2019年3月22日 更新

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】

車を走らせるためになくてはならないのがオルタネーター。もし壊れてしまったら車としての機能はなくなってしまいます。どんな状態になったら交換しなければならないのか。また料金はいくらくらいかなどをご説明します。もちろん定期的に行いたい簡単にできる点検方法もお教えしますので、ぜひ参考にしてやってみてください。

9,202 views

オルタネーターってなに?

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】
一言で言うと交流電力を作り出す発電機のことを言い充電器の役割も果たしています。
ですから車以外にバイクや小型飛行機などにも使用されています。

エンジンがかかって回転が始まると、それを動力源にして発電が行われます。
交流電力は直流に変わってバッテリーやコンデンサに蓄えられ、走行することはもちろん、ライトやオーディオ・エアコンなどの電気系統を使ったりすることでも消費していきます。

オルタネーターは回転速度が高くなれば高い電圧を作り出してしまうので、電圧レギュレータで一定に保たれています。
古くはオルタネータではなくダイナモが使用されてきましたが、現在ではハイブリッドカーを除いてほとんどがオルタネータになっています。

これは構造が簡単でありしかも高性能で、アイドリング中の発電もできるようになっていることも使用理由の一つだと言えます。

オルタネーターの構造と仕組みについて

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】
オルタネーターは自動車やバイクなどの発電機のことで、ちょうどモーターのような形をしています。
オルタネーターはエンジンが回転することで回され、それで発電するという仕組みです。
つまりエンジンがかかっている間はずっと発電し続けているんですね。

そしてオルタネーターの発電量はエンジンの回転数に比例しています。
(1000回転でおよそ10Vという感じです。)

また車を走行させるには交流の電力のままではなく直流に変えなければなりません。
その時に活躍するのがダイオードというパーツで、全波整流で変換をします。

また出力軸の回転をそのままオルタネーターの回転にする場合や、ベルトとプーリーによって伝達する場合があります。
1回転、3か所で発電するオルタネーターはとても効率良く機能しますが、回転が多くなり出力が上がったままの状態を防ぐために、ボルテージレギュレータという電力を一定に安定させている制御装置が働き、常に14V位になるようになっています。

これって故障なのかな?

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】
オルタネーターが故障すると発電されなくなるので、最悪の場合エンジンがかからない状態になってしまいます。
でもバッテリーに電力があるので、即停止ということにはなりませんが長い時間の走行は無理で、しばらくしたら止まってしまいます。

でもその前に「もしかしたら故障しているのかな?」と予想できることがあります。

それは警告灯が点灯することです。
赤く光るのですぐ異常を察することができると思いますよ。

他にも「キュルキュル」という変な音に気がつくこともありますが、よく聞いていないと自分の車か他の車なのか判断がつかないこともあるので、安全な場所に移動して確認するのが良いでしょう。

また電気系統が不安定になってライトの明かりが弱くなったり強くなったりしたり、オーディオの音が大きくなったり小さくなったりすることもあります。

これらも故障の前兆と言えるので注意しましょう。
つまり警告灯はあくまでも最悪の場合であることを知っておくといいと思います。

オルタネーターの点検方法について

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】
オルタネーターが故障してしまうと大変なことになるので、定期的に点検することをお勧めします。
ご自身で把握しておこうと思われる方は、操作は意外と簡単ですし、必要物品も少なく安上がりですので、チャレンジしてみてください。

では点検するには何が必要なのか?

それは「バッテリー&オルタネーターチェッカー」です。

これは1,000円から2,000円程度でカー用品店やホームセンターなどにも置いてあります。
これを使えばオルタネーターやバッテリーに流れる電力を測ることができます。

実際に点検するためにはバッテリー&オルタネーターチェッカーの端子をバッテリーにつなぎます。
そしてランプの点灯状態を確認します。
(3個とも点灯すれば正常です。)
そしてオルタネーターの点検に移り、車のエンジンをかけます。

そしてバッテリー&オルタネーターチェッカーのランプを確認するのですが、3個のランプが全て点灯していたら、電圧量が多すぎることを示しています。

正常時にはオレンジだけ、あるいはグリーンとオレンジだけが点灯します。

この点検で異常が見られたら、すぐにディーラーなどのプロに点検を依頼してください。

交換の時期はどんな時?

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】
車のパーツはやはり消耗品なのでファンベルトなどは使用期間が長くなってきたり、長距離(50,000kmから100,000km程度)の走行をした場合などは、どうしてもベルトが劣化してきている可能性があるので、交換を考えなければならないと思います。

またオルタネーターそのものの交換時期は車の使い方に大きく関係してきますが思ったより意外と長く使えて、走行距離が150,000kmくらいでも全然平気というケースも増えてきています。

ですが車のパーツの異変は何が原因で起こるかわからないので決して楽観視せず、先ほども述べましたが点検で異常が見られたり、また警告灯がついてしまったり、さらに車検などで指摘された場合は即交換しなければならないことを、しっかりと念頭に置いていてください。

重要な部分なので未然に事故を防ぐためにも、交換の時期が来たら素直に従いましょう。

交換にかかる料金はいくらくらい?交換方法は?

まず料金について。

ファンベルトの交換だとそれほど高くなく3,000円から5,000円、それに工賃がかかります。

でもオルタネーター本体の修理となると。。
やはり高くなります。

新品を使うと部品代が50,000円から100,000円、それに工賃ですからちょっと戸惑ってしまいますよね。


そんな時に便利なのがリビルド品と呼ばれる修理・点検済みの優良な中古品です。
これだと20,000円から50,000円の部品代と工賃で済むので、かなりお得です。

あと最近ではネットなどで本当に中古のオルタネーターを購入するケースもあると思いますが、どんな状態のものなのか判断がしにくく交換しても何も変わらなかったりして、交換してしまってから後悔することにもなりかねません。
ですからお勧めはリビルド品ということになります。

そして万が一中古のオルタネーターをネットなどで購入した場合、工賃を浮かすために自分で交換しようとするのは絶対にやめて下さい!

交換方法ですが基本的には故障している古いものを外して、新しいものを固定するだけなのですが、いくら調べて行ってもバッテリーの取り外し・車内配線ファンベルトの付け外しなど微妙な調整が必要となってくるので、どんな部品を使う場合でも必ずプロに依頼して交換してください。

まとめ

オルタネーターの交換時期・値段【点検方法も解説】
長く車を運転している人でも案外知らないのが、オルタネーターの名称やその存在そしてオルタネーターが発電機だということです。

バッテリーとも連動していてその役割はとても重要であり、走行できるかどうかという部分を担っていますが、表に出てこないパーツなんですね。

でもそれはともかくオルタネーターの異常が見られたら本当に大変で、車検でチェックされる時はもちろんですが、自分でも気がつく前に定期的に点検をしておくと良いでしょう。

点検をしておくともし本当に異常があった時の修理料金も安く済むかもしれません。

大事な車を大切に使うためにも必要な操作が簡単にできるので、すべてのドライバーに定期点検をお勧めします。

関連する記事 こんな記事も人気です♪

車のオイル漏れ、点検するにはどうしたらいい?

車のオイル漏れ、点検するにはどうしたらいい?

ふと自宅の駐車場を見てみたら、地面に黒いシミがべったり着いていた、という経験はありませんか?オイル漏れは放っておくとエンジンが焼き付いてしまう原因となってしまうので、できれば自分で対処したいですよね。今回はそんなオイル漏れの点検方法と対処法をご紹介します。
goo自動車&バイク | 7,348 views
ご存知ですか?車の点検にかかる費用と期間

ご存知ですか?車の点検にかかる費用と期間

車に乗っている人なら誰でも知っているはずの「点検」にも種類があります。安全・快適なドライブを楽しむために必須な点検の期間や費用など詳しく調査しました。また、初心者でも簡単にできるオイルやバッテリー、タイヤなどのメンテナンスから、少し高度な空気圧やブレーキなどの点検まで、必要な点検項目や内容、方法について解説します。
goo自動車&バイク | 4,585 views
車のキズ修理・傷消しのおすすめな方法とは?

車のキズ修理・傷消しのおすすめな方法とは?

うっかり愛車に傷をつけてしまった! こんな時ショックですよね。修理をするほどではない細かな傷なら、自分で傷消しに挑戦してみましょう。この記事ではの傷の消し方、おすすめのコンパウンドやペン、スプレーを一挙ご紹介。ワックスやコーティングで傷が目立たなくなることも! 難しい黒や白いボディのキズの消し方も伝授します。
goo自動車&バイク | 8,559 views
外車に乗る時は注意!部品代が高いメーカー3選

外車に乗る時は注意!部品代が高いメーカー3選

日本車とは違う外車特有のフォルムや雰囲気。皆さんの中には「外車に乗ってみたい!」と感じる方もいると思います。ですが、注意したいポイントがあります。それが「部品代」です。国産車と異なり外車は高額になります。そこで、外車の中でも部品代が高額なメーカーを紹介していきます。
goo自動車&バイク | 6,023 views
オイル交換っていつすれば良い?オイル交換の時期と方法

オイル交換っていつすれば良い?オイル交換の時期と方法

車は法律で毎年定期に検査を受けなければなりません。そこで気になるのが金額です。金額の中で、オイル交換の費用が馬鹿にならない割合を占めています。オイル交換は、なぜ、そんなに頻繁に交換しなければならないのでしょうか?
goo自動車&バイク | 1,996 views

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Car-iの最新情報をお届けします

Twitterでgoo自動車&バイクをフォローしよう!

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

goo自動車&バイク goo自動車&バイク