2019年5月17日 更新

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】

アイドリングストップには、燃費の節約や燃費向上に有効と言われています。アイドリングストップが搭載されている車には、メリットやデメリットも沢山あり使い方によっては車の寿命を縮めてしまうケースもあるので、自分で機能をキャンセルする方法もあります。 環境にやさしいと言われてるシステムですが、実際の所どうなのかを徹底解説していきます。

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そもそもアイドリングストップとは?

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
無用なアイドリングを行わないのが、アイドリングストップです。
信号待ちや駐停車などの時に、エンジンを停止させ「燃料節約」と「排出ガス削減」などの効果があります。

信号待ちや渋滞の時に、エンジンを停止する事によって燃料消費を抑える事ができるので、燃料の節約にも役立ち、CO2排出量を削減する事もできるので、環境にも配慮されています。

アイドリングストップがまだ無い時代では、自動車メーカーがドライバーに自主的な呼びかけをしていました。

エンジンの停止・再始動が自動的に行われる機能を搭載した車は、乗用車で4代目モデルのクラウンが世界で初めてになり、2代目モデルのスターレットにもエコランシステムと言った名所で搭載しました。

2003年には、ヴィッツのCVT車に世界初の全自動式Dレンジアイドリングストップシステムを搭載しました。

環境問題に対しての意識の高まりや1988年に施工されたアイドリング規制(自動車排出ガス規制)を受けて、自動的にアイドリングストップを行う自動車のラインナップが増えていきました。

アイドリングストップの目的とは?

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
アイドリングストップ機能がある場合、停車時間が長くなればなるほど燃料の節約になります。
経済的にも優しく、排出ガス削減の効果があります。

排出ガス削減とは、自動車から「有害物質」が排出され一酸化炭素や炭化水素や窒素酸化物など、沢山の有害部室が含まれる排ガスは大気汚染の原因にもなっています。

環境や人体にも悪影響を及ぼす可能性があると問題視されていた対応策の目的で登場したのが、アイドリングストップ機能です。


燃費も一緒に向上する事ができるとメーカーでは大々的に宣伝していますが、アイドリングによってメーカーでの燃費測定時の数字は高い数字を出すことができます。

燃費数字が高くなればなるほど、エコカー減税・グリーンカー減税などの目標を達成し国からの補助金を受ける事ができ販売側も買う側どちらにもメリットが出てきます。

燃費向上には本当に有効?

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
アイドリングストップが搭載されている、軽自動車やコンパクトやSUVなど様々な自動車に装備されていますが燃費に本当に有効なのか疑問を持っている人は少なくないでしょう。

停止時間が何秒以上になれば効果が出て、燃費の消費を抑える事に繋がりトータルバランスで見れば、環境を守る事ができて、かつ年間の燃料代の節約にも繋がる事は理解できますが、あやふやな点もあります。

アイドリングストップの効果が出る条件は、一定以上の停止時間で再始動で必要とするエネルギーよりアイドリングのエネルギーが大きくなるので燃費を良くすることができます。
しかし、エアコンやパワステやトランスミッションなどの機能もエンジンが停止すれば止まり、始動すれば再び動きだすのでエネルギーが必要となり見えないところで消費しています。

エネルギー消費を補うために、高性能バッテリーや電圧の管理や強化されたスターターモーター・ジェネレーターなどが採用されアイドリングストップの再始動時に効果を発揮する事ができ、燃費向上に繋がっています。

メリット

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
アイドリングストップが搭載された車には、様々なメリットがあります。

1.燃費の向上
2.排気ガスを削減
3.燃料代の節約
4.停止中はエンジンが止まるので静か

アイドリングを10分間する事で、おおよそ70~100gの排気ガスの削減ができガソリン代は、015~0.20Lの節約に繋がると言われています。

街中を走行すると信号で止まる事が多いので、アイドリングを上手く使えば年間のガソリン代が数万円節約する事が可能と言われているので給油タンクが大きい車だと燃料の節約に期待が持てそうです。

エンジンの停止時間が長いほど燃焼削減効果が現れ、始動の燃料増加を凌駕し燃料消費が増える事が無いので燃費の向上に繋がります。

停止中はエンジンが停止するので車内はとても静かに過ごす事ができ、エンジン始動時までの立ち上がりも不快な音がしないのでストレスを感じにくい工夫がされています。

デメリット

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
アイドリングストップ導入車が多数を占めつつあり、日進月歩でデメリットも解消されつつあると思われますが、これまで考えられていたデメリットを上げておきます。

1.バッテリーの寿命が短くなる
2.エアコンが停止してしまう
3.タイミングベルトの劣化

バッテリーの性能が強化された専用設計になり、スターターモーターも摩耗しにくい工夫がされていますが、エンジンの再始動が頻繁に行われると、バッテリーの寿命が通常より短くなる可能性があります。

アイドリングストップが働けば、エアコンはオフになってしまいます。夏や冬にエアコンを使っていても、エンジンが止まるたびに一緒にエアコンが停止し車内の温度が変わってしまう事があります。中には送風に切り替わる車もありますが、エンジンが止まるたびにエアコンが停止するため、ガラスが曇りだしてしまうことがあることです。再始動時に視界を妨げることとなれば運転にも差し支えます。

タイミングベルトも通常よりもエンジンの振動が細目に伝わり、寿命を短くしてしまう可能性もあります。

自動アイドリングストップはキャンセルした方がいいのか?

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
自動アイドリングストップは、車の乗り方によってはキャンセルした方がいいケースがあります。

アイドリングストップの機能がある車で、たまにしか自動車に乗らず、短い距離の移動にしか使用ない場合は、アイドリングストップによって「アイドリング」時間が短くなることで「バッテリーが弱まる」ということにも繋がります。
バッテリーなど負担がかかる部品は強化されていますが、駄目になって交換しないといけなくなるとパーツ代もそれなりに掛かります。

また、混雑した渋滞路で瞬時の発進停止の繰り返しのタイミングでアイドリングストップが機能してしまうと、運転がぎくしゃくし、不快な思いをすることもあるかもしれません。 

燃費向上や燃料の節約などのメリットも沢山ありますが、アイドリングによって負担になる事も。
その場合は、キャンセルボタンで停止し上手に使い分ける事が大切です。

キャンセル方法

自動車によって、備え付けのアイドリングストップキャンセルボタンがある場合は、ボタンを押すことで一時的にキャンセルする事ができます。備え付けのキャンセルボタンは、エンジンをオフにすると元に戻ってしまいますので、エンジン始動時にオフにしないといけません。

車にキャンセルボタンが無くても、後から付ける事ができます。
車種専用設計でアフターパーツがあるので、乗っている車・型式・年式などを適合表で確認されてみてください。後付けして取り付けるアイドリングキャンセルボタンは、エンジンのON/OFF関係なしにストップする事ができ、ボタン一つで必要な時にアイドリングストップを作動させ、不要な時は簡単に止める事ができるのでとても便利なスイッチです。

まとめ

アイドリングストップの効果とは?【燃費が良くなる?】
アイドリングストップは、燃費が向上したり燃料代の節約に繋がります。基本的にアイドリングストップ機能を使用したドライビングを行っていれば問題ありません。
ただ、乗り方によってはアイドリングストップをキャンセルされた方がいい場合もあることも覚えておきましょう。

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