2016年5月8日 更新

自賠責保険と任意保険の違いは?

自動車を運転する場合、自動車保険に加入します。自動車保険には、自賠責保険と任意保険があります。この2つは何がどのように異なるのでしょうか。今回は、自賠責保険と任意保険の違いについて解説します。

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1.強制加入かどうかが異なる

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交通事故の保険には自賠責保険と任意保険があります。この2つは、強制加入かどうかという点が異なります。
自賠責保険は、自動車損害賠償保障法という法律によって加入が義務づけられている保険です。加入は義務ですので、自賠責に加入していなければ、罰金などの罰則を受ける可能性があります。自賠責に加入しないことは違法行為になるということです。
これに対し、任意保険への加入は任意です。加入が任意だから任意保険と言われるのです。
任意保険に加入していないからといって、処罰を受けることはありません。

2.自賠責保険では物損は賠償されない

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交通事故の損害には、物損と人損があります。物損とは、交通事故によって自動車が破損するなどの物的な損害が発生する場合です。
自賠責保険では、この物損は賠償されません。自賠責で賠償されるのは人身損害のみです。
これに対して、任意保険の場合には物損も補償の対象になります。
任意保険の対物賠償責任保険に加入していれば、交通事故で相手の車を破損した場合などにも賠償金が支払われます。

3.自分の損害が賠償されるかどうか

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自賠責保険と任意保険の違いは、自分の側の損害が賠償されるかどうかという点でも異なります。
自賠責保険は、被害者に対する最低限の補償を目的にしています。よって、自賠責保険で補償されるのは相手方の損害だけです。自分が怪我をしても、自賠責保険から保険金が支払われることはありません。
これに対して、任意保険の中でも搭乗者傷害保険や人身傷害補償保険などに加入していれば、自分の損害も補償されます。

4.賠償金額が異なる

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自賠責保険と任意保険では、賠償金額が全く異なります。
自賠責保険は最低限の補償しかしないので、賠償金額はとても低いです。たとえば、自賠責保険の場合には傷害に対する補償は120万円までしか出ません。死亡慰謝料も、本人の分と遺族の分を合わせても1000万円に届きません。
これに対して、任意保険なら対人無制限にしておけば、損害がいくらになっても全額支払いが受けられます。

5.自賠責保険だけでは不十分!

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以上のとおり、自賠責保険は最低限の補償しかしてくれません。自賠責保険にしか加入していなければ、いざ交通事故に遭ったときに十分な補償を受けることが出来ません。
たとえば、相手方が死亡した場合などには数千万円や1億円を超える賠償が必要になることもありますが、自賠責では1000万円程度にも届かないのです。この場合、足りない金額は自腹になってしまいます。このようなことになったら、大変ですね。
自賠責保険だけでは不十分なので、任意保険に加入しておく必要性は高いと言えるでしょう。
今回は、自動車保険の中でも自賠責保険と任意保険の違いについて解説しました。
自賠責保険では、最低限の補償しかありません。
自動車を運転する場合には、必ず任意保険にも加入するようにしましょう。

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