ハイブリッドからディーゼルまでラインナップも多彩な新型アクセラの魅力
スポーツコンパクトの3代目となるマツダのアクセラシリーズ。5ドアハッチバック「アクセラスポーツ」、4ドアセダン「アクセラ」チューニングスポーツ「マツダスピードアクセラ」、ハイブリッドモデル「アクセラハイブリッド」と多彩なバリエーションが用意されています。全てのグレードに、アイドリンストップシステム「i-stop」を標準装備。エクステリアは、新世代商品に共通する「魂動-soul of Motion」のデザインテーマのもと、ダイナミックな動きをコンパクトなCセグメントサイズにおいて実現しています。また、走行性能を最優先した新カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT」を採用。車の中でもスマートフォンやタブレットとの常時接続により、情報の取得と発信が可能になっています。さらにディーゼル、ガソリン、ハイブリッドと3種類の駆動方式があるのも、アクセラの魅力と言えるでしょう。

via autos.goo.ne.jp
気になるグレード別の価格と走行性能は?
多彩なバリエーションがあるアクセラですが、それぞれの走行性能や価格も気になるところです。そこでグレードごとに、特徴や価格差を比較してみましょう。
〈エンジンタイプ別〉
クリーンディーゼルエンジン
22XD L Packege/22XD PROACTIVE

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燃費(JC08モード)は19.6km/L(2WD FF AT車)、18.0km/L(4WD AT車)。価格は233万8200円~となっています。実燃費は街乗りで12~17km/L、高速道路では18~24km/Lと、使用環境によって差が出るようです。ディーゼルは巡航時や長距離移動で力を発揮するといえるでしょう。
ガソリンエンジン
15S L Packege/15S PROACTIVE/15S/15C

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上質かつ軽快な走りを楽しめる、高効率直噴ガソリンエンジン搭載のモデルです。価格は182万5200円~。燃費(JC08モード)は20.4km/L(スポーツ2WD AT車)、20.6km/L(セダン2WD)、実燃費は街乗りで10~15km/L、高速道路では15~20km/L程度と報告されています。街乗りが多い人ならガソリン車のほうがコストパフォーマンス的にもよいようです。
20S Touring/20S Touring L Package
15Sとボディサイズは同じですが、タイヤとアルミが15Sの16インチに対し、20Sは18インチとなっています。燃費(JC08モード)は19.0km/L、実燃費は13.46km/Lです。
ハイブリッド
HTBRID-C/HYBRID-S PROACTIVE

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ボディタイプはセダンのみで、価格は250万5600円~となっています。燃費は30.8km/L、実燃費は街乗りで17~19km/L、高速道路では20~23km/Lほどです。他のハイブリッド車と比較すると燃費はやや劣りますが、アクセラは走行性能重視のハイブリッドですから、走行性能を最優先したい人にはおすすめです。
どっちがお得?ハイブリッドVSディーゼルVSガソリン
ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの実燃費を比較してみると、当然ですがディーゼルやハイブリッドのほうが低燃費という結果が出ています。ただし、価格に対するコストパフォーマンスから見ると、ガソリンエンジンの15Sや15Cが、最もコストパフォーマンスがよいといえるでしょう。ガソリン15Cと比較すると、ディーゼルで54万円、ハイブリッドで71万円ほどの価格差があります。この価格差分を購入後回収できればそれほど問題にはならないのですが、使用環境や条件によっては、回収が難しいことがあります。ですから、使用環境・条件、燃費と価格のバランスによって、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドを選ぶことが大切です。
たとえば、1.5Lエンジン搭載のガソリンとディーゼルの燃費から見て、何年くらいで価格差を回収できるかを比較してみましょう。燃料1Lあたりのガソリン価格を123円、軽油価格を103円で計算してみると、走行9万kmを超えるあたりで差額がペイできるので、長く走る予定がある場合は、1.5Lディーゼルを選ぶメリットが大きいといえます。
街乗りメインで燃費重視であればガソリン、長距離移動が多いならディーゼルがよいでしょう。低燃費であることの他に、加速感、給油コストが安いといったメリットをフルに活用できます。ハイブリッドなら、走行性能やオシャレなデザインを重視したい人におすすめです。
まとめ
アクセラの燃費は、使用環境(街乗りか高速か、長距離移動かなど)によっても変わってくるので、一概にガソリンがいい、ディーゼルがいいとは言えません。上記の比較で紹介したように、9万km以上乗るつもりであればディーゼル、それほど走行距離が伸びないのであればガソリンがよいとも言えます。燃費重視か価格重視か、それぞれにこだわる部分や使用環境・条件によって、ベストな1台を選びましょう。
(マジョリティ)
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