2017年5月1日 更新

ペーパードライバーも安心?運転しやすい車選びのポイント

車選びで一番考えるべきなのは、運転のしやすさ。一般的によく言われる運転しやすい車の条件としては、「視界のいい車」「コンパクトな車」などが挙げられますが、しかしこれらのことは考えてみれば当たり前のこと。車特有の条件を加味した上での「運転しやすい車」をご紹介します。

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運転初心者や運転に自信がない方のための車選びで一番考えるべきなのは、運転のしやすさ。どんなに見た目がかっこよく機能性に富んだ車であっても、運転がしにくかったらなんとなく車で出かけるのが億劫になってしまうものです。そして何より、運転のしにくさによって事故を起こしてしまったら元も子もありません。なので今回は、運転初心者はもちろん、免許取得以来あまり運転していなくて運転に不安があるペーパードライバーさん、あるいは高齢の方でも安心して運転できる車の条件をお伝えしたいと思います。

一般的に言われる運転しやすい車の特徴

thinkstock (62843)
一般的によく言われる運転しやすい車の条件としては、「視界のいい車」「コンパクトな車」があります。確かに視界がよく死角が少なければ周囲の状況がよく把握でき、障害物や人の発見なども早くなるため圧倒的に運転がしやすく、また事故の確率を減らすことができます。コンパクトな車というのも小回りが利きそうなイメージなので、日本の入り組んだ道路事情にぴったりなイメージがあります。狭い駐車場や細い路地などであっても、そこまで神経質にならずに運転することができます。
しかしこれらのことは考えてみれば当たり前のこと。
・よく見えれば早く障害物を発見できる
・車体が小さく小回りが利けば狭いところでも入っていける
なんていうのは何も車に限った話ではありません。今回の記事でお伝えしたいのは、車特有の条件を加味した上での「運転しやすい車」です。きちんと車のプロに取材した結果をお伝えするので、参考になること間違いなしですよ。

「小回りがきく」を気にするのであれば「最小回転半径が短い」車を選ぼう!

まず、一般論から。車体が小さくて小回りが利けば、細い路地などでもそこまで気を使わずに入っていくことができます。それは運転しやすい車の条件のひとつでしょう。
では皆さん、車のどこを見て小回りが利くと判断していますか。多くの方は車の全長を見ていると思います。車の長さが短ければその分小回りも利くはずだ、と。はっきりいってそれは間違いです。小回りが利く車を見つける点において、本当に参考にしなければならないのは「最小回転半径」です。これはハンドルを全部切って車を円状に運動させたときの半径をあらわすもの。これが短ければ短いほど、小回りが利く、運転しやすい車になるのです。これはハンドルのセッティング(どこまでハンドルを切れるか等)やホイール間の長さに影響されるので、車体の全長を見ているだけでは判断することができません。
極端な例になりますが、政府関係者や企業役員などの送迎車として用いられることの多いセンチュリーと、イタリアのフィアット500をアバルト社がチューニングしたアバルト500。センチュリーの全長は5,270mmなのに対し、アバルト500は軽自動車に毛がはえたような大きさの全長3,655mmとなっています。しかしこの2台の車、実は最小回転半径が5.7mで同じなのです。ちなみにチューニング前であるフィアット500は4.7mで、日本車でいうとスイフトなどと同じ。これと全長4,695mm、最小回転半径5.0mのハイエースを比べると、車格の差があるのにこれだけの違いしかないことに驚きです。
アバルト500 ベースグレード(アバルト)2015年3月モデルのスペック・カタログ[10097612] | goo自動車&バイク (62846)

この例のように、車の小回りの利きやすさ、すなわち運転のしやすさは車体の全長ではなく最小回転半径を見るべきです。

ボディーとサスペンションのバランスが良い車

ボディーとはそのまま車体のこと。サスペンションとは路面の凹凸などを車両に伝えないようにするためのクッションと、車輪を路面にしっかりと設置させる役割を担う装置。この2つのバランスがいいことも、運転しやすい車の条件になります。運転しやすい車の最低条件として「走る・止まる・曲がる」がきちんとできる車、というのをあげる人がいます。車に詳しくない人は、そんなこと車にとっては当たり前じゃないか、と感じると思いますが、この基本的な動作が過不足なくきちんとこなせるかどうかというのは運転しやすい車を考える上でとても大事なことなのです。
想像してみてください。また極端な例になりますが、ボディの剛性が悪く、車体がへにゃへにゃであるために、発信や停止、カーブのたびにボディが重力の影響で流れて変形してしまう車を。そのたびに体勢を整えなければならず大変ですよね。もちろんこんなことは現実の車ではありえませんが、これに近い、重力によって車体が流れてしまう車があるのです。またサスペンションの調整がうまく言っておらず、路面の凹凸をそのまま座席に伝えてしまう車や、逆に衝撃を座席に伝えまいとするあまり、ふわふわ過ぎる調節をしてしまった車も、運転しやすいとはいえません(運転手ではなく、後部座席に座っているだけなら乗り心地はいいのかもしれませんが)。
要するに、外界からの影響(路面コンディションや重力など)を程よく打ち消してくれる車というのが、ボディとサスペンションのバランスのいい車で、そういった調整がうまく言っている車が運転しやすい車になるわけです。
レンタカーなどでも使われてる、トヨタのヴィッツや日産のティーダですが、実は「走る・止まる・曲がる」をきちんとできる良い車です。この2つは車体もコンパクトで最小回転半径も短いので、総合的に見ても運転しやすい車として運転初心者の方にお勧めできる車なんですね。
余談ですが、ボディーとサスペンションのバランスの悪い車に乗ると、車に酔いやすい人は、コーナリングやブレーキングのたびにおこる微妙な揺れによって酔いやすくなってしまいます。

まとめ

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これまでの話をまとめると、アクセルを踏めば踏んだだけ前に進め、止まりたいときに止まれ、曲がりたいときに楽に曲がれるような「素直な車」が運転しやすい車といえそうです。今回紹介した条件は基本的なものなので、運転に慣れてきて自分の好みがわかるようになってきたら、ディーラーなどに行って試乗を重ねつつ、自分好みの一台を見つけてみましょう。
(佐藤沙雪)

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