2017年7月19日 更新

トヨタの自動ブレーキ搭載車3選 安全度評価は?

事故を未然に防いでくれる自動ブレーキ・ブレーキアシスト機能。いまや各メーカーの新型車に搭載されるのが当たり前になりつつあります。今回はトヨタの自動ブレーキシステムと、おすすめ車種について解説します。

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自動ブレーキ・ブレーキアシスト機能とは

運転中の万が一を防いでくれる【自動ブレーキ】や【ブレーキアシスト機能】。こうした機能は予防安全と呼ばれ、各メーカーが今もっとも力を入れている分野のひとつです。今回は数多くある自動車メーカーでも販売台数でトップを走るトヨタの【自動ブレーキ】【ブレーキアシスト機能】について解説します。自動ブレーキ搭載車から選んだお勧め車種も紹介していきます。
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トヨタのプリクラッシュセーフティシステム

トヨタの予防安全システムはToyota Safety Senseという名称です。【プリクラッシュセーフティシステム】【レーンディパーチャーアラート(車線はみ出し)】【オートマチックハイビーム】【レーダークルーズコントロール】の4機能がその役割を担っています。Toyota Safety Senseには「P」と「C」の二種類があり、比較してみるとPのほうが性能的に充実していますが、その分価格も高く設定されています。この中から今回詳しく見ていくのは最初に挙げた【プリクラッシュセーフティシステム】。要は自動ブレーキのことで、前方にある障害物と衝突しそうだ、とコンピューターが判断したら自動でブレーキがかかる、という機能です。
まず障害物の検知方法からなのですが、ここで早速PとCの違いが出てきます。Pは単眼カメラとミリ波レーダーを利用するのに対し、Cは単眼カメラとレーザーレーダーを利用して検知します。ミリ波レーダーは雨や霧、照明などの影響を受けないため遠くまでレーダーを飛ばすことができる一方、レーザーレーダーは距離においては不向きと言われています。この違いの結果、長距離検知が得意なPでは「歩行者検知」が可能です。
障害物を検知したら、まずブザーやディスプレイ表示などで、運転手にブレーキ操作を促す警告を発します。そこでブレーキを踏むと、通常のブレーキにブレーキアシスト機能によるブレーキが加わり強力なブレーキングになります。このブレーキアシストの対象速度域は、対車両時にはCで30~80km/h、Pで30~最高速度まで(対歩行者時には30~80km/h)となっています。もし警告を出されても気づかない、あるいは運転手が車を制御できない状態にあるなどの理由でブレーキ操作が行われなかった場合、自動ブレーキ機能が作動します。対象速度域はCで10km/h~80km/h、Pで10km/h~最高速度(対歩行者は10km/h~80km/h)です。万が一この自動ブレーキが動作した場合、衝突までに落とせる自車の速度は対車両で40km/h、対歩行者で30km/hとなっているので、もしこの速度以上で走っていたとしたら衝突自体の回避はできません。被害の軽減を図るのみです。ただこれらの値はあくまでもカタログスペックとなっており、コンディションによってはこれ以下の性能しか出せない時もあるので、当然ながら過信は禁物です

ブレーキアシスト・自動ブレーキで衝突回避 「プリクラッシュセーフティシステム」|Toyota Safety Sense P|トヨタの安全安心技術

ブレーキアシスト・自動ブレーキで衝突回避 「プリクラッシュセーフティシステム」|Toyota Safety Sense P|トヨタの安全安心技術
ブレーキアシスト・自動ブレーキで衝突を回避する 「プリクラッシュセーフティシステム」の詳しい機能紹介です。|トヨタ車の安全装備や先進機能、安心のサポートについてわかりやすくご紹介いたします。「トヨタの安全安心技術」

トヨタ 人気のブレーキアシスト搭載車3選

カローラアクシオ

トヨタの看板を背負い続けてきたカローラの血を引くこの車。やはり安全装備面でも充実していて、テストでは堂々の満点を獲得しています。安全装備が一番必要なのは注意力が下がって事故のリスクが大きくなる高齢者。この高齢者層には「車といったらセダン」というこだわりを持った方も多いので、そういった方にはぴったりの一台といえます。小回りも利くので運転しやすいのもポイントの一つです。
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シエンタ

こちらもテストでは満点を獲得している、文句なしの一台。コンパクトカーの取り回しのよさとミニバンの積載性や乗り心地、これらをいいとこ取りしたまさに現代のニーズに合致した車です。このタイプはファミリーカーと呼ばれ、家族や友人など大勢を乗せる機会の多いユーザーを想定して作られています。人を乗せるということはその同乗者の命を預かるとも言えるので、そういった意味からも安全装備は重要だと言えるでしょう。
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プリウス

上記2車種はToyota Safety Sense Cですが、プリウスはToyota Safety Sense Pを搭載。より高性能な安全装備となっています。実際テストでは対車両の衝突回避性能は満点、対歩行者でも25点満点で22.1点の好成績。近未来的なデザインの示すとおり、プリウスは日本のハイブリッドカーを象徴する一台。ハイブリッドはエンジン音がないため歩行者に気づかれにくいと言われており、あまりいいイメージを持っていない方がいるのも事実です。しかし、このような歩行者検知システムが今後さらに進化していけば、ハイブリッドの分野はよりいっそう発展していくのではないか。そんなことも思わせてくれるような車です。
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まとめ

トヨタの安全装備は量販車や大衆車にはC、高級車にはPとそれぞれグレード分けされています。この割り切りは、ターゲットを強烈に意識しているトヨタらしいと言えるかもしれません。そこまで車にこだわりがなく、あまり運転しないような人にとって、高価で高性能な安全装備は必ずしも必要とは言い切れないためです。もちろんほとんどの車種においてToyota Safety Senseはオプション装備なので、まったく必要がないと感じる方もいると思います。ただこういったものは安心や将来への備えの側面が強いので、予算に余裕があるのならつけるに越したことはありません。ただこれだけは忘れないでもらいたいのが、あくまで補助機能だということ。まずは自分で責任と自覚を持って運転席に座るのが第一です。
(まゆきち)

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