2016年8月22日 更新

災害時にも活躍!テレマティクスサービスって何だ?

カーナビが登場して十数年。カーナビの次世代サービスとして、「テレマティクスサービス」というものが注目されています。高度なナビゲーション機能に加え、災害時にも活躍が期待されているテレマティクスサービス。一体どのようなサービスなのでしょうか?一部のサービスを例に挙げながらご紹介します。

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テレマティクスサービスとは?

「テレマティクスサービス」とは、自動車向けにつくられた情報提供サービスのことを指します。サービスは、スマートフォンやタブレットなど、インターネットに接続できるものを媒介にして提供される仕組みです。自動車向けのITサービスと言えば、ドライバー支援サービスの「ASV」や高速道路における交通サービス「ITS」がありますが、自動車内だけのサービスであるこれらのサービスとは違い、外部からサービスが提供されるという点が異なります。サービスとしては、天気情報の受信、保険会社への自動連絡などが挙げられます。
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セキュリティの強化

テレマティクスサービスについて知るために、サービスの一部を例に見ながら、サービスの概要について確認してみましょう。まず、テレマティクスサービスの導入で期待されるのが、セキュリティの強化です。GPS等を駆使することによって、車の位置が分かり、盗難時に役立つことが期待できます。車の位置を知ることによって、素早い対策が可能です。
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エコで安全なドライブへの期待

また、テレマティクスサービスの中には、安全やエコに関するサービスを取り扱っているものもあります。例えば、安全面であれば、急加速やスピード超過など危険運転に対する警告メールなどです。これにより、自分が安全に運転できていない状態であることを、客観的に知ることができます。エコに関するサービスに関しては、画面上にドライバーの燃費の状況などを表示することによって、運転状況がより詳細に把握できるようになるというものなどです。これらの支援により、エコや安全について、より意識をしながら運転をすることができます。
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企業における業務のアシスト

テレマティクスサービスの利用は、一般利用者だけに限りません。サービス内容を見ていると、企業向けサービスも広く取り扱われています。サービスの一例としては、日々のドライバーの運行状況をデータとして記録したり、スピード超過など危険を行った場所や頻度をデータ化すると言ったものなどです。近年、勤務中の事故などが問題視されています。こういった、テレマティクスサービスの導入によって、運転手の異常をすぐに察知できるようになり、安全面での対策を打ちやすくなることが期待できるのです。
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災害時における活用

そして、このテレマティクスサービスは、災害の分野でも既に活用されています。例えば、自動車メーカーのホンダを例に見てみると、東北大震災において、3つのサービスが活用されました。地震や津波の警報、位置情報付きの安否連絡サービス、最終通信位置のサービスです。それぞれ、ドライバーが被災した可能性を家族に知らせるサービス、安否を家族に伝えられるサービス、ドライバーの位置をネット上で確認できるサービスです。このように、災害時、ドライバーの安否を家族に知らせるという面で活用されたことが分かります。この他、他社でも災害時におけるテレマティクスサービスの活用が行われています。
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テレマティクスサービスは、自動車メーカーのほか、保険会社などさまざまな企業で展開されています。サービスを利用するには、会員などになる必要がありますが、通常時はもちろん、災害時にもメリットのあるサービスですので、異常事態に備えてサービスの導入を検討してみるのも良いかもしれません。

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