2017年4月4日 更新

スズキ エブリイワゴンの実燃費レポート 高速・街乗りで試乗してみた

エブリイワゴン、エブリイワゴンターボなどで人気車のスズキのエブリイワゴンのご紹介です。今回は実際にスズキのお店に行き、試乗してきました。スズキのエブリイワゴンの実燃費も踏まえて、エブリイワゴンの魅力を解説します。

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2015年2月にフルモデルチェンジを行い、「広さ」「使いやすさ」「低燃費」にスポットをあてて開発されたのが、スズキのエブリイワゴンです。軽キャブワゴンクラスでトップの室内サイズをはじめ、全車にターボエンジンを搭載するなど、快適空間と走行性能、低燃費を実現させました。
エブリイワゴンの第一印象は、直線を基調としたシャープなフォルム。商用・乗用兼用の基本は変わらないのですが、クラス初の左右パワースライドドアやオートステップなどを採用し、乗用車志向の車づくりが全面に押し出しています。フルモデルチェンジ前のモデルと比較すると、見た目もインテリアも洗練されているのがわかります。
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内装もベージュを基調に高い質感を演出。シフトレバーをフロアからインパネへ移動させ、サイドスルーがよりスムーズになりました。左右独立スライドやフルフラット機構で、シートアレンジの自由度もアップ。クラス最長の足元のスペースは、先代モデルより50mm広くなっています。
ちなみにボディカラーは、新色の「ガーデニングアクアメタリック」と「ムーンライトバイオレットパールメタリック」を含む全5色から選ぶことができます。ライバル車を研究しつくしてのフルモデルチェンジだけに、あらゆる面でライバルをリードしているといっても過言ではないでしょう。

さっそく試乗開始!

スズキのエブリイワゴンは、660cc水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ(64馬力)エンジンを搭載する「JPターボ」「PZターボ」「PZターボスペシャル」の3つのグレードが用意されています。一見、先代モデルそのままのように見える外観ですが、ボディパネルやガラスなどすべて新しくしています。車両重量の軽量化も行われ、ワンボックスタイプではトップの燃費を実現。実際に走ってみての印象では、静粛性が改善されているなと感じました。加速の際のノイズもそれほど気にならないし、安定走行時の静粛性も十分ではないかと思います。また、シャシーも一新しただけあって、操縦安定性や乗り心地もレベルアップしていますね。
さらに安全性能の充実ぶりの見逃せません。そのひとつが衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」。クラス初、しかも全車に標準装備されているのが嬉しいポイント。前方不注意による追突事故の被害を軽減してくれるので、より安心度が高くなりました。

気になる燃費は?

スズキのエブリイワゴンの魅力は低燃費。軽量化と新型エンジンによって、燃費性能は一段と向上しました。特にエンジンは、吸気側にVVTを搭載したR06A型で、先代モデルの燃費が14.4km/Lだったのに対し、現行モデルでは16.2km/L(2WD車/JC08モード)と、クラストップの低燃費に。また、NA・5AGS車は、軽キャブバンで初めて、「燃費基準+20%(平成27年度)」を達成しています。しかし16.2km/Lはあくまでもカタログ燃費。実際に走らせてみれば、そこまでの数字が出るかどうかはわかりません。
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今回試乗してみたところでは、10km/Lという結果でした。街乗りでしたので、ストップ&ゴーが多く、その分、どうしても燃費が下がるのは仕方ありません。「PZターボ(2WD)AT」で走行距離1万キロというユーザーで、平均12km/Lは走るという報告も聞いていますが、アクセルの踏み加減などの影響もあるようです。それにしても、カタログ燃費に比べて、少々物足りなさを感じたのも事実です。試しに高速に乗ってみましたが、高速でも11km/L程度。一般道路より高速のほうがもっといくかと思ったのですが、ちょっと意外でした。道路条件もあると思いますが、運転の仕方にもひと工夫というかコツがありそうな気がします。

まとめ

今回、スズキのエブリイワゴンに試乗してみて感じたのは、外観も内装も商用車のイメージが一新されたということです。カラーバリエーションも増えて、好みの色が選べるのもいいですね。しかも、快適な居住空間や広々としたバゲッジスペースが確保されているので、実用性も十分。走行性能、快適性ともに、ミニバンのレベルにあるといっていいでしょう。セミキャブならではの積載能力に加え、さまざまな場面で活躍してくれる用途の幅広さを活かしつつ、FFミニバン志向のユーザーにとっても魅力ある車です。欲をいえば、もう少し燃費性能がアップするといいなと思いますが、どんなふうに走るか、どんなシーンで使うかなど、ユーザーの使用用途によっては十分活躍してくれそうです。
また、インテリアが予想以上に上質になったことも評価したいところです。デイリーユースにしろ、レジャーユースにしろ、室内の居心地のよさ、使い勝手のよさはいいに越したことはないです。左右のパワースライドドアにオートステップも装備していて、同乗者の乗り降りも極めてスムーズに。小さなお子さんから高齢のご家族まで、ファミリーユースとしてもおすすめできる車だと思います。
(マジョリティ)

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