2019年3月25日 更新

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】

スズキの人気軽自動車「ラパン」の中古価格の相場や年式ごとの特徴や燃費をまとめてみました。 これからラパンの購入を検討している方は是非参考にしていただきたいです。

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スズキのラパン

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】
スズキを代表する軽自動車のひとつとも言える5ドアハッチバック型の軽自動車です。

長い歴史を持ち今日でも日本の軽自動車のスタンダードである「アルト」をベースに2001年にコンセプトカーが発表されました。

正式な車名は「アルト・ラパン」ですが、単に「ラパン」と表現されることが多く販売戦略上は明確に別の車種として展開しています。
コンセプトカー誕生の翌年の2002年には初代ラパン HE21S型が発売され若者を中心に大ヒットとなりました。

ベースとなるアルトは商用車的なイメージや男性的、高齢者ユーザーといったイメージが強くなってきたことで若い女性ユーザーを改めてターゲットとした車として誕生しています。

「ラパン」という車名もフランス語でうさぎを意味する言葉で可愛らしさを表現しています。
他メーカーや現代の車にも大きな影響を与えることとなったラパンは、「シンプル」「ゆるさ」「くつろぎ」「心地よさ」などのキーワードが主なコンセプトとなっています。


単純に移動するための乗り物としての役割から、軽自動車であってもまるで自分の部屋の様なプライベート空間を演出するという新たなステージを築き上げた歴史的な名車です。

現在は3代目まで進化し、基本のコンセプトは踏襲しつつも快適性や走行性能、燃費も含めた車としての魅力をブラッシュアップしながら販売されています。

アルトとアルトラパンの違いとは?

アルトは後の登場するワゴンRと並ぶスズキを代表する軽自動車として現在でも販売されています。

アルトの歴史は古く1979年に登場し(SS30V/40V型)、現在の8代目(HA36S/36V型)まで途絶えることなく生産されています。
そして5代目アルト(HA12S/22S/23S)をベースに完全新規の内外装を与えられ誕生したのが「ラパン」です。

両車両は内外装の違いがメインで、アルトは万人向けの極めてスタンダードなデザインと質感をキープしており、一方でラパンは若い女性を明確にターゲットとしたデザインを採用しています。

車体寸法はラパンの方が若干車高が高いのみでその他はホイールベースも含めて共通です。
ラパンはすべての世代で全高を1550mm以下に抑えることで立体駐車場などにも問題無く駐車可能です。

アルトに比べるとエンジンとトランスミッションの種類は少ないですが、インタークーラーターボモデルや5速マニュアルモデル、4WDもラインナップされました。

例外とも言えるモデルとしてラパンSSと呼ばれるコンパクトなスポーティーモデルが用意され、これは丸目のヘッドランプと専用バンパー、専用グリルなどが採用された“男性向け”のラパンです。
背の高いハイトワゴン系が主流となる中でデザインと性能面を両立したラパンSSもやはりヒットとなりました。

ベースとなるアルトにはスポーティモデルとして「アルトワークス」が歴代モデルにラインナップされましたが、スポーティというよりもワークス直系のレーシングモデルといった位置づけだったため、よりカジュアルでスポーティなラパンSSは今日でも高い人気を維持しています。

なぜ女性に人気?ラパンの魅力

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】
ラパンは若い女性をターゲットとした軽自動車です。
流行に敏感な20代~30代の女性は車に対しても「ファッション」としての意識を持っています。

従来から販売されている「アルト」はこの点においてネガティブな印象が強くなっていました。
軽自動車は各時代のトレンドを反映しやすい車種ですが、背面タイヤを装備するなどのRVブームやスバルのビストロに端を発したクラシックブーム、そしてワゴンRなどのトールワゴンブームなどを経て新たに「かわいい、おしゃれな軽自動車」という時代を築き上げました。

シンプルな四角い面で構成されていながらも、角はしっかりと丸みを帯びさせて、異形ヘッドライトではなく丸目のライトで愛嬌のあるフロントフェイスを与えています。

外装面ではパステルカラーを中心にカラフルなボディーカラーをラインナップして、ホワイトに塗装されたルーフによる2トーンカラーもラパンの登場により人気が再燃しました。

内装面においてもシンプルな造形を基本としてカラーリングにもこだわり、温かみと親しみを感じる仕上げになっています。

シートも無骨なものではなくソファーのような仕立てやカラーとすることでマイルームとしての移動空間を提供しています。


これは2代目以降の日産キューブなどにも大きな影響を与えていると思われます。
女心をくすぐるデザインやこだわりが多数ちりばめられたラパンは、車としての基本性能はそのままにファッション性を大幅にアップさせた魅力的な車です。

初代 スズキ アルトラパン HE01系(2002年~2008年)

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】
初代ラパンはベースモデルのアルトから派生した新規モデルです。
コンセプトカーの登場を経て2002年1月に販売開始となりました。

エンジンやトランスミッション、サスペンションなどのシャシー性能は信頼性の高いベースモデルのアルト用をほぼそのまま流用しています。

最大の特徴は女性オーナーを中心に大ヒットとなったその可愛らしいエクステリアとインテリアです。
シンプルなサーフェイスと緻密な曲線で構成されたボディラインは美しく、内装もカジュアルな印象で若々しさを感じさせます。

男性をターゲットとしたラパンSSや開放的なルーフのキャンバストップなど限定モデルも多数存在する初代ラパンの中古車選びは悩んでしまうことが多いでしょう。

2代目以降は室内空間を重視したことで、デザインがより丸みを帯びましたが初代はクリーンでレトロ感を感じさせるデザインが魅力です。

しかしすでに初期モデルでは15年以上の歳月が過ぎており、マイナートラブルや車としての性能面での古さは否めません。
ターゲットが若い女性であることから、特別なこだわりが無い限りは2代目以降を選ぶことが一般的には無難な選択と言えます。

多少のトラブルや故障も「仕方ない」と許せる寛大な心で付き合える方にはスッキリとしたデザインの初代ラパンはお勧めです。


【スペック】(主要グレード)
ボディサイズ:3395×1475×1505mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1700×1220×1255mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R13 73S(後)155/65R13 73S
エンジン:K6A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ(658cc)
最高出力:54ps(40kW)/6500rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/3500rpm
10モード/10・15モード燃費:19.0km/リットル


【中古車価格帯】
車両本体価格0.1~119.8万円(税別)

2代目 スズキ アルトラパン HE02系(2008年~2015年)

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】
2代目ラパンは初代と似たキープコンセプトのデザインで2008年11月に登場しています。

開発テーマは“グッドデザイン+グッドドライブ”が掲げられより室内空間を広く取ったデザインを採用しボディもやや大柄な印象へ変わりました。
インテリアもアイボリー、ブラウン、ブラックの3パターンから選べるなどカラーコーディネートも愉しめる工夫がされています。

走行性能としてはエンジンは初代モデルの改良型となり加速性能や燃費面で改善されています。
最大の特徴はサスペンション廻りが大幅にリフレッシュされ、より優れた操縦安定性と快適な乗り心地を提供しています。

安全装備においてもサイドエアバッグやカーテンエアバッグが設定されるなど進化しています。
2代目からは現行モデルとの差も少なく、古さを感じることは少ないでしょう。


【スペック】(主要グレード)
ボディサイズ:3395×1475×1510mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1870×1235×1215mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R14 75S(後)155/65R14 75S
エンジン:K6A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ(658cc)
最高出力:54ps(40kW)/6500rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/3500rpm
10モード/10・15モード燃費:24.5km/リットル


【中古車価格帯】
車両本体価格2.8~148.6万円(税別)

3代目 スズキ アルトラパン HE03系(2015年~)

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】
3代目ラパンは2015年6月に登場しました。

完全新設計のシャーシに大幅に軽量化されたボディと相まって操縦性能や燃費性能を向上しています。
またラパンも含めたアルトシリーズとして2016年のRJCカーオブザイヤーを受賞する快挙を達成しています。

さらにカラーデザインが評価され、オートカラーアウォード2015-2016のグランプリにも輝いています。

歴代モデルの中ではもっとも「丸」を意識したデザインが採用されています。
ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、ドアミラーなども丸いデザインとなりフェンダーアーチも樹脂モールとなり丸さを意識しています。
インパネは白木の様な「ナチュラル」とシックなブラウンの「シンプル」の2タイプから選択可能です。

またインテリアもベージュ、キャメル、ブラウンの3パターンを採用しています。

更に先進装備として肌や髪に潤いを与えるナノイー機能搭載エアコンや紫外線や赤外線をカットするプレミアムUV&IRカットガラスをフロントドアガラスに採用しているのも嬉しいポイントです。

ターボエンジンモデルは無くなりましたが、発電&充電で燃費を向上させるエネチャージの搭載やアイドリングストップ機能などにより軽快な走りだけでなく省燃費性能も一級の性能を誇ります。

最大の特徴は近年の自動車に広く普及してきた衝突被害軽減ブレーキ機能(レーダーブレーキサポート)の搭載です。
車両上空から見たような映像を映し出すモニターシステムや誤発進防止機能、滑りやすい路面で効果を発揮するESPなど多数の安全装備が一層楽しいドライブをサポートしてくれます。

まだ価格は高めですが、費用対効果という意味ではコストバリューの高いモデルで、最新型の3代目がやはりお勧めです。
【スペック】(主要グレード)
ボディサイズ:3395×1475×1525mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2020×1295×1240mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R14 75S(後)155/65R14 75S
エンジン:R06A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ(658cc)
最高出力:52ps(38kW)/6500rpm
最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/4000rpm
10モード/10・15モード燃費:29.6km/リットル


【中古車価格帯】
車両本体価格49.5~155万円(税別)

まとめ

スズキのラパン中古価格と相場・特徴紹介【女性に人気】
現行型で3世代に渡って販売されてきたラパンの特徴などについて少しでもお分かりいただけましたか?

女性向けのデザインに優れた軽自動車はこの数年でラインナップもかなり増えました。
しかしボディサイズが大きくなり(あくまでも軽自動車規格の中で)そこまで大きな車体は要らないという方もいます。

車高が高いと室内空間は広くなりますが、安定感や立体駐車場での使い勝手においてデメリットとなることもあります。

ラパンは車高を抑えコンパクトながらキビキビと気軽に走ることができる希少な軽自動車です。
単純に広さだけを追求することなく、こだわりをもったラパンのスタイルに共感を覚える方は是非検討してみてください。

燃費は初代に比べると現行型では1.5倍程度の燃費にまで向上しています。

車は維持費も高い乗り物ですので、環境にもお財布にも優しいラパンで無駄な出費を抑えて、おしゃれにお金を使うのも賢い選択です。

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