2017年12月22日 更新

エンジンがかからない…バッテリーの寿命?原因や対象をチェックしよう

エンジンを掛けようと思ったら掛からない!もしかしたらバッテリーの寿命かも。車のバッテリーが上がる原因や対処法についてお伝えします。

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どうしてバッテリー上がりが発生するの?

バッテリー上がりが発生したとき、あなたはどうしますか?車に詳しい知人や家族に電話する、ロードサービスを呼ぶ、ガソリンスタンドに駆け込むなど様々な方法があると思いますが、実はどれも得策ではありません。なぜならバッテリー上がりというのは準備さえしておけば自分で対処できるトラブルだからです。そこで今回は、バッテリー上がりに直面しても大丈夫なように、その特徴や解決方法をお伝えしようと思います。
そもそもバッテリー上がりというのはどのような状態のことを指すのか、というところから話を始めていきたいと思います。自動車には室内灯、ヘッドライト、モニターパネルなど様々な箇所に電気が使われています。そのための電気はバッテリー内に蓄えられているわけですが、これが空になってしまった状態のことをバッテリー上がりというのです。要は電池切れということですね。
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しかし、電気自動車は別として、自動車にはスマートフォンのように電気を充電することはありません。ではこの電気はどこからきているのでしょうか。実はバッテリーには、車自信で発電した電気を使用しています。車にはオルタネーターという発電機が積まれていて、ここで発生した電力がバッテリーに蓄積されているのです。そしてこの部分がバッテリー上がりを知る上で肝になるのですが、オルタネーターはエンジンの運動によって発電をしています。つまりエンジンが動いていないと充電できない仕組みになっているのです。なので「数ヶ月に渡って車を動かさないとき」や「エンジンがかかっていない状態でのライトやエアコンのつけっぱなし」は、発電していないにも関わらず消費を続けているということ、バッテリー内の電力は減っていく一方なので、最終的にバッテリーが上がってしまいます。「久しぶりに運転しようとしたらバッテリーが上がっていた」「ライトを消し忘れて一晩たったらバッテリーが上がっていた」などのトラブルにはこういった原因があったのです。
そして一番厄介なのは、エンジンをかけるためにも電力が必要ということ。つまりバッテリー上がりを起こすとエンジンをかけることができなくなり、車を動かすことができません。しかし電力を発生させるためにはエンジンを回す必要があります。こうなったら外部電源から充電するしか方法がありません。その充電方法には救援車を頼る方法とジャンプスターターを使用するものの2通りがあります。
救援車というのは自車以外の自走可能な車のこと。その車から電力を分けてもらうのが1つ目の方法です。大層に聞こえるかもしれませんが、プラスとマイナスの2本のケーブルがあれば可能なので意外と手軽にできます。

救援車からの電力をわけてもらうには

手順としては、まず赤いケーブルを救援される車のプラス端子➝救援する車のプラス端子に接続。次に黒いケーブルを救援する車のマイナス端子➝救援される車のマイナス端子の順に接続します。すると電機は電圧の低いほうに自然と流れていくので、救援される車のバッテリーが充電される、というわけです。このケーブルは2本セット2000円以下で買えるので、万が一のために購入して車に積んでおくことをお勧めします。
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ジャンプスターターを利用する方法

次にジャンプスターターを使用する場合です。これは空になったバッテリーにエンジンをかけるための最低限の電気を急速で充電するものです。電池残量が完全に底をついている状態からでも30分ほどでエンジンがかけられる様になるので、こちらも万が一のときに重宝します。使い方も簡単で、赤いケーブルをバッテリーのプラス端子に、その後黒いケーブルをバッテリーのマイナス端子に着けて電源をいれるだけ。ただ難点としてジャンプスターター側に充電がないと使用できない、最低限の電池しか充電できないためジャンプ後30分程度エンジンを回し続ける必要がある、急速充電なのでバッテリーを痛めやすい、と言ったことが挙げられます。
最近ではこのジャンプスターターにスマートフォン等が接続出来るような製品もあり、こういったものは普段はモバイルバッテリー、いざという時にはジャンプスターターとしての活用ができるのでオススメです。ただし、あくまでも応急措置として考えておきましょう。

そのバッテリー、もしかして寿命を迎えている!?

車に積まれているバッテリーと言えども、基本的にはスマートフォンやゲーム機等に使われているバッテリーと変わりません。いつかはバッテリーそのものが劣化します。バッテリーが劣化した状態で使い続けると車自体に色々な悪影響を及ぼしてしまいます。バッテリーの寿命をきちんと見定めて、適切な時期が来たら交換するようにしましょう。
以下の症状が出てきたらバッテリーの劣化を疑ってみてください。
・バッテリー上がりが頻発する
・エンジンが掛かる前のセルが回るキュルキュル音がいつもに比べて長い
・エンジンの回転数によってライトの明るさが変化する
・パワーウィンドウがゆっくり動くようになった
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これらはすべて、バッテリーの電圧低下に起因する症状です。一般的にバッテリーの寿命は3年と言われているので、そのタイミングでこれらの症状が現れたなら、その原因はほぼバッテリーの劣化だと考えてもらって構いません。もちろんバッテリーに悪い行動を取り続けることで寿命が短くなることもあります。度重なるバッテリー上がりや頻繁な急速充電、バッテリーオイルのメンテナンス不足等がその代表例です。それから寒冷地での使用もバッテリーにはよくありません。お住いが寒いところなら、日頃のメンテナンスをきちんと行い、バッテリーの状態を少しでも健康に保つことがバッテリーを長持ちさせるためのコツです。
(まゆきち)

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