2016年6月16日 更新

三菱自動車燃費不正問題で赤い悪魔・浦和レッズがピンチってホント?

度重なる不祥事で信頼度を著しく落とした老舗自動車メーカー三菱自動車工業ですが、そんな三菱自動車が親会社となっているのが日本のプロサッカークラブである浦和レッドダイヤモンズ。人気クラブとして名を馳せる浦和レッズの存続は、親会社の不祥事でどうなるのでしょうか?

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三菱自動車は浦和レッドダイヤモンズの親会社!

日本のプロサッカーリーグ・Jリーグにおいてトップクラスの人気を誇るのが、埼玉県さいたま市に本拠地を置く浦和レッドダイヤモンズ・通称浦和レッズ。レッドダイヤモンズとは、親会社である三菱自動車のスリーダイヤモンドマークに由来しており、またダイヤモンドのような輝きや結束力もそのネーミングの理由となっています。
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なんといっても特徴的なのはチーム名と同じ真っ赤なユニフォーム!燃えるような赤をイメージカラーとした浦和レッズは、選手を応援するサポーターもひときわ熱く激しく、ビッグマッチではサポーターが着る赤いユニフォームでスタジアムが真っ赤に染まるほどです。この赤は三菱グループのイメージカラーでもあり、浦和レッズの前身である三菱自動車工業サッカー部時代から変わらぬ伝統の色です。
浦和レッドダイヤモンズ - Wikipedia (46168)

Jリーグ屈指の人気クラブ、浦和レッズ!

浦和レッズは常に本拠地である埼玉スタジアム2002を真っ赤に染めるほどの人気クラブであり、1992年のJリーグ発足時から存在するクラブを指した「オリジナル10」として数々のタイトルを獲得してきました。また、浦和レッズはその歴史も古く、母体となった中日本重工業サッカー部は1950年に創設されています。後にこのクラブは三菱重工業サッカー部となり、さらに子会社の三菱自動車に経営権が移ってからは三菱自動車工業サッカー部、そしてその後に浦和レッズとなった歴史があります。

三菱自動車の経営危機で浦和レッズも危ない!?

リコール隠しや燃費不正問題など、相次ぐ不祥事で信頼度が落ち込み、企業としての業績が振るわない三菱自動車。その影響は本業のみならず、三菱自動車がメインスポンサーとなっている浦和レッズにとっても全く無視できないものです。しかし、三菱自動車は業績不振ですが、浦和レッズ自体は観客動員数やグッズ売り上げ面で言えばJリーグトップクラス。浦和レッズは親会社の資金援助をアテにしない独立採算制を採っているクラブなので、たとえ三菱自動車自体の業績が悪化しても経営面で言えばそれほど問題はないのです。しかし、ここで問題となりるのは「三菱自動車が日産自動車の傘下に入った」ということです。
日産自動車といえば、トヨタやホンダと並んで世界にその名を轟かす日本の巨大自動車メーカーですが、実は日産自動車は、浦和レッズと同じくJリーグで活躍する横浜Fマリノスの親会社。つまり、三菱自動車が日産自動車の傘下に入ったということは、日産自動車はJリーグに2つのクラブチームを持つ…ということになります。実は、Jリーグ規約で1つの企業が2つのクラブを保持することは認められていないため、今回の身売りで浦和レッズがどうなるかが注目されています。
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日産がスポンサーをつとめる横浜Fマリノス

過去には親会社の不振で消滅したクラブも……

Jリーグには、親会社の経営不振によってクラブが消滅するという出来事が過去にありました。Jリーグ発足時から存在したオリジナル10の1つである横浜フリューゲルスは、出資会社の全日空、佐藤工業の経営難によって存続が不可能となり、同じく横浜市を本拠地とする横浜マリノスに吸収合併(実質的なクラブ消滅)されてしまったのです。奇しくも、横浜フリューゲルスの合併にも、今回の浦和レッズの件にも、横浜Fマリノスの親会社である日産自動車が関わっていますが、その幕引きはどのようなものになるのでしょうか?
横浜フリューゲルス - Wikipedia (46199)

三菱自動車がレッズの株を売却したらどうなる…!?

仮に、現在のように日産自動車が横浜Fマリノス、そして間接的ではあるものの浦和レッドダイヤモンズを傘下に置いている現状がJリーグ規約に違反するとなると、当然浦和レッズの親会社である三菱自動車は保有する浦和レッズの株を売却する必要があります。その売却先がどこになるかが問題です。
元々は三菱のイメージカラーや名前に由来する浦和レッズですから、新たにメインスポンサーとなった企業がそのカラーや名称を一切合切変更…ともなれば、多くのサポーターが失望しクラブから離れてしまう危険もあります。特にクラブの中でも熱い浦和レッズのサポーターは熱狂的に「We are Reds!!」と叫んで応援するスタイルですから、その伝統的な応援スタイルまで変わってしまうかもしれないのです。
1つの可能性として、浦和レッズの前身である三菱重工業や、その他のグループ企業が親会社になることもあるかもしれません。同じスリーダイヤモンドマークを持つ三菱系列であり、そもそも浦和レッズのルーツが三菱重工業にあるのですから、こうなってもおかしくはありません。
また、中にはこれを機会に浦和レッズを企業が持つサッカークラブはなく、浦和の街やサポーターが持つ「市民クラブ」にしようとする動きも出ているようです。Jリーグで抜群の人気を誇る浦和レッズは、親会社の援護なしに独立採算制で経営できるクラブですから、この流れが加速して本当に市民クラブになる可能性も否定できないのですね。
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結局のところ、浦和レッズ自体が既に力を持ったクラブであるため、たとえ親会社の三菱自動車が消滅したとしても大きな問題にはならないようです。ただ、三菱自動車や三菱グループから完全に離れた場合は「浦和レッドダイヤモンズ」という正式名称が愛称の「浦和レッズ」に変わる可能性も出てくるようですね。今後この問題がどう進展するのか、要注目です!

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