2018年6月23日 更新

「ジレラ」「アプリリア」イタリア生まれのスポーツスクーターがカッコいい!

イタリアンスクーターと言えば「Vespa」(ベスパ)や「Lambretta」(ランブレッタ)など、クラシカルなバイクが有名ですが、実は隠れたファンが多いのが「ジレラ」「アプリリア」などイタリアンメーカーが出すスポーツスクーターです。今回は日本と1~2を争うスポーツバイク大国イタリアのスポーツスクーター、そしてプジョーやキムコなど他海外メーカーならびに国産メーカーのかっこいいスクーターも併せて紹介します。独特のかっこよさを見せるスポーツスクーター達をご覧ください。

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スポーティなバイクを生み出し続けるイタリア

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イタリアは「Ducati」(ドゥカティ)「Moto Guzzi」(モトグッチ) など、優雅なフォルムを持つレーシングバイクのメーカーが多いことで有名です。

また、バイク以外では「Bianchi」(ビアンキ)や「Pinarello」(ピナレロ)、「Colnago(コルナゴ)」、「Masi」(マジィ)といった世界的な自転車メーカーがある国でもあります。

このように、イタリアはモータースポーツだけではなく乗り物全体の競技が盛んな国です。

イタリア人の国民性として職人気質が知られています。納得のいくまで質を追求するスタイルはバイクや自転車に限らず、様々な分野で名品を作り上げてきました。機能だけではなく美しさも両立させて作られたイタリア車は走る芸術品と言えるでしょう。

日本では若者を中心にスポーツバイクが人気。あえて「スクーター」に乗るメリットとは?

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画像は「ヤマハ YZF-R25」
最近ではヤマハ「YZF-R25」やホンダ「CBR400」などスポーツバイクが人気を集めています。
「若者のバイク離れ」が囁かれていますが、まだまだバイク人気は衰えていません。では、バイクの人気が高い中で、スクータ-とも違うスポーツスクーターに乗る意義とは何でしょうか。

実は、スポーツスクーターの良さはバイクとスクーターの良いとこどりをした点にあります。スクーターの乗りやすさ、小回りの良さにバイクのパワーを加えた走り心地が味わえ、さらに、足を揃えて乗るため疲れにくい、重心が安定している、オートマチック車なので操作が簡単と言ったメリットもあります。

これらのメリットを活用して、スポーツスクーターは街乗りからツーリングまで幅広いシーンでの使用に向いています。操作も簡単で値段も手頃なため、どちらかといえばライトユーザーからの人気が高いようです。

イタリアメーカーのおすすめスポーツスクーター

しかし、今回紹介するスポーツスクーターはどれも独特の味わいがあります。様々なバイクに乗ってきたベテランもきっと満足できるでしょう。

ジレラ「ランナー ST125」

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ジレラ社は1909年、 創業者ジュゼッペ・ジレラの名前を取って作られました。

ジレラ社は世界で初めてオートバイを販売したメーカーであり、バイク史に名前を連ねる老舗です。第二次世界大戦後の自動車ブームの影響で業績が悪化し、1969年にピアッジオ社に買収されました。現在ではピアッジオ社の中の一ブランドとして残り、バイクの生産を続けています。
ランナーST125の最大のセールスポイントはその速度です。最高速度110kmに達する性能はパワー不足で悩ませることはありません。

日常で使う分にも頼もしい加速力を体験できるでしょう。スクーターのもっさりした走り方が嫌いな人にはおすすめではないでしょうか。流線型の車体も相まって、ランナーという名前がこの車の全てを表しています。

さらに、14インチのタイヤを使用するなど安定性に配慮したデザインも特徴的です。ブレーキ性能も十分あるため、快適な走り心地を支えてくれるでしょう。

その他、取り回しのしやすさや荷物の収納スペースも十分で、ユーザビリティが高水準にまとまっている車です。シートが高めのため、使う人によっては難儀することもあるようです。ただ、目立った難点はそれぐらいだと思います。

ランナーST125は現在は生産終了しています。中古バイク平均価格は26.5万円、中古バイク価格は19.8万円~29.8万円です。抜群の加速性能を考えれば、お買い得な値段ではないでしょうか。風を切って走りたい方におすすめの一台です。

アプリリア 「SRMax300」

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アプリリア社は第二次世界大戦後に自転車生産から始まったバイクメーカーです。

レーシングバイクメーカーとして高い知名度を確立しており、日本でも高い評価を得ています。

2004年8月からはピアッジオ社に買収され、同社の一ブランドとしてバイクの生産を続けています。アプリリア社のバイクは軽快な走り心地が特色で、加速度がやみつきになることでしょう。
SRMax300は2012年に発売されました。

レーシングバイクメーカーとして名高いアプリリア社のノウハウが詰め込まれたバイクで、素晴らしい加速性能を誇ります。最高速度は140 km/hを記録するため、ツーリングでも街乗りでも快適に走れるでしょう。

さらに、SRMax300のエンジンは250ccバイク並みの出力を持ちますが、スクーターなので車体はバイクよりも小さくなっています。ハンドリングも軽快なため、コンパクトな車体を活かして場所を選ばず走れます。
必見の部分は、シンプルかつソリッドなフォルムです。イタリア車らしい優美な曲線を残しつつ、直線で構成されたラインが停車しているときでも絵になるでしょう。

SRMAX300の新車バイク平均価格は58.9万円、中古バイク平均価格は33.8万円、中古バイク価格は22.8万円~39.8万円です。排気量が同クラスの国産車と比べると、少し値段は高いかもしれません。しかし、性能を考えると、非常にお得な値段だと言えます。アプリリア社謹製の加速性能をぜひ体験してみてください。レーサー気分で街を走れます。

イタリア以外にもある!国産&海外メーカーのスポーツスクーター

もちろんおすすめのスポーツスクーターは、イタリアメーカーだけではありません。

続いては、国産のスポーツスクーターと、他海外メーカーのおすすめスポーツスクーターをご紹介します。

仏プジョー「スピードファイト」

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画像は「プジョー スピードファイト4」
フランスのプジョー社はどちらかといえば自動車部門が有名ですが、実は1898年に世界で初めてのバイクを作ったメーカーでもあります。

現在まで、プジョー・モトシクルはスクーターを中心に生産を続けており、スポーツスクーターも提供しています。
スピードファイトはプジョー・モトシクルが手がける代表的なスポーツスクーターです。

最初のモデルとなるスピードファイトは1997年に発売され、その後フロントパネルやリアパネル、ライトなどを変更したスピードファイト2が2001年に発売されます。2009年にはスピードファイト3が、2014年にはスピードファイト4が発売されました。

現在もスピードファイトはフランス車らしい味を伝えるスポーツスクーターとして世界的に愛されています。
スピードファイトの最大の持ち味はそのモダンなフォルムだと思います。

先鋭的なデザインを嫌味にならずにまとめあげる点はさすがフランス車と言ったところでしょうか。

モダンでありながら可愛らしい外装は使っているうちにどんどん愛着が増していくことでしょう。

走行性能だけに注目するなら、他のスポーツスクーターに一歩譲ってしまうかもしれませんが、デザインに魅了されて使い続ける人がいることも事実です。もしあなたがスピードファイトのフォルムが好きならば、それだけで買う理由は十分です。

「スピードファイト2 100」の中古バイク平均価格は17.3万円で、中古バイク価格 14.0万円~23.0万円です。スピードファイト2は10年以上前の車ですが、色褪せないデザインを見せてくれます。価格も大変お得で、とにかくかっこいいスポーツスクーターが欲しいならおすすめです。

台湾キムコ 「レーシングS125」

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キムコは1963年に台湾で設立されたバイクメーカーです。

キムコという名前は「光陽機車」(Kwang Yang Motor COmpany)の略称からつけられました。自動二輪ではスクーターに限って生産しており、ヨーロッパを中心に高い人気を得ています。
レーシングS125は2016年に発売されました。

そのセールスポイントは剛性の高いボディで、そのため走行時のがっしりした安定性に定評があり、安心してドライブを楽しむことができます。

レーシングS125が高い剛性を実現した秘密はその製法にあります。レーシングS125の車体の「T.H.F(Tube Hydro Foaming)」という作り方で作られており、これはフレームとなるパイプの中に液体を注入し数千トンもの高圧をかけて部材を作る方法です。

この製法によって耐久性の高い部品を作ることができ、また少ない部材で複雑な形状を作れるようになりました。

レーシングS125の新車バイク平均価格は26.9万円です。発売年が新しいため、中古出品は今のところありません。とにかく安定した走りをスクーターに求める方はぜひどこかで乗ってみてください。おそらくあなたの期待が裏切られることはないでしょう。

YAMAHA 「NMAX」「XMAX」

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NMAXはYAMAHAのスクーターシリーズ「MAX」の一モデルとして開発されました。

YAMAHA車の軽快な走り心地はそのままに、さらにコンパクトな仕上がりを見せています。立ち上がりの速度、加速性能、旋回性、安定性などどれをとっても高水準でまとまっており、素直に「買ってよかった」と思える性能になっています。

口コミでは「サスペンションが固い」という意見が目立ちますが、裏を返せば高い安定性を実現できていることでもあります。欠点らしい欠点といえばそれぐらいで、その欠点を補う魅力に溢れている1台です。
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ちなみに、「MAX」シリーズの一つであるXMAXが2018年1月に発売されました。

YAMAHA車のファンなら、ぜひこちらの車種もチェックしてみてください。

XMAXは250ccバイクとして発売され、MAXシリーズらしい高いスペックが評判です。高剛性フレームから生み出される安定感に、十分な出力、さらには目玉となるトラクション・コントロール・システムなどがあいまって、快適な走りができるでしょう。

NMAXよりもう少しパワーのある車が欲しい方は検討してみてはいかがでしょうか。
125ccエンジンを持つNMAX125は2016年に発表されました。2017年にはマイナーチェンジが行われ、名称も「NMAX ABS」に変更されます。

一方、155ccエンジンを持つNMAX155も 2017年にマイナーチェンジが行われました。
両車種のマイナーチェンジが2019年に行われるのではないかという噂もありますが、詳細はまだ不明です。

NMAXの新車バイク平均価格は30.5万円、中古バイク平均価格は26.1万円、中古バイク価格は18.8万円~32.5万円です。ハイレベルな国産車に乗りたい方は迷わず買ってもいい値段でしょう。

ホンダ「RX125」

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RX125は2016年に新大洲本田(ホンダが中国に設立した合弁企業)が発売したスポーツスクーターです。
日本では未発売であり、買おうと思ったら逆輸入車を買う必要があります。ちなみに、車種名の後に「PGM-FI」というアルファベットがついていることがありますが、これはホンダ独自の技術で作られた電子制御式の燃料噴射装置を使っているという意味です。

RX125の走行性能はホンダ車らしい高いスペックを見せています。パワーと安定性は問題が無く、十分なブレーキ性能があります。ややタイヤ性能が甘いという評価が見られるものの、日常的に乗る分には問題がないと思われます。さらに、装備されているNSC125エンジンはそれまでのエンジンよりも出力と 燃費の向上が図られています。

また、RX125はデザインも評価されています。特徴的なV字を描くライト形状やスタイリッシュな外観はかっこいいものです。スピードメーター周りのデザインもサイバーな感じに仕上げられており、気持ちよく使うことができるでしょう。

RX125の新車バイク平均価格は14.8万円、中古バイク価格は13.5万円です。とにかく他にはないバイクを乗りたいという方は試してみてはいかがでしょうか。国産車にはないホンダ車の魅力を体感できると思います。

まとめ

イタリア車を始め、世界各国の優れたスポーツスクーターを紹介してきました。どれも買って損のない車ばかりなので、気に入ったものをさらに調べてみてください。
スポーツスクーターも多様なモデルが発表されており、バイクやスクーターとも違う独自の世界を作っていると思います。

あなたはスポーツスクーターのどういった点が好きでしょうか。

回答は人それぞれだと思いますが、今回の記事でさらにスポーツスクーターを好きになっていただければ幸いです。

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