2017年3月3日 更新

中古車って値引きできるの?値引き交渉のコツを教えます

新車の場合、言わなくても販売員さんから提案してくれる値引き。中古車の場合はどうなのでしょうか。今回はそんな中古車値引きのポイントと、目安としてどれくらい値引きしてもらえるかをお伝えします。

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新車の場合はこちらから言わなくても販売員さんから値引きを提案してくれることもありますね。では中古車の場合はどうなのでしょうか。中古車の値引きというと「できない」「失敗した」という話をよく聞くのは、新車のような大きな値引きをできない理由が中古車にあるからです。その理由を知ることで、逆に値引きできるポイントが見えてきます。
今回はそんな中古車値引きのポイントと、目安としてどれくらい値引きしてもらえるかをお伝えします。

新車の値引きと中古車の値引きの違い

新車を購入する際、営業マンさんに他店を引き合いに出すと、こぞって値引きしてくれることがありますよね。同じメーカーであっても、それぞれのディーラーさんは「経営元が違う別の会社」なので、少しでも自社で売り上げたいという気持ちがあります(家電量販店の価格競争と同じようなものです)。買う側にしても、全く同じ車(新車の場合、オプションの差はあれど、本体については全く同じですよね)の場合、どこで買うかといったら、少しでも安いところで買いたいと思うのが人情でしょう。
新車の場合は【希望小売価格】という目安の価格はあるものの、原価を割らない範囲であれば、ディーラーの采配で値引きが許可されています。
しかし、中古車の場合は事情が異なります。中古車は、1台1台状態が違うからです。色、走行距離、年式だけでなく、同じような走行距離や年式でも、内装・外装の状態、エンジンや足回りの状態、オプションの多い少ないなど、なにからなにまで違うからこそ、中古車の価格を決める上での基準のようなものがあります。
一般的な中古車は、同じような条件だとほぼ同じ金額に落ち着きます(ディーラーの認定中古車などを除く)。それはその基準に従って年式、走行距離、状態によって大まかな値段が決まってしまうからです。
つまり、新車ディーラーでは「目安としてこの値段を掲げるが、実際に売る価格ではない」、中古車ディーラーでは「表示価格は中古車市場の流れの中で、その車の価値として付いたものだから安易に変えることはできない」ということです。表示価格に対するスタンスがそもそも違うのです。大幅に価格を下げてしまうと、一つ低い(古い)年式の車と同じ価格や、走行距離の多い車と同じ価格帯になってしまいます。そのため大幅な値下げは難しい、といった背景があります。

値引きのポイント、交渉のコツを教えます!

新車にせよ中古車にせよ、仕入れ値以下では売れません。ましてや先ほどお話ししたように、表示価格を動かしにくい中古車ディーラーでは、長々と無理な値引き交渉をしたところでお互いの気分が悪くなるだけ。時間の無駄とも言えます。
しかし、逆の視点で見てみると、表示価格以外の部分では値引き交渉も可能ということです。そう、ここに中古車の値引き交渉のコツがあるのです。

自分でできる手続きは自分でやり、代行手数料を減らす

車庫証明申請書のサンプル

via www.keishicho.metro.tokyo.jp
車庫証明申請書のサンプル
中古車を購入する際には、名義変更や車庫証明の取得など、煩雑な手続きが目白押しです。こうした手続きは一括してディーラーにお願いするのが一般的なのですが、ここには当然【代行手数料】が発生します。また登録した駐車場に自動車を届けてもらう時も、納車代行費用などの【代行手数料】が発生します。
しかし実のところ【車庫証明代行費用】【納車費用】については実質数万円の値引きが期待できます。要は自分でやってしまえばよいのです。非常に簡単なので、初めての中古車購入の場合でも心配はありません。

キズや凹みの修理や、消耗品の交換を無償でしてもらえることも

新車であれば、オプション費用を値引きしてもらう方法が一般的ですね。
一方、中古車の場合、キズや凹みなどの修理やオイルやワイパーなどの消耗品の交換を、納車までに無料で、あるいは格安でやってもらえることがあります。なかなか値引きの難しい中古車であっても、可能な範囲で、できる限りの要望には応えてもらえるはずです。他にも無料でタイヤ交換をして貰える場合や、ガラスコーティングをしてもらえる場合などもあります。購入金額は変わりませんが、10万近い値引きをしてもらったのと同じことになります。
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決算時期など、数値が欲しい時に交渉する

なかなか値引きが難しいとはいえ、販売店側がどうしても買って欲しい決算時期などは、通常の時期より少しばかり多めに値引いてくれたり、修理や消耗品をサービスしてくれたりする場合があります。そういった時期に「◯◯◯万円なら買います」と相手に無理のない範囲で買う意思を伝えると、それに近い金額まで頑張ってくれることもあります。

あまり簡単に値引きしてくれる車にはご用心

前提として、中古車はなかなか値引きが難しいもの。裏を返せばあまりに簡単に、大幅な値引きしてくれる場合は用心が必要ということです。
いわゆる【事故物件】ではありませんが、中古車市場にはワケありの車も存在します。例えばメーター改ざんがあり表示の走行距離と実際の走行距離に差がある、事故歴がありアライメントが壊れていて高速走行が危険、エンジンが壊れる予兆がある――。こうした、一見分からない不具合を抱えていたり、新しいモデルが出ることが決まっていて数ヶ月後には型落ちになったり、といった事情を抱えている車であれば、例外的に簡単に値引きされることがありうるのです。
こうした車をいくら安く買えたとしても、数ヶ月後には損をしたことになってしまいかねません。値引きしすぎの車には、十分にご注意ください。

まとめ

中古車は新車と違い値引きが難しく、粘れば粘るだけ値引きしてくれるというものではありません。しかし、ポイントを押さえて交渉すれば、本体価格以外で数万円~数十万円分相当分のサービスをしてくれることもあります。
新車の場合、不具合があった時に一番に相談するのは買ったディーラーさんですね。中古車の場合、頼りになるのは販売店です。近年では販売店ごとに保証パッケージなどが充実しており、購入後の一定期間や一定距離までのトラブルであれば、無償で対応してくれるプランなども登場しています。初めて中古車を買う人にとっても、かなり敷居が下がってきたと言えます。
中古車ライフのスタートでお世話になった販売店や営業担当者とは、今後も長いお付き合い。お互いに気持ちの良い納車ができるといいですね。そして、「また車を買う時はこのお店に下取りしてもらって、新しい中古車を買おう」「このお客さんにならサービスしよう」と思えるような関係を、築いていけると良いですね。
(佐藤沙雪)

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