2019年1月6日 更新

2ストのバイクから離れられない方へ!おすすめ中古バイク4選【中型編】

国内では生産が終了した2ストロークのバイク。しかし、2ストのバイクに昔から強く憧れていた!という方も一定数はいるはずです。こちらの記事では、2スト4ストの違いからおすすめしたい2ストのバイクを紹介し、中古車価格を併せて掲載しています。

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2スト、4ストってどんな違いって?メリット&デメリットとは?

2ストロークエンジン(2スト)は、古い日本の軽自動車や2輪の世界に採用され、ほとんどの原付が2ストだったのですが、現在は環境保護の観点から減少傾向にあり、国内のバイクではもう製造することができません。

2ストがどのようなものであるのか?なぜ採用されていたのか、考えてみたことはあるでしょうか。

結論からいうと、2ストロークエンジン(2サイクルエンジン)は爆発までの流れが、「2工程(ピストン1往復)」で一連の流れを完結するエンジンであり、4ストロークエンジンと比べて、シンプルかつ低排気量で高い出力が得られる点に魅力あります。

4ストが、4工程(吸気→圧縮→爆発→排気)を行うのに対して、2ストは「吸気+圧縮、爆発+排気」を同時に行う2工程です。

このことは、2ストが4ストに比べ、同じ排気量であれば「ピークパワーが高い」という特徴にもつながり、さらにコンパクトに軽いエンジンを作ることが可能です。

2ストは以下「上昇工程」「下降工程」に分けられます。
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上昇工程

上死点にピストンが移動することで、クランケース内&シリンダーに新たな混合気を送り込みながら、混合気を圧縮します。(混合気とは、空気とガソリンが混ざったものなのですが、2ストの場合はオイルも混ぜています)

下降工程

混合気(圧縮したもの)を爆発させ、下にピストンを押しさげ、さらに排気を行います。

4ストと比べて、2ストがどのようなメリットやデメリットがあるのかについては、下記となります。

◎メリット

・軽く小さく作れる
・コストダウンできる
・修理や整備が簡単にできる
・4ストと比べて、同排気量であれば出力が高い

◎デメリット

・排気音が大きい
・オイル代がかかる(オイルを燃やしているため)
・オイル管理を定期的にできなければ、焼き付き等を起こして故障の原因となる

このように、4ストと比べて2ストは出力が高い点から、50cc~400ccのバイクで多く使用されていましたが、排気ガスの有害物質が多いため(オイルを燃やしているため)、平成18年から新たに2ストが登場することはなくなりました。

2ストバイクは、「小型でありながら高出力」で「パワーの爆発力」が評価されており、現在でも根強いファンが多くいます。エンジンを高回転域からブイブイ言わせたいのであれば、2ストバイクを選択する価値はあるといえるでしょう。

それでは、2ストのおすすめバイクを紹介しますので、参考にしてください。

2ストのおすすめバイク1・ ヤマハ RZ250

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RZ250はどんなバイク?

◎RZ250はどんなバイク?
1970年代、自動車排出ガス規制が北米を中心に強化されていく中、2ストの使用が厳しくなっていきました。このような背景をバックに当時最後の2ストモデルを作るという思いから誕生したのが「RZ」です。Rは、本来であれば350ccをヤマハ社内で意味している記号なのですが、あえて使用し、「Z」は水冷という意味と、最後の文字から転じて「究極の」という意味も込められています。

エンジンは、ボア・ストロークの水冷2ストローク並列2気筒のレイアウトを採り、当時では同排気量ではトップとなる35psを発揮。当時の最新アイテムを装備し、初期型のホワイトモデルのパールペイントは、とくに美しい輝きを放ちます。(以前はソリッドホワイトである)

250ccのバイクでありながら、400ccクラス以上(排気量4スト)に渡り合える性能であったことも魅力的なポイントです。

「2スト・ピュアスポーツの集大成」というコンセプトで開発された「RZ250」。1980年8月にRD250の後継として登場し、発売当初は大ヒットを記録(14700台)し、購入者が後を絶たなかったRZシリーズは、ヤマハ製2ストスポーツバイクの代名詞でもあるといっていいでしょう。

発売当初のバイクは、30年以上の時が経っているため、程度のいいものは高額(100万円前後)になるようです。メンテナンスのことも含め、古いバイクを購入する際には、信頼することができるバイクショップから購入することをオススメします。

RZ250は人気のバイクであるため、中古平均価格は高めですが60万円前後の価格帯も出回っています。
エンジン:水冷2ストローク ピストンリードバルブ 並列2気筒
排気量:247cc
最高出力:35ps(26.0kw)/8500rpm
最大トルク:3.0kg・m(29.4N・m)/8000rpm
発売開始年:1980年

中古平均価格:86万円

2ストのおすすめバイク2・ ホンダ NSR250R

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『NSR250』('93)
NSR250Rは、大きく

MC16(第1世代)
MC18(第2世代)
MC21(第3世代)
MC28(第4世代)

の4世代に分けることができます。ここでは、4つの車体形式に分けて特徴や価格相場を見ていきましょう。

◎NSR250R MC16型(1987年)

MC16型(1987年)は、軽くて頑丈な「目の字」断面構造のアルミフレーム「クランクケースリードバルブ式水冷2ストローク」で、90゜V型2気筒エンジン(MC16E型エンジン)は、基本MC28まで同じとなっています。つまり、完成度の高いエンジンは初期型にしてすでにできていたということになります。

このV型エンジンは、軽量コンパクトで「振動を大幅に低減」。これにより、大きく操縦性に影響しています。

すでにRCバルブ(排気時期を制御)もすでに採用されており、中低速域~高速域まで扱いやすくムラの少ないバイクとなっています。

・NSR250R「MC16型」の価格相場

30年以上のバイクであるため、状態の良いものを見つけるのは難しいかな?と思われるかもしれませんが、案外多く見つけることが可能です。外装がキレイで価格も目をむくような値段ではない(35万円台もある!)ため、お買い得といえるでしょう。
◎NSR250R MC18型(1988~1989年)

MC18型は、急に見た目が垢抜けたデザインとなりました。さらに、エンジンはコンピュータ制御(PGM)となり、最高出力は60馬力。(当時は馬力規制がなかった)

さらに、MC18型の勢いはとまらず、また翌年にモデルチェンジを実施。スタイリッシュにするためカウルのデザインが変更され、エンジンは新型キャブレターと点火時期を見直した「PGM-Ⅱ」で制御。しかし、馬力規制が入るようになったためエンジンの最高出力は過激なものではなくなっています。(しかし、50馬力以上はでる)

・NSR250R MC18型の価格相場

MC18型は「最強のNSR250R」といわれ、一番人気は規制前の1988年式モデルで100万円以上も確認することができます。しかし、スタンダードのモデルで1989年式であれば50万円以下の車体がありますので、お買い得といえます。
◎NSR250R MC21型(1990~1993年)

NSR250Rは、ガルアームを採用し、排気の高効率化とチャンバーレイアウトの自由化に成功した。

エンジンは、主要部分(クランクケース、クランクシャフト、シリンダー、シリンダーヘッド)を新設計してさまざまな制御ができるようになった「PGM-Ⅲ」。(1993年式には更に馬力規制がかかり40馬力におさえられているが、チャンバーの変更で解消することは可能です。)

・NSR250R MC21型の価格相場

MC21型は完成度が高いといわれており、速くて乗りやすく、価格の高騰が続いています。また、販売期間も1990~1993年と長いため部品も手に入りやすい点も魅力的で、100万円を超える車体も多くあります。
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NSR250('01)
◎NSR250R MC28型(1994~1996年)

最大の特徴は「プロアーム」と呼ばれている片持ちのスイングアーム。エンジンは「PGM-Ⅳ」。(コンピュータの演算処理能力が高まり、8bit→16bitになっている)

・NSR250R MC28型の価格相場
MC28型は100万円以上の車体が出始めており、どこまで値上がりしていくか今後は分からない状況にあります。
全体の平均価格は58万円とお求めやすい価格となっていますが、世代により相場は大きく変わりますので注意しましょう。

2ストのおすすめバイク3・カワサキ KR250

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2ストはなぜ気持ちよく走れるのだろうか? ズバリ言えば、低速系の粘りと中高回転時のシャープな吹き上がりといえる。とくにこれは、60年代からカワサキが好んで採用しているロータリーディスクバルブにしかできない味といえます。

1984年、タンデムツインエンジン(直列2気筒)に、リードバルブ方式&ロータリーディスクを採用した「KR250」が誕生しました。

翌年には、「KR250S」と早くもマイナーチェンジし、低中速域での出力特性の向上となっています。(排気デバイスKVSSを装備)また、1988年「KR」はフルモデルチェンジをし、エンジンは全く別物に変更された「KR-1」が誕生。(パラレルツイン)さらに翌年には、KR-1S・KR-1Rへと進化しています。(フレーム・足回り・エンジンの見直しがされている)

このように「KR」シリーズは「タンデムツイン」→「パラレルツイン」へと進化をしていきました。

1984年に発売のKR250は、レーサーモデルKR250(KR350)のエンジンレイアウトを意識したもので、249㏄で180度タンデムツイン2ストローク水冷エンジン(2つのシリンダーを前後に配置する独特なエンジンのレイアウト)この独特のエンジンにパワーは45馬力、足回りは3段階調整を備えたフロントフォーク。5段階調整と4段階の衰退力調整を可能にしたリアショック等、高性能を存分に発揮するための機能が奢られている。
エンジン:水冷2ストローク ロータリーバルブ タンデムツイン2気筒
排気量:249cc
最高出力:45ps(33kw)/10000rpm
最大トルク:3.7kg・m(36.3N・m)/8000rpm
発売開始年:1985年
中古平均価格:54万円
中古のKR250の台数は比較的少なく、価格は35万円~75万円となっており、走行距離も1万キロ台のものが多く、まだまだ走れるバイクが揃っているため、おすすめできます。

2ストのおすすめバイク4・スズキ RG400γ(ガンマ)

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RG400rは、スズキがバイクメーカーとして持っている技術を惜しむことなく投入し、速く走るために製造されたバイクです。この頃の(1980年代の)2ストレプリカマシン群の頂点に君臨していたバイクといっていいでしょう。

RG400rは、同じ400ccクラスのバイクの中で最も高いパフォーマンスを発揮し、乗りやすいエンジンの特性&操縦性を実現。

最高出力は59馬力であるものの、軽量化へのこだわりが功を奏して、快適な走りを実現しています。とくに、常にスムーズなパワーデリバリーは、ピークパワー時も扱いやすいスロットル特性を実現。コーナリング中に深いバンク姿勢を取った時でもアクセルコントロールが容易な点もポイントといえるでしょう。

さらに排気量をアップしたRG500rも魅力的ではありますが、RG400rには高回転時のエンジンの扱いやすさから生まれる排気量を超えた「驚く速さ」があります。また、当時のスズキ車の中でハンドリングの安定性もきわめて高かったこともあり、「乗りやすいバイクこそ速さに直結する」ということを知らしめた存在でもあります。
エンジン:水冷2ストローク ロータリーピストンリードバルブ スクエア4気筒
排気量:397cc
最高出力:59ps(43kw)/9000rpm
最大トルク:4.9kg・m(48.1N・m)/8500rpm
発売開始年:1985年
中古平均価格86万円
やはり、乗りやすく速いバイクだけあって価格も69万円~99万円と高めです。カスタムや最終モデルまで見ることができる今が手に入れるチャンスといえるでしょう。

最後に

今回は、2ストのバイクの中型を厳選し、紹介させて頂きました。

2ストは4ストと同じ排気量であっても軽量で扱いやすいですし、その爆発的な加速力は、4ストでは味わうことのできない大きな魅力といえるでしょう。独特の甲高いエンジン音や乾いたアイドリング音は、やみ付きとなる人も多くいます。ビューンと加速していく甲高い音を体感したいという方に、おすすめすることができるバイクです。

気になる車種がありましたら、是非チェックしてみてくださいね。

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