2016年5月28日 更新

新型ティーダが世界初公開 3代目の評判は?

2016年4月25日から5月4日まで開催されていた北京モーターショーにて日産はディータの新型モデルを初公開。いまや中国市場はどのメーカーにとっても軽視出来ない「ドル箱市場」です。国内のモーターショーであれば、何をするでもなく注目が集まる日本車メーカーも、海外モーターショーとなるとアウェーの立場になってしまいます。注目を集めるためにはいろいろな仕掛けが必要ですが、日産はティーダのワールドプレミアを仕掛けてきました。また、ティーダだけではなく同日にマキシマの発売も開始するなど、日産は中国市場で戦いを挑んでいます。

998 views

流線型のボディは若者層へのアピール!?

 (41221)

新型ティーダと現行モデルの違いは多々ありますが、何より見た目が変わりました。現行モデルは2011年登場。決して物凄く古いモデルではありませんが、近年主流となりつつある流線フォルムのデザインと比べると時代を感じさせるのも事実です。ですが新型ディーダは時代の流行を取り入れ、流線フォルム・ラインを採用。特にドア付近は平面ではなく、立体的なデザインとなっています。このデザインの背景には、若者を取り込みたい思惑があるようです。年配のユーザーを軽視しているのではなく、若者に長く乗ってもらいたい思いがあるのでしょう。日産統一デザインのVモーショングリルとの相性もよく、現行モデルよりもスポーティーな印象が強くなりました。現行モデルはどちらかというと落ち着きを与えたモデルでした。ですが新型ティーダは落ちつきよりも若さ、刺激を感じさせるモデルとなっています。

安全装置を数多く搭載

新型ティーダには安全装置が多数搭載されています。近年日産は安全技術にも積極的に力を入れていますので特に不思議な話ではありませんが、他の日産車には搭載されているエマージェンシーブレーキ、後側方車両検知警報、車両逸脱警報、アラウンドビューモニターなど、「日産インテリジェント・ドライビング」に繋がる先進安全技術を搭載しています。また、装備面だけではなく、北京の精華大学と連携を強化する事で「日産インテリジェント・モビリティ」や関連技術に関しての研究を進めていく事も発表。装備はもちろんですが、載せて終わりではなく、今後も安全面に関して積極的に研究を進めていくとの事。日産は中国市場でも「安全性」をアピールしていくようです。近年、自動車業界では自動運転の話題が広まっているのですが、自動運転は結局は今の技術の延長線上にありますので、日産が安全性に力を入れるのは、自動運転を見越しての事でしょう。

パワートレインももちろん改良

現行のティーダは1.5Lのエンジンですが、新型ティーダは1.6Lエンジンとなるようです。改良されたエクストロニックCVTやアイドリングストップシステムと連動させるとの事。排気量だけではなく、実用性を高めたモデルと言えるでしょう。燃費は5.3L/100kmを実現との事。ちなみのこの表記は日本以外では主流で、「100km走るのに5.3Lのガソリンが必要」という意味ですので、日本式に直すと20.0km/L弱といった所でしょうか。近年はダウンサイジングとターボの組み合わせが主流となりつつある中での排気量アップは、日産が何かを考えていると見て良いでしょう。ティーダだけではなく、その後のモデルにもこのエンジンが使われる可能性がとても高いです。1.6Lで、さらには排気量を考えた時、「コンパクトカーのエンジン」と言うには少々疑問が残ります。もしかしたら本命が待っているかもしれませ。

気になる価格と納車時期は

gettyimages (31848)
今回はあくまでもお披露目であって、発売日が決定した訳ではありません。ましてやティーダは日本では「ティーダラティオ」という派生モデルのみが発売されているのみです。現地では予約が開始されたとの事ですので、近々正式に発売日等もアナウンスされるでしょう。価格に関してはマキシマの新型モデルが日本円で400万円を切る価格ですので、車格バランスを考えると200万円から230万円前後といった所でしょうか。日本市場に関しては正直未知数です。特に日産は最近国内外市場での住み分けを明確にしつつあります。国内はノートとデイズ、そしてミニバン。自分たちの技術をふんだんに用いた力作は海外市場をターゲットとしています。国内外の販売台数を考えたら当然の選択ですので、日本市場に導入される可能性は残念ながら高くないかもしれません。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

Car-iの最新情報をお届けします

Twitterでgoo自動車&バイクをフォローしよう!

この記事のキュレーター

goo自動車&バイク goo自動車&バイク