2016年8月4日 更新

日産リーフとBMW i3ならどっちが買い?EVの人気車を比較

世界にEV車を普及させる一役を担った日産 リーフとリーフ1強のEV市場に一石を投じたBMWのi3。それぞれの持つ特徴を比較しながら、どんなユーザーにオススメできるのかを解説いたします。

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日産 リーフはこんなクルマ

2013年の登場以来、世界中に電気自動車(EV)とそれに関連するインフラを普及させたパイオニアとして歴史にその名を刻んだといっても過言ではない日産 リーフ。最大30kWhの容量を誇るリチウムイオンバッテリーを搭載し電気の力だけで走る、まさに究極のエコカーです。従来のレシプロエンジンと違い、発進時から最大トルクを発生するモーターから得られる加速感はまさに異次元の感覚です。最近では同社がかつて製造していたスポーツカー、180SXとの加速勝負に勝つCMなどで環境性能だけでなく動力性能も話題になっています。
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BMW i3はこんなクルマ

電気自動車に使用される大容量のバッテリーは同程度の動力性能を持つレシプロエンジンと比べ重いため、トータルの車重でも同クラスのエンジン車と比べて重量が嵩んでしまいます。しかし、2013年にデビューしたBMWのi3はカーボン・ファイバー強化樹脂をふんだんに使用することで車重を1260kgに抑えることに成功。125kWの最高出力(馬力換算で170ps)というスペックを考えると、同クラスのエンジン車にも劣らない軽量さとなっています。また、レンジエクステンダーと呼ばれる発電用のエンジンを搭載したモデルもラインナップ。EV車の弱点である航続距離の短さも克服しています。
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航続可能距離を比較

増えつつあるといっても未だ発展途上である給電施設のことを考えると、EV車を購入する際に一番重要視することはフル充電からの航続可能距離ではないでしょうか。日産のリーフはこれまでフル充電から228kmの走行が可能な24kWhのバッテリー搭載車のみでしたが、新たに280kmの走行を可能にした30kWhバッテリー搭載車をラインアップしました。また、出先ではおよそ30分の急速充電でバッテリー容量の80%が補充できます。対してi3のバッテリー容量が21.8kWhと少し小さめ。しかしながら軽さを活かしてフル充電からの航続可能距離は229kmを誇ります。また、発電用電気であるレンジエクステンダーが装備されたモデルでは300km以上の走行が可能とのことです。
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減税、補助金で比較

リーフの24kWh駆動用バッテリーモデルの場合は車両価格が272万8080円ですが、最大26.4万円のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が出ますので、246万4080円で購入が可能となります。また30kWhモデルは312万2280円の車両価格に対し同補助金が最大33万円適用されるため、279万2280円が購入価格となります。対するi3は車両価格が499万円と高額なため、補助金が23万9000円でますがリーフと比べると少し割高感があることは否めません。なお、リーフ、i3ともに自動車税や重量税といった税金は免除、軽減されるため同価格帯の普通車を買うよりも乗り出し価格は安くなるかと思います。
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こんな人にはどっちが買いなの?

購入後のランニングコストの安さがEV車の魅力の一つと考えれば、安価なリーフはやはり魅力的です。日常のアシとして使用することのみを考えれば、多くの人にリーフがオススメであることは間違いありません。対するi3はその車重の軽さや後輪駆動である点など、アシとしてだけでなく走りの楽しさを求める人にもオススメのできるパッケージングとなっております。また、リーフのバッテリーに大容量のものが追加されたとはいえ、気軽に補充のできるガソリンで充電も可能なレンジエクステンダーを装備したi3の方が長距離をドライブする際にはアドバンテージがあることも確かです。そのため、旅行などで遠出に行きたいという方にはi3の方がオススメかもしれません。
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