2019年5月20日 更新

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】

2012年から「プレオ」の派生車種として作られた、スバルの人気軽自動車「プレオプラス」の人気は今やプレオに負けず劣らずです。今回はプレオプラスの中古価格の相場や年式ごとの特徴や燃費、プレオとの違いなどをまとめてみました。これからプレオプラスの購入を検討している方は是非参考にしていただきたいです。

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スバルのプレオプラス

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】
「プレオプラス」は2012年に初めてリリースされた軽自動車で、もともとスバル(当時は富士重工業)が1998年から販売していた「プレオ」という軽自動車のバリエーションの1つです。

1998年に発売された初代プレオはスバルが製作した車でしたが、2010年に発売された2代目プレオはダイハツの7代目「ミラ」のOEM車両でした。

OEMとは「委託者ブランド名製造」と訳されることもある言葉で、他社メーカーの製品を自社で売り出すことを指します。

そして、ダイハツの「ミライース」をOEM生産した車両が、プレオ2代目のバリエーションである「プレオプラス」として2012年に発売されました。

ダイハツのミラは1980年に初代モデルが発売され、2018年の生産終了まで長らくダイハツのロングセラーとなっていた軽自動車でした。

ミラは使い勝手の良さから高い人気を得ていた車で、一時期はスズキのアルトと軽自動車市場を二分していた車でした。

ロングセラーモデルとして人気を博していたミラに低燃費モデルがバリエーションとして追加されたのは2011年のことでした。
これが「ミライース」で、「イース」とはこのモデルに使われた燃費改良技術である「e:s(イース)テクノロジー」から来ている名前です。

なお、e:sとは英語の「Energy Saving」 の略称でした。
e:sテクノロジーを使用することによって、従来のミラのエンジンよりも燃費性能が40%向上したと言われています。
ミラは小回りが利く扱いやすさと求めやすい価格を持つ良いモデルでしたが、燃費面に不満を覚えるユーザーの声がそれなりに存在していました。

そこに現れたのがミライースで、軽自動車ユーザーたちにミライースは大いに歓迎されます。
ミライースは2012年の年間売り上げではミラシリーズの中で最も多い売り上げを誇りました。

ミラは2018年3月に生産終了を迎え、30年にわたる歴史を終えます。
しかし、ミライースは現在でも販売されており、安価な価格設定と燃費性能の良さから変わらず愛されています。

プレオプラスもミライースとほとんど同じ特徴を持っているため、ミライースの長所をそのまま当てはめることができます。

安く、燃費が良く、扱いやすい軽自動車を求めている方には購入を強くおすすめします。

プレオやミライースと比較してみると?

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】
プレオプラスと、その原型であるプレオ、そしてミライースとはどのような違いがあるのでしょうか。

まず、プレオプラスとミライースの違いはほとんどありません。

プレオプラスはミライースのOEM車両であるため、発売にあたってほとんど違いは持たされていません。
特に機能面では全く違いはなく、塗装のカラーバリエーションがわずかに違うなど細かな変更があるだけです。

プレオプラスとプレオの違いはそのまま元となった車両の違いになります。
前述の通り、プレオプラスはミライースをモデルとしており、初代プレオはスバルの自社開発モデル、2代目プレオは7代目ミラのOEM車両でした。

2代目プレオと7代目ミラの性能はほとんど同じです。

初代プレオは2代目プレオすなわち7代目ミラと比べて、全高がわずかに高い、車両重量が重い、最高出力・最高トルク・燃費性能・最小回転半径で負けているなどの違いがあります。
つまり、全体的に初代プレオよりも7代目ミラの方が性能で勝っています。

そして、7代目ミラの燃費を大幅に向上させたバリエーションがミライースでした。
下記のスペックを見ると、2代目プレオの燃費性能が21.5km/Lである一方、初代ミライースの燃費性能は35.2km/Lです。

計測方法の違いこそあるものの、大幅に燃費性能が向上している点が大きな違いです。

また、2代目プレオの方が最高出力ならびに最高トルクで初代ミライースに勝っているという違いもあります。

中古車価格での違いをあげると、初代プレオが平均19万円ほど、2代目プレオが平均39万円ほど、ミライースが平均69万円ほど、プレオプラスが平均63万円ほどです。

要約すると、プレオプラスはプレオより燃費が大幅に向上されており、ミライースとほとんど同じ車両です。
中古車平均価格はプレオプラスおよびミライースの方が高いため、燃費を気にしない方はプレオを買う選択肢もとれるでしょう。

以下にそれぞれの車両のスペックを記載します。
「初代プレオ(2008年9月モデル、Aグレード、CVT車)」

ドア数:5ドア
乗員定員:4名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,310mm
トレッド前/後:1,290/1,265mm
車両重量:820kg

最高出力:46ps(34kW)/6000rpm
最大トルク:5.9kg・m(58N・m)/5200rpm
種類:直列4気筒SOHC
総排気量:658cc
燃料タンク容量:32リットル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃費:21.5km/L(10モード/10・15モード)
最小回転半径:4.6m
駆動方式:FF
トランスミッション:CVT(無段変速車)
「2代目プレオ(2014年4月モデル、Aグレード、CVT車)」

ドア数:3ドア
乗員定員:4名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,530mm
ホイールベース:2490mm
トレッド前/後:1,310/1,305mm
車両重量:740kg

最高出力:58ps(43kW)/7,200rpm
最大トルク:6.6kg・m(65N・m)/4,000rpm
種類 直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量:658cc
過給機:なし
燃料タンク容量:36リットル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃費:24.0km/L(10モード/10・15モード)
最小回転半径:4.2m
駆動方式:FF
トランスミッション:CVT(無段変速車)
「初代ミライース(2015年4月モデル、Dグレード)」

ドア数:5ドア
乗員定員:4名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,490mm
ホイールベース:2,455mm
トレッド前/後:1,305/1,295mm
車両重量:730kg

最高出力:49ps(36kW)/6,800rpm
最大トルク:5.8kg・m(57N・m)/5,200rpm
種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量:658cc
過給機:なし
燃料タンク容量:30リットル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃費:35.2km/L(JC08モード)
最小回転半径:4.4m
駆動方式:FF
トランスミッション:CVT(無段変速車)

プレオプラスの魅力

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】
プレオプラスの魅力とは低燃費性能、日常の中での使いやすさ、そして高い安全性能の3点にあります。

プレオプラスは燃費が良く、 最も燃費が良いFグレード2WDモデルで35.2km/L(JC08モード)という数値を出しています。
もちろんこの数値はカタログスペックですが、実燃費でも25km/Lほどという高い性能を見せます。

原型となったプレオも高い評判を集めた車でしたが、燃費面での難点を抱えるという点でユーザーを惜しませた車でした。

プレオプラスはプレオの難点を克服できているため、プレオが合わなかったというユーザーにも受け入れてもらえるでしょう。


次に、日常の中での使いやすさという点も大きな魅力として挙げられます。
その最たるものは小回りの良さで、プレオプラスは最小旋回半径4.4mを実現しています。
全長3,395mmという車体の小ささもあいまって路地走行や車庫入れも難なくこなします。

さらにプレオプラスの驚くべき点は、車体が小さいにも関わらず十分な室内空間が用意されている点です。
プレオプラスの車高がは1,240mmと軽自動車の中では低めの数値です。

しかし、前席と後席の間が広めに取られていること、 シートのヒップポイント(着座時の股関節位置)を低く設定してあることでゆったりとした室内空間を実現させています。

そのため、1,500mmという低車高から想像できない居住性の高さが生まれています。

その他にも、バックドアの軽さ、余裕のある荷室、充実した収納スペースなど日常の使いやすさを陰から支えてくれる工夫に溢れています。
実用性を求める乗り方にプレオプラスは応えてくれるでしょう。
最後に、プレオプラスの魅力として高い安全性能があります。

プレオプラスは側面及び前方に備えた骨格構造、 SRS(補助拘束装置)エアバッグなどの安全装備など、搭乗者の生命を守れるよう十分な設計がなされています。

それだけではなく、前面部分に衝撃緩和機構を設けた「歩行者傷害軽減ボディ」を持たせて事故の被害も少なくします。
いつ事故にあうかわからない今日だからこそ、プレオプラスの安全装備が心強い備えになります。

さらなる万一の備えとして、プレオプラスには先進安全システム「スマートアシストⅢ」が装備されています(スマートアシスト対応グレードのみ)。

スマートアシストⅢとは「衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能」、「車線逸脱警報機能」、「AT誤発進抑制制御機能」、「先行車発進お知らせ機能」、「ハイビームアシスト」という一連の機能の総称で、どの機能も事故の危険性を効果的に減らしてくれるものばかりです。

スマートアシストⅢをうまく使えば、あなただけでなくあなたの大切な人の生命も守れるでしょう。

初代モデル 2012年12月~

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】
2011年9月に発売されたダイハツのミライースがOEM車両として、2012年12月にスバル(当時は富士重工業)から発売されたモデルです。
前述の通り、性能はミライースとほとんど変わっていません。

グレードは、エコノミーモデルである「E」、装備がさらに充実した「F」、快適さを高めた「L」、最上級グレードの「G」、そして4WDモデルである「FA」・「LA」・「GA」が存在します。

加えて、「F」・「L」・「FA」・「LA」にはスマートアシスト搭載モデルが存在し、「G」および「GA」にはスマートアシストが標準装備されています。

主なマイナーチェンジは2013年8月と2014年7月の2回行われました。

2013年8月のマイナーチェンジではスマートアシストが搭載された点が大きな変更点です。
さらに、エンジンの設定を見直すことで、2WD車の燃費はそれまでの30km/Lから33.4km/L、4WD車の燃費は27km/Lから30.4km/Lまで向上しました。

2014年7月にはCVTの制御などを見直して、2WD車は35.2km/Lまで、4WD車は32.2km/Lまで燃費が向上しました。

また、この時に従来のスマートアシスト搭載モデルに特殊ガラスと特殊フィルターを組み込んだ「スマートアシストα」グレードが設定されています(2015年4月に名称を「スマートアシスト」に変更)。


初代プレオプラスの中古車価格は19.8~110万円です。
価格帯の後半はスマートアシスト搭載車両で占められているため、先進安全システムを使う予定がない場合は安く求められます。

多彩なボディカラーが用意されていたモデルだったので、色にもこだわって選んでみましょう。
「初代プレオプラス(2014年7月モデル)」

ドア数:5ドア
乗員定員:4名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,490mm
ホイールベース:2,455mm
トレッド前/後:1,305/1,295mm
室内長:1,920mm
室内幅:1,350mm
室内高:1,240mm
車両重量:730kg

最高出力:49ps(36kW)/6,800rpm
最大トルク:5.8kg・m(57N・m)/5,200rpm
種類:直列3気筒DOHC12バルブ
総排気:658cc
燃料タンク容量:30リットル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃費:35.2km/L(JC08モード)
最小回転半径:4.4m
駆動方式:FF
トランスミッション:CVT(無段変速車)

二代目モデル 2017年5月~

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】
2017年5月に行われたミライースのフルモデルチェンジに合わせて、プレオプラスもフルモデルチェンジされました。

フルモデルチェンジに合わせて車体フレームや車内配置の見直しが行われました。
これらの再設計により80kg車体重量が軽くなり、乗り味の向上などにつながっています。

フルモデルチェンジに合わせてグレードの統廃合が行われ、「E」グレードが廃止された他「FA」などの4WDモデルは無くなりました。

2代目からは、一つのグレードの中から2WD車と4WD車を選べるようになっています。

燃費性能は基本的に初代モデルの後期型と変わりませんが、「Lスマートアシスト」と「Gスマートアシスト」グレードの燃費が1km/L落ち込み、34.2km/Lになりました。

2代目プレオプラスの中古車価格は64.8万円~117万円です。
基本的には初代モデルと同じく、スマートアシスト搭載車の値段が高めです。

しかし、年式や装備などの関係で、スマートアシスト搭載車でもお得に買える車両が存在します。
「二代目プレオプラス(2017年5月モデル)」

ドア数:5ドア
乗員定員:4名
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,500mm
ホイールベース:2,455mm
トレッド前/後:1,305/1,295mm
室内長:2,025mm
室内幅:1,345mm
室内高:1,240mm
車両重量:650kg

最高出力:49ps(36kW)/6,800rpm
最大トルク:5.8kg・m(57N・m)/5,200rpm
種類:直列3気筒DOHC12バルブ
総排気:658cc
燃料タンク容量:28リットル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃費:35.2km/L(JC08モード)
最小回転半径:4.4m
駆動方式:FF
トランスミッション:CVT(無段変速車)

まとめ

スバルのプレオプラス中古価格・特徴紹介【燃費が良いと話題】
ミライースとプレオプラスのはっきりわかる違いはエンブレムです。最後にどちらを買うかはメーカーへの思い入れで決まりがちです。

スバル派を自認するあなたはぜひプレオプラスの購入を検討してみてください。

スバルのクラシックなエンブレムはコンパクトなプレオプラスによく映えます。
スバルを愛するのであれば、スバルのエンブレムの輝く車体を前にすれば、買ってよかったと確かに思えるでしょう。

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