2018年5月28日 更新

【トランスミッション別】ホンダ おすすめの中古MT・DCT・CVT車

こちらの記事では、マニュアル(MT)ミッションや、無段変速トランスミッション、オートマチックトランスミッション(AT)と言ったトランスミッション別におすすめのホンダの中古車情報、車種毎の特徴や概要などをまとめて紹介しています。マニュアル車が欲しい、CVT車が欲しいなど、トランスミッションにこだわりを持ち車を探している方にとって参考にしていただければ幸いです。

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MT・DCT・CVTの特性、ATとの違いは?

現在ではマニュアルトランスミッション(MT)とオートマチックトランスミッション(AT)以外にもCVT(無段変速トランスミッション)やDCT(デュアルクラッチトランスミッション)といった、様々なミッションが存在しています。

それぞれどういう仕組みでどういう違いがあるのか、簡単にご説明します。

マニュアルトランスミッション=MT

マニュアルトランスミッションはクラッチペダルを操作し、手動で変速を行うタイプのミッションです。
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MTと略されることが多く、自動車では昔からずっとある最もスタンダードな変速方法です。現在でも多数のMT車が流通していますが、通称「半クラ」というクラッチを絶妙に効かせている状態を維持するテクニックが必須で、また運転中も忙しい動作が必要となるため、日本国内ではオートマチックトランスミッション(AT)にシェアを奪われて久しいです。

しかし、世界的に見るとまだまだMT車も多く、大多数がAT車を選択するという現象は日本特有とも言える現象です。

オートマチックトランスミッション=AT

読んで字の如く自動で変速をするミッションです。
車速や回転数から割り出した、最適なギアに自動で変速が行われます。

また、トルクコンバーター(トルコン)により発進時にクラッチが不要となり、MT車と比べると操作は簡単です。
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その反面、アクセルとブレーキの踏み間違いによるトラブルや、エンジンブレーキの効きが悪い、燃費が悪いといったデメリットもあります。
最近ではロックアップATという、可能であればトルコンを介さずにダイレクトにギアをつなぐ方式のATが開発され、トルコンが原因の燃費の悪化は最小限に留められています。

現在、日本で発売される新車の実に9割近くがAT車となっています。

連続可変(無断変速)トランスミッション=CVT

従来の自動車の変速で使われていた「ギア」を使わずに変速を無段階に行うミッションです。
主に変速ベルトやチェーンとプーリーを使用し、変速ショックが無く、滑らかな加速減速が可能なのが特徴です。
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ギアが無限に存在するのと同様に、極めて細かい変速が可能で、常に最も効率の良いエンジン回転数を利用出来ますので、必然的に燃費面で有利と言えますが、伝達損失(ロス)が大きいミッションでもあります。
特に、高速道路を一定の速度で走り続けるような場面では、MT車と比較すると伝達損失が大きく、燃費も悪化する傾向にあります。
また、CVTは効率の良いミッションですが、世界的に見ても”ほぼ”日本国内でのみ見られるミッションです。低速走行が多く、走行距離も短めという日本国内の交通事情にマッチしているミッションと言えます。

ダブルクラッチトランスミッション=DCT

2つのクラッチを持ち、それぞれにギアが存在する2系統の状態になっているミッションです。操作は通常のATと全く同じで、運転者は特に何も注意する必要はありません。
内部的に電子制御で自動的にクラッチ操作を行う、自動MTのような動作をします。
次に使用するギア(1速の時は2速)を待機させ回転数を予め合わせておくことで、最小限のタイムラグと変速ショックで変速を可能とし、主に奇数ギア(1-3-5)と偶数ギア(2-4-6)で分かれていることが多いです。

トルコンを使用する通常のATよりも変速が早く、ダイレクトにギアが噛みますのでロスも少なく、タイムラグも無いという良いこと尽くめのミッション方式ですが、高機能な反面、部品点数も多く必要で高価になりがちというデメリットもあります。

ホンダ おすすめ中古MT車

以上のミッションの違いを踏まえて、ここからはオススメのホンダの中古車を見ていきましょう。

シビック

ホンダを代表する、歴史あるライトウェイトスポーツで、セダンやクーペ、ハッチバックなど、様々なボディ形状があります。
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シビック 4代目モデル
4代目シビックからは特にライトウェイトスポーツとしての性格が強く、FFパッケージに1,000kgを切る重量とVTECを搭載した1,600ccエンジンで、国内外のレースシーンでも大活躍する性能を誇ります。タイプRという振り切った性格のグレードも存在し、ワインディングでもサーキットでも圧倒的なポテンシャルを発揮しました。

AT車やCVT車のラインナップもありますが、気持ち良いVTECエンジンを味わうならMT車がオススメ。
近年では6速MTモデルもありますので、走りのホンダを存分に味わってください。

中古車としてシビックを探す際、どの世代のシビックにするかによって注意点は異なりますが、例えば「EK9なら足廻りのブッシュ類が弱い」といった情報がたくさんありますので、十分に下調べをすることをオススメします。
また、タイプRは圧倒的にスポーツ走行に使用された確率が高いので、ボディの歪みや異音等に注意をして見てください。

フィット

ハッチバックコンパクトカーとしてリリースされ、トヨタのヴィッツや日産のマーチなどとしのぎを削っているフィット。
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コンパクトカーながら室内は広い居住スペースが確保され、スタイリッシュなデザインなどからカー・オブ・ザ・イヤーや、グッドデザイン賞など、数々の受賞歴がある、コンパクトカーのベンチマーク的な存在です。

歴代のフィット全てに5速/6速のMT車が用意されており、また1,000kgを僅かにオーバーする車重に130PSを超すパワー(3代目フィット)と、コンパクトカーというよりライトウェイトスポーツに近い性格とも言えます。

しかし、”コンパクトカーらしく”燃費や環境性能も高く、最新モデルでは各種安全装備も充実していますので、ファミリーユースにも最適な車と言えます。

中古の高年式のフィットでは、ノッキングや異音が良く見られます。
電装系をしっかり確認し、また、足廻り(特にドライブシャフト)に異音が無いか、入念に確認したいところです。
中古車平均価格は67万円です。

なお、フィットHVは今回の内容に当てはまりませんので、説明を割愛させていただきます。

S660α

2015年より発売が開始され、今やHONDAを代表する軽スポーツカーとなったS660。
そんなS660のグレードの内、クルーズコントロールを搭載し、インテリアにメッキやカーボンを多く使い、ボディカラーのバリエーションも豊富なのが「S660 α」です。
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エンジンを運転席後部に積むMRレイアウトとなっており、優れた前後重量配分を実現。
また、ホンダ S660に軽自動車では初めて搭載された、「6速MT」は1速から5速がクロスレシオとなっており、マニュアルミッション(MT)が非常に楽しい車になっています。

それでいて、シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ + 誤発進抑制機能)やエマージェンシーストップシグナル(急ブレーキ時にハザードランプが高速点滅する)、VSA(ABS + TCS + 横すべり抑制)、ヒルスタートアシスト機能(坂道発進時に1秒ほどの自動ブレーキで後退を抑制)といった最新のシステムを搭載し、6MTモデルで21.2km/L(JC08モード)という、非常に高い燃費性能を持っています。

S660も発売開始から3年が経過し、徐々に中古価格も落ち着いてきていますので、これから狙い目と言える軽スポーツカーと言えるでしょう。

ホンダ おすすめDCT車

続いては、ダブルクラッチトランスミッションであるDCT車の紹介です。

グレイス

エコなコンパクトセダンのイメージが強いホンダ グレイスですが、ハイブリッド車にのみDCTのラインナップがあります。
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7速DCTを搭載したグレイスハイブリッドは、FFで34.8km/L、4WDでも29.6km/L(共にJC08モード)という、ハイブリッドカーらしい好燃費を実現しています。

燃費性能に優れた1,500cc i-VTECエンジンに高出力モーターを組み合わせ、最高出力は101kW(137PS)と、必要十分。また、モーターの特性上、ゼロ発進からの出足は非常にスムーズです。
その出力を精密に電子制御された7速DCTにより効率良く伝達することで、先に挙げた通りの燃費を実現したのです。
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レスポンスの良いシフトチェンジとモーターの組み合わせにより、少々心許なく感じる137PSでも想像以上にパワフルに走ります。

また室内空間も同クラスのセダンと比較するとゆとりがあり、長距離移動も苦にならない設計になっています。
トランク容量も比較的ゆったりとしていて、しかもこのクラスのセダンではかなり珍しい「トランクスルー」機構になっていますので、比較的大きな長い荷物でも収納可能なのが凄いところです。

2014年の発売以降、徐々に中古車市場にもグレイスの姿が見られるようになりましたので、エコカーをお探しの方は候補に入れてみてもいいと思います。中古車平均価格は170万円。

ホンダ おすすめCVT車

N-ONE

続いてはCVT車についてご紹介していきます。
N-BOXから始まったホンダの「Nシリーズ」の第3弾としてリリースされたホンダ N-ONE。歴代のNシリーズと比較すると全高が低く、こぢんまりとした印象を受けます。

しかし、コンパクトなボディからは想像も出来ないほど室内は広く感じられ、前方視界も良いのが特徴です。

見た目も可愛くオシャレですので、若い女性を中心に広く人気があります。
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ターボモデルもラインナップされ、見た目とは裏腹にパワフルな走行性能を持っていますが、それ以上に環境性能、燃費性能に優れ、ターボモデルで25.8km/L、NAモデルでは28.4km/L(共にFF)という低燃費な車です。

この燃費の良さは正しくCVTのおかげと言えます。
N-ONEのCVTモデルは7スピードモードのパドルシフトを搭載していますので、パドルシフトを利用したスポーティーな走行も、その気になれば可能です。
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基本的な走行速度が比較的低く、出力も限られている軽自動車と柔軟な変速が可能なCVTの相性は非常に良く、走行性能と燃費を考えると現状ではベストと言える組み合わせです。

発売から6年以上が経過し、中古車市場にも潤沢に出回るようになり、中古価格も落ち着いています。中古車平均価格は95万円。

中古車とは言え、アイドリングストップやエマージェンシーストップシグナル(急ブレーキ時にハザードランプが高速点滅する)、VSA(ABS + TCS + 横すべり抑制)、ヒルスタートアシスト機能(坂道発進時に1秒ほどの自動ブレーキで後退を抑制)といった機能も、「全モデルに」装備されており、誰にでもオススメできる一台です。

まとめ

様々なトランスミッションが存在し、それぞれに一長一短があります。

一昔前はロスが多く使い物にならないと言われていたCVTが、現在では低燃費の代表になっているように、今はまだ高価と言われているDCTが広く使われるようになることでしょう。

ミッションの形式で車種を選ぶということはないと思いますが、それぞれのミッションのメリットデメリットを考えながら車種を選ぶと、また違った車種が検討対象に入ってくるかも知れませんね。

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