2016年4月13日 更新

5年連続販売記録更新!BMWは、なぜここまで人気なのか?

Freude am Fahren。BMWのスローガンです。Freude=喜び・歓喜 am=前置詞 Fahren=乗り物を運転するという意味で、日本語では駆け抜ける喜びと訳されています。正しく運転することを楽しいと感じてもらえる車作りを目指すという姿勢がドライバーから支持されているのではないでしょうか

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BMWの由来

BMWは、Bayerische=バイエリッシェ(バイエルンの) Motoren=モトーレン(モーター・エンジン) Werke=ヴェルケ(ワーク・工場) の各語の頭をとった略称です。日本語に直すとバイエルンのエンジン工場。ダイハツが大阪発動機から来ていることに似ています。彼らがエンジンにこだわりをもっているメーカーであることが名前からも出ています。ロゴマークは、回転するプロペラをイメージし、第二次世界大戦中は、フォッケウルフFw190など傑作機のエンジンを手掛けていました。現在は、イギリス・ローバー社からミニブランドと、ロールスロイスブランドを傘下にもつメーカーとなっています。
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運転する歓びのためにFRレイアウトにこだわる

BMWは、基本的に一貫してFRレイアウトで車を作ってきました。エンジンを縦に置かなければならず、トランスミッションが室内に入り込むため、室内は狭くなりますが、それでも前輪で舵を切り、後輪で蹴りだすという自然なフィーリングに拘りました。しかし、先日X1及び2シリーズが販売され、初めてFF車がラインナップに加わりました。ライバル・メルセデスベンツがモデル拡充を進めるなか、コンパクトなミニバンとしてパッケージングを成立させる為に仕方なかったのかもしれません。
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BMW M3 DTMチャンピオンマシン(1989)

運動性能の向上の為に室内スペースを犠牲に

基本FRレイアウトをとるBMWにとって、フロントにエンジンといった重量物がのるFRは、運動性能を上げるのに駆動する後輪に荷重がかからないのはよろしくありません。そこで、エンジンを可能な限り後方へ下げ、さらにバッテリーなど重量物をトランクに追いやったのです。エンジンを後方に下げることは室内が狭くなることを意味しますが、それとトレードオフしても走行性能を上げることに執着しました。FRレイアウトの普通車が60:40位の前後荷重になるのに対し、BMWは50:50前後を頑なに守っています。
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エンジンにもこだわります

エンジンは以前はシルキーシックスと言われた直列6気筒がBMWの代名詞でした。衝突安全や室内を広くするために、V型エンジンなどに置き換わっていくなか、新車で直6が載るのはBMWとボルボ位になってしまいました。そのボルボも先日直6の搭載は止めるという発表がありました。直6の利点は、「完全バランス」にあります。すべてのピストンがバランス良く動き、振動を相殺し合うため、理論上振動がおきません。回転を上げる程、クランクシャフトの芯が整っていく印象をうけます。また、エンジンが空気を吸うときの負圧による抵抗を減らす為にバルブトロニックというバルブの作用角だけでエンジン回転をコントロールする手法など、革新的なアイデアも多数開発しています。
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革新的な技術

BMWはi3、i8というEVによるシティコミューターとスポーツカーを販売しています。この二台は、バッテリー搭載で重たくなる為、ボディをカーボンファイバーで作成しました。以前からスポーツモデルのMモデルでは、ルーフなど応力のかからない外皮にカーボンを使用することはありましたが、一部高級スポーツカーを除いて、量産車でカーボンのモノコックを使用したのは初めてです。この技術は新型7シリーズにも踏襲され、スチールを基本としたモノコックをカーボンで補強するというハイブリッド構造になっています。また車両情報を手元のダイアル操作で管理できるi-driveなど今日の車では普通に採用されているものの先駆けもBMWでした。
BMW「i」の世界販売、66%増の3万台… i3 は5割増 2015年[写真2] | goo 自動車&バイク (25493)

BMWがドライバーを魅了するのは、運転する歓びを実現する為に開発しているからだと思います。ちなみにベンツは、Das Beste oder nichts(最善か無か)、アウディは、Vorsprung durch Technik(技術による跳躍・前身)となります。走りにふっているのはBMWだけです。

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