2016年3月4日 更新

排気量によって税金は違う!排気量別自動車税まとめ

自動車は乗ると燃料代やオイル・タイヤその他消耗品で維持費がかかりますし、定期的にやってくる車検でも費用が発生します。また、万が一の為に保険代も必要です。そして、一年ごとにやってくる自動車税。今回は、こちらを排気量別に比較します。

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唯一の例外、軽自動車税

軽自動車のエンジン
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軽自動車のエンジン
660ccのエンジンを搭載する軽自動車においては、自動車税ではなく軽自動車税として区分されます。納付先も国ではなく市町村であり、地方税として扱われます。

軽自動車税は660cc以上のエンジンを搭載する車に課せられる自動車税と比較して割安であり、2015年4月1日以降に登録された新税率適用の車両においても自家用乗用車(5ナンバー)で10800円、自家用貨物(4ナンバー)で5000円といった低額に設定されています。

地味ではあるが経済性抜群の1000cc未満

1000ccのエンジン
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1000ccのエンジン
660ccを超えると自動車税の適用となり、先ずは1000ccまでが一区切りとなります。このクラスでは自家用が29500円、事業用が7500円です。この段階で既に軽自動車の3倍近い税額となり、軽自動車人気が容易に納得できます。

以前ですと1000ccクラスは小型車のベースとして多くの車種が展開されていましたが、安全性や快適性を求めた結果ボディが大型化し、合わせてエンジンの排気量も上がった為、今ではあまり見る事の無いクラスとなりました。

しかし軽自動車には無いゆとりを兼ね備えており、実燃費も良好なことからトータルでの維持費を安価に抑えるには好適なクラスだと言えます。

コンパクトカーひしめく1000cc以上1500cc以下

1500ccのエンジン
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1500ccのエンジン
ここから500ccごとに自家用では5000円ずつ増額となっていきます。1000cc以上1500cc以下のクラスでは自家用34500円、事業用8500円です。

維持費と取り回しの良さと走行性能のバランスから、軽自動車に次ぐ人気のクラスとなっており、各社車種の展開には力が入っています。また、一般的にコンパクトカーと言われるのはこのクラスまでとなっています。

最近ではミニミニバンと言われる、コンパクトカーながら多人数が乗れる車種も人気が出ています。

今も昔もスタンダードな1500cc以上2000cc以下

2000ccのエンジン
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2000ccのエンジン
自家用39500円、事業用9500円。このクラスはスポーツカーもミニバンもSUVも豊富に存在し、一部ですがコンパクトカーの車体ににこのクラスのエンジンを搭載したホットモデルも存在します。

エンジンの能力に余裕が生まれる分、ミニバンでもセダンでもSUVでもボディがミドルサイズとなり、走行性能に加えて居住性能の余裕が生まれてくるクラスです。また、道路や駐車場が狭い地域の多い日本では、このクラスまでが一般的に丁度良いサイズの多いクラスとされています。

更なる余裕が生まれる2000cc以上2500cc以下

2500ccのエンジン
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2500ccのエンジン
自家用45000円、事業用13800円。このクラスはミドルサイズとラージサイズの橋渡し的存在でもあり、ミドルサイズに余裕を持たせる意味でエンジンをこのクラスに設定する場合と、大型サイズの下限として設定される場合が見受けられます。

しかし、海外に目を向けてみるとこのクラスが標準的な排気量として設定されていることが多く、日本車でもグローバルモデルは最初からこのクラスに最適化して開発されるケースも増えてきました。

結果として、現在では日本においても増えてきているクラスです。

ラージサイズが増加する2500cc以上3000ccc以下

2600ccのエンジン
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2600ccのエンジン
自家用51000円、事業用15700円。エンジンの能力が上がる分、ボディも相当に大型化してくるクラスです。ミニバンもステーションワゴンもSUVもラージサイズとなり、スポーツカーも迫力のあるサイズとなります。

しかし、高級志向が高まり経済性よりもプレミアム性が求められる傾向にあるラージサイズのクラスでは、より大きな排気量のエンジンを搭載するケースが多く、現在ではラインナップ的に少々寂しいクラスとなっています。

一つの分岐点3000cc以上3500cc以下

3500ccのエンジン
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3500ccのエンジン
自家用58000円、事業用17900円。日本におけるラージサイズの車では、現在はこのクラスが標準クラスとなっています。ボディの大型化に伴った部分と、他社との差別化を図ってエンジンを大排気量化してきた結果です。

性能的には当然余裕があり、大型で重量の重いボディを、大きなトルクでグングン加速させます。また、その分アクセルの踏み込みが少なくなり、小排気量のエンジンを搭載した下位グレードよりも実燃費で勝るケースがあります。

いざプレミアムの世界へ3500cc以上4000cc以下

3800ccのエンジン
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3800ccのエンジン
自家用66500円、事業用20500円。ラージサイズの大きくて重いボディであろうとも、例外を除けば3500ccまでで性能的に大きな不満は出ません。よって、それ以上のクラスでは余裕を超えたプレミアム性を付加することが念頭におかれ、コストパフォーマンスという言葉を気にしてはいけないゾーンに突入してきます。

世界的に見るとミニバンのプレミアム性というのは限界があり、貨物車を除いてはスポーツカー・セダン・ステーションワゴン・SUV・クロスカントリー等の高級車がひしめいてきます。

8気筒は当たり前4000cc以上4500cc以下

4400ccのエンジン
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4400ccのエンジン
自家用76500円、事業用23600円。この辺りからV型8気筒エンジン、通称V8エンジン搭載車が増えてきます。V8エンジンだから特別何が凄いという訳ではありませんが、プレミアム性の表現としては、その響きに何となく心躍る人も少なくないと思います。

V8は昔のイメージで言えばアメリカ車の象徴であり、雄々しさを期待するエンジンでしたが、現在ではその多気筒が生むスムーズさや滑らかさが求められ、ユーザーの欲求を満たしています。

フルサイズの巣窟4500cc以上6000cc以下及び6000cc以上

4500cc以上6000以下の自家用は88000円、事業用27200円。6000cc以上は自家用111000円、事業用40700円。排気量の括りが急にジャンプアップしたことからも言えますが、必要以上のものが全て詰め込まれる、プレミアムの中のプレミアムなクラスです。

スポーツカー・セダン・ステーションワゴン等では弩級のエンジン性能が与えられ、SUVやクロスカントリーでは超重量級の車体を地平線の彼方まで進め、アメリカ市場においては、日本では一般的でないビッグサイズのピックアップトラックやミニバンを走らせています。
自家用と事業用では税金の額が大きく違うことから、あえて商用車を日常ユースとして使ったり、条件はありますが、商用登録し直して使うケースがあります。また、近年ではハイブリットやダウンサイジングターボエンジンの採用も増えていて、排気量だけで車の性能を推し測るのは難しくなっています。

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