2016年5月23日 更新

PHV(プラグインハイブリッド)のおすすめ人気車種5選

今や様々な種類のあるエコカー。ハイブリッドカーと電気自動車のいいところを合わせたPHEVの魅力を紹介します。

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HV車で人気のプリウスやアクアにもPHV車がカタログモデルとしてラインナップされているため、PHV車をすでに身近な存在だと答える人が多いかもしれません。それに対して、最近話題のPHEVにはどんな特徴があるのか、PHVとPHEVの間にはどんな違いがあるのかを説明できる方はまだまだ少ないのではないでしょうか。どのメーカーの車種があるのかご存知ですか。PHEVのすごさと、PHV・PHEVのおすすめ人気車種5選を紹介します。

PHEVってどんな車?

PHEV車の特徴やPHV車との違いを理解するために、HV車(ハイブリッド車)、PHV車(プラグインハイブリッド車)、PHEV車(プラグインハイブリッド電気自動車)の3つを比較してみましょう。HV車は電気とガソリンを燃料に使って走行し、電気モーターだけの単独走行も可能です。しかし、PHVやPHEVに比べてモーター単独での走行距離は短いのが特徴です。また、積載しているバッテリーに外部電源から充電することはできません。HV車に該当する車種は、トヨタのプリウスHVなどです。一方、PHV車は、モーターでの単独走行の走行可能距離は、HV車より長く、PHEV車より短いのが特徴です。またHV車とは違い、積載しているバッテリーに外部から充電することも可能です。ただし、充電できるのは自宅での普通充電のみです。PHV車に該当する車種は、トヨタのプリウスPHVです。
PEHV車は、モーター単独走行の走行可能距離は3車中もっとも長く、走り方によってはEV(電気自動車)に匹敵する使い方も可能です。積載しているバッテリーはPHV車と同様に自宅での普通充電が出来ることに加え、外出先での急速充電にも対応しています。PHEV車に該当する車種は、三菱のアウトランダーPHEVです。PHEV車は、EV車とPHV車の良いとこ取りのような車であるといえます。
アウトランダーPHEV Gプレミアムパッケージ(三菱)2014年9月モデルのカタログ[10093112] | goo自動車&バイク (31741)

やっぱりこの車なしでは語れない トヨタ プリウスPHV

プリウスPHVの身内といえるプリウスHVは、今やトヨタを代表する看板車種であり、販売面でもトヨタの売上を支える花形車種です。それに対してプリウスPHVは、プリウスHVの出来が良すぎることと価格がHVより高いことがネックになり、販売面ではプリウスHVに押され気味です。そう考えると、プリウスPHVの成功は、他メーカーのPHV車との争いよりも、プリウスHVとの違い、優位性をユーザーにどうアピールできるかに掛かっていると言えそうです。しかし、PHV車と聞いて真っ先に思い浮かべられる車両はプリウスPHV、という方は多いのではないでしょうか。
プリウスPHV G(トヨタ)2015年6月モデルのカタログ[10098169] | goo自動車&バイク (31738)

非常用電源としても使える大バッテリーを搭載 三菱 アウトランダーPHEV

アウトランダーPHEV Gプレミアムパッケージ(三菱)2015年7月モデルのカタログ[10098030] | goo自動車&バイク (31734)

三菱のアウトランダーPHEVは、現状では国内唯一のPHEV車であるためライバル車が不在であると言えます。そんなアウトランダーPHEVですが、なんといっても一番の魅力は満充電の状態で一般家庭の一日分の電力が賄えるほどの大容量のバッテリーを積載していることでしょう。電力は1500Wとなっており、これは住宅の壁にあるコンセント1個分に相当します。つまりアウトランダーPHEVがいれば、ドライヤーはもちろん、ホットプレートにIH炊飯器、電子レンジと、自宅で使っている家電が外で使えてしまうのです。これだけの家電が使えるとアウトドアでも大助かりですね。また、スキーや釣りなどに出かけて車中泊をする際には、エンジンをかけずに車のエアコンを使用することも可能です。ちなみにガソリン満タン状態で発電すると10日分の電力が確保できるのだとか。レジャーや災害時の非常用電源として大活躍間違いなしです。

最高級セダンにも導入 メルセデス ベンツS550 e long

プリウスPHVやアウトランダーPHEVは、より燃費をよくすることに重点を置いたPHV・PHEVシステムといえます。それに対してベンツS550 e long に採用されるPHVはダウンサイジングされたV6ターボエンジンにモーターの出力を加えることで、燃費の改善はもちろんの事、V8大排気量エンジンのようなスムーズな走行性能の実現にも一役買っています。実際、ガソリンエンジンモデルの4.7L V8ツインターボが455馬力なのに対してPHVのエンジン+モーターのシステム出力は442馬力と動力性能において引けを取っていません。環境問題を意識しながらゆとりある走りを楽しみたいという人にとって、S550 e longはおすすめのモデルです。
Sクラス S550eロング(メルセデス・ベンツ)2015年8月モデルのカタログ[10099273] | goo自動車&バイク (31731)

BMWの基幹モデルとなりうるか!? BMW330e

BMWの中核モデル3シリーズに待望のPHVが登場しました。330eの由来は3シリーズ、3.0Lエンジン並みの動力性能を有する電動駆動(e)から来ています。燃費やその他環境性能が良いのはもちろんのこと、よりドライビングプレジャーを意識したモデルのようです。2.0Lのガソリンエンジンに電気モーターと8速ATを組み合わせ、システム出力は252馬力/最大トルク420Nmのハイパワーを誇ります。そのおかげで0-100km/hの加速は6.1秒という高タイムです。これはベースモデルである320iや320dと比較しても、1秒以上速いタイムになります。320i SEの車両本体価格が427万円なのに対して、330eの車両本体価格は554万円。120万円近い価格差がありますが、動力性能のゆとりが欲しい、燃費と環境性能を重視している、最先端の車を運転したいという顧客層から注目を集めそうです。
3シリーズ 330e Mスポーツ(BMW)2016年1月モデルのカタログ[10102077] | goo自動車&バイク (31728)

プラグインハイブリッドのスーパーカー BMW i8

i8 ベースグレード(BMW)2015年10月モデルのカタログ[10100335] | goo自動車&バイク (31725)

近未来を描いたSF映画からそのまま飛び出してきたかのような卓越したデザイン、扉の開閉はウイングドア、圧倒的な動力性能、まさにPHVのスーパーカーです。圧倒的な低重心を生み出すボディは2層構造になっています。ボディ下部をアルミ合金で、上部を超軽量カーボン素材で構成し、エンジン、バッテリー、ドライブトレインなどの重量物をすべてボディ下部に搭載することで低重心化を図っています。これにより、重くなりがちなPHV車の車重を1.5tに抑えることに成功しています。1.5L直噴ターボエンジンと電気モーターを組み合わせたシステム出力は、最高出力362馬力、最大トルク570Nmを発揮し、0-100km/hをわずか4.4秒で加速してしまうという速さです。一度は乗ってみたい車ですね。
いかがでしたか。かつては選べるモデルが少なかったPHV車ですが、コンパクトカー、SUV、セダン、高級車からスポーツカーまで様々なジャンルに拡大しています。また、レジャーや災害時に大活躍しそうなPHEV車も、これからますます車種が増えていくことでしょう。車選びがますます楽しくなりますね。

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