2017年8月14日 更新

スピード違反は何点減点で罰則料金?20キロと30キロオーバーの違いは?

やってはならないスピード違反。減点や罰則料金の仕組みを知ることで、改めて安全運転を心掛けましょう。超過速度によって罰則はどう違うのかについても詳しく解説します。

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よく聞く「赤キップ」って何?減点や罰則料金を知っておこう

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車を運転している人の中には、少なからず、スピード違反で捕まった経験がある人がいると思います。決してやってはいけないスピード違反ですが、道が空いていたり急いでいたりして、スピードを出しすぎてしまったということもあるでしょう。渋滞でノロノロ運転が続いた後なども、ついうっかりスピードを出してしまいがちです。事故につながらないように気をつけていても、当然制限速度を守っている状態と比べると事故のリスクが高くなります。
ところで、ドライバーのみなさんは、スピード違反の取り締まりの仕組みを知っていますか? スピードの出しすぎを防ぐ意味でも、取り締まりや減点、罰則料金などについて、知っておくことは大切です。なぜなら、きちんとした知識があれば罰金などが軽くなることもあるからです。
まず、よく耳にする「赤キップ」という言葉。これは「一発免停」「一発免許取消し」のことを言います。スピード違反の取り締まりでは、速度別に違反点数や罰則料金が変わってきます。「一般道路で30km/h以上の超過」「高速道路で40km/h以上の超過」で取り締まりを受けると、6点の加点となって、一発で30日の免許停止となります。その上、刑事処分まで受けるので、「前科」というありがたくないおまけまでついてしまうのです。
また、一般道路・高速道路ともに、「50km以上のスピード違反」で「一発免許取消し」となるのでさらに注意が必要です。免許取消しは、前歴なし(過去3年間に免停・免許取消しの処分を一度も受けていない)の場合、欠格期間(取消し後、再免許試験が受けられるまでの期間)が最短で1年、より悪質なもの(酒酔い運転や麻薬等運転、過労運転等でひき逃げ等)だと10年にもなります。しかし前歴がなくても、過去1年以内に違反歴があると、15km以下の1点のスピード違反でも、免停・免許取消しになることもあります。
つまり、一般道路で30km/h未満、高速道路で40km/h未満の速度超過であれば、違反点数(速度により1点〜3点)と反則金だけで済むので、それ以上のスピード違反とは、大きな差が出てしまうわけです。また、行政処分(反則金)のみで済むスピード違反の場合、裁判にかけられることはありませんが、一発免停・一発免許取消しとなる「赤キップ」を切られる違反は、必ず裁判にかけられることになります。裁判は、ほとんどの場合、違反内容に異議がなければ、裁判所に出頭する必要のない「略式裁判」で罰金が決まります。ただし、80km/h以上のスピード超過の場合は、略式裁判は認められず、公判請求、通常裁判となります。
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免停は文字通り、免許の停止=運転ができないということです。免停の効力は、スピード違反で捕まったときからではなく、後日送られてくる書類に記載している「運転免許停止処分者講習(免停講習)、または出頭して免許証を預けた日」から開始されます。ですから、捕まっても、しばらくは運転できるので、とりあえずそのまま運転して帰ることはできます。また、免停の期間は、違反点数と前歴の回数により、30日〜180日と決まっています。前歴がない場合(ゴールド免許所持)、6点以上で初めての免停になります。免停期間が終わると、累積点数は0になり、前歴が1つプラスされます。

何キロオーバーで捕まる?速度による点数と罰金(反則金)

では、一般道路、高速道路におけるスピード違反の点数や反則金は、どのように定められているのでしょうか。以下にまとめてみましたので、参考にしてください。

一般道路でのスピード違反の点数と反則金

それぞれの速度超過の( )内は反則金
・15km/h未満→1点 (9000円)
・15〜19km/h→1点(12000円)
・20〜24km/h→2点(15000円)
・25〜29km/h→3点(18000円)
・30〜34km/h→6点(ケースに応じた罰金)
・35〜39km/h→6点(ケースに応じた罰金)
・40〜49km/h→6点(ケースに応じた罰金)
・50km/h〜 →12点(ケースに応じた罰金)
30km/h以上のスピード超過から、簡易裁判で罰金が決定されます(赤キップ)。罰金は6〜8万円ですが、ケースにより異なります。60km/h超過で10万円になる場合もあります。

高速道路でのスピード違反の点数と反則金

・1〜14km/h→1点 (9000円)
・15〜19km/h→1点(12000円)
・20〜24km/h→2点(15000円)
・25〜29km/h→3点(18000円)
・30〜34km/h→3点(25000円)
・35〜39km/h→3点(35000円)
・40〜49km/h→6点(ケースに応じた罰金)
・50km/h〜  12点(ケースに応じた罰金)
反則金は「行政処分」のみのペナルティとなり、「刑事処分」の罰金とは区別しています。上記で「罰金」となっているところは、行政処分と刑事処分の両方が科せられることになります。反則金は額が一定ですが、罰金は最高額が決められているだけで、ケースごとに変わってくるので覚えておきましょう。

まとめ

スピード違反以外にも、「一旦停止」を見落としたり、追い越し車線をずっと走っていたりしたときも、交通違反で捕まることがあるので、注意しましょう。どんなに性能のいい車に乗っていても、基本は「安全運転」です。一般道路、高速道路に関わらず、交通ルールを守って、安全に楽しく運転を楽しんでくださいね。
(マジョリティ)
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