車のドライブルートを確認してみましょう。まずは、ロサンゼルスに、2016年1月に実演走行が行われたラスベガス、シアトルとアメリカ西海岸を北上していきます。さらに、シカゴにデトロイト、ボストン、そしてニューヨークとアメリカ北部を横断。さらにマイアミにサンアントニオとアメリカ東海岸を南下したのちに、ロサンゼルスに向けて再び横断していきます。その距離は、なんと13000マイル。20921kmという壮大な旅です。ルートを見て分かるように、本当の意味でのアメリカ一周ということが分かります。
「ハンズオフ」での未来のドライブ: ヴァレオ Cruise4U テストカーがアメリカ一周のドライブへ|ヴァレオグループのプレスリリース (55805)

ヴァレオの自動運転技術で旅の実現なるか…

今回の壮大なプロジェクトで、自動運転技術として搭載されたのがヴァレオの「Cruise4U」という技術です。「Cruise4U」は、高速走行時の他、通常の走行や渋滞時にも対応できる自動運転技術。条件によっては、運転者は自分で運転をできる他、ステアリングの調整だけで車に加減速を任せることができます。長距離ドライブにとってはありがたい技術です。
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自動車部品で知られるヴァレオとは

自動運転技術の確立を目指すヴァレオですが、ここでヴァレオ社の特徴についておさらいしておきましょう。ヴァレオ社は、世界148の生産拠点を構えた大手の自動車部品会社です。これまで発表してきたシステムは、燃費の低減やCO2の削減など、革新的な技術を生み出してきました。そして、これまで開発されてきた技術は、メーカーを越えて、さまざまな車種に取り入れられています。
例えば、パワートレインシステム。車本来のパフォーマンスを損なわずに燃費とCO2の削減を図った技術で、電気自動車にも取り入れられている技術です。エンジンの最適化などから、効率の良い運転を実現しています。
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「ハンズオフ」の旅から予想される今後の自動運転

2020年、2030年と近い将来、車が自動で運転を行う自動運転の確立が予想されています。そして、日本や世界において、積極的に自動運転のテストが行われているのが現状です。しかし、いずれにおいてもまだテスト段階で、一般化していないのが事実。しかし、今回の「ハンズオフ」という一部自動運転長距離の旅が成功を収めれば、自動運転の新たな第一歩として注目されることになるでしょう。それだけ、今回のヴァレオ社の挑戦は、自動運転技術という世界の流れに置いて大きな価値のあるものだと言えます。
gettyimages (55816)
自動運転の確立によって、これまでの人の不注意などによる事故の軽減や運転のさらなる快適さが考えられます。ヴァレオ社の大きな挑戦が無事成功すれば、その革新的な一歩となるでしょう。プロジェクト成功後の今後のヴァレオ社の動きについても期待が寄せられますね。

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