2017年4月8日 更新

運転支援技術に注目 高齢者におすすめの車はこれ!

近年日本で増えているのが「高齢者による事故」。そこで今回は、高齢者による事故のリスクを下げるためにどんな車を選べばいいのかということを中心に、高齢者の危険運転や事故の対策、高齢者が運転しやすく乗り降りしやすい優しい車、といった視点で、高齢の方でも運転しやすい車を紹介していきます。

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近年日本で増えているのが「高齢者による事故」。特に最近大きく報道されるようになったこともあり社会問題となっています。対策としては高齢者が運転をしなくてもいいような社会を作ることが一番なのですが、なかなかそこまで追いついておらず、生活のために車を運転せざるを得ない方がたくさんいる、というのが実情です。そこで今回は、高齢者による事故のリスクを下げるためにどんな車を選べばいいのかということを中心に、高齢の方でも運転しやすい車を紹介していきます。

自動ブレーキで高齢者でも安心して運転!

高齢者による事故を予防する意味で一番手っ取り早いのが、運転支援技術を搭載した車に乗ること。現在では数多くの運転支援技術が開発・研究されていますが、中でも重要視したいのが自動ブレーキ。これは車体の前方に人や障害物を検知した際、状況に応じてブレーキがかかり停止するというもの。もし停止できずに衝突してしまったとしても、衝突時のダメージの大きさは衝突時の速度に比例しますので被害の軽減を図ることができます。高齢者の運転で心配なのが注意力と反応速度の低下。歩行者を発見できない、あるいは発見できても咄嗟に回避行動に移れない、という不安をカバーするシステムです。
とはいえこの自動ブレーキ、まだまだ完全ではありません。自動ブレーキが作動するには各メーカーの定める対応速度域内での走行が条件となり、この速度を超えていた場合には自動ブレーキは発動しません。なので自動ブレーキが装備されているからといってスピードの出しすぎには注意が必要です。また自動ブレーキの用いている技術によっては先行車両に弱い、障害物に強い、歩行者は検知しにくいなどの特性があるので、予算や車のデザインなどと併せて十分に吟味しましょう。もちろん自動ブレーキを含めて、運転支援技術というものはあくまで「運転支援」のためのもの。自分が十分注意を払った上で、注意の及ばない危険を察知してくれるものなので、過信は禁物です。
高齢者が運転する車選びのなかで、安全性能と並んで大事にしたいのが使いやすさ。趣味のための車で荷物がたくさん乗るような車がいいのか、あるいは買い物に行くのがメインで荷物の積み下ろしが楽に行える車がいいのかなど、用途によって最適な1台はさまざまです。しかし高齢者が日常的に利用する、ということを考えたときに共通して言えるのは「乗り降りのしやすさが大事」ということ。車高の高い車だと乗り降りのたびにステップに足をかけ、手すりにつかまる必要が出てきます。また、足を引っ掛けたり滑ったりした場合、高さがある分怪我のリスクが高くなるので、いくら見た目が気に入ったとしても購入は控えましょう。また車高が低い車も乗り降りの際に必要以上に腰をかがめなくてはならないので要注意。車体に比べてフロアが低い車の場合には地面とフロアの間のステップが思っている以上に乗り降りの邪魔になることも。いずれにせよ試乗してスムーズな乗降ができることを確認しましょう。

高齢者にオススメの車 2車をご紹介

ハスラー

積載量を売りにしている軽自動車。普段使いやちょっとした買い物にはもちろん、趣味の釣りやアウトドアにも対応できるほど荷物の積み込みができます。気になる安全性能ですが、JNCAP予防安全性能アセスメントででは最高ランクを獲得するなどその性能は折り紙つき。2つのカメラで前方の障害物を検知するデュアルカメラブレーキサポートは、5km/h~100km/hと幅広い速度域で作動するので、頼りがいがあります。
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カローラ アクシオ

トヨタセーフティセンスCという赤外線レーザーと単眼カメラを利用して前方の状況を感知するシステムを搭載しています。トヨタのロングセラー商品であるカローラの血を引いているだけあって、堅実な車作りがされている車です。車といったらやっぱりセダン、ハッチバックやコンパクトカーにはどうしても乗りたくない、という方にお勧めです。JNCAP予防安全性能アセスメントでは満点を獲得しているので、こちらも十分にその実力が認められています。
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ヒヤッとすることが増えたら、そろそろ運転から卒業

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運転支援技術がいくら発達しても、完全自走運転が実現してそれに伴う法整備が完了しない限り、万が一事故を起こしたときに責任を取るのは自分です。普段どおり運転しているつもりでも歩行者の発見の遅れやアクセルとブレーキの踏み間違えなど、ヒヤッとする瞬間が起こり始めたら、運転できないように免許を返納してしまうのが得策です。最近では地方自治体ごとに免許返納を推し進める政策を展開しており、その中にはタクシーやバスなどの交通機関を割安で利用できるような優遇措置も含まれている場合があります。こういった制度を上手に利用できれば、意外と車がなくても不便に思わずにすむかもしれません。事故というのは起こしてから後悔してもどうしようもありません。事故を起こす前に、運転から卒業する勇気も必要です。

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