2016年4月21日 更新

いよいよ販売間近?日本発の水上走行可能な電気自動車があるらしい

電気自動車と言えば、大手メーカーに注目が集まりがちですが、実は日本のベンチャー企業も負けていません。タイでは日本発の水上走行できる電気自動車が販売間近なのだとか。果たしてその内容とは?

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水上走行できる電気自動車が販売される?!

gettyimages (24027)
日本企業FOMM発の水上走行もできる電気自動車が一般に販売されるのだとか。水上でも安定して走行できるなんて、近未来の電気自動車を象徴しているかのようですね。

実は、FOMMでこの電気自動車の開発に携わったのは、スズキでの2輪の開発、トヨタの電気自動車COMSの開発に携わった鶴巻日出夫氏なのだそう。鶴巻日出夫氏は、独立後、ベンチャー企業FOMMを立ち上げ、水上走行可能な超小型電気自動車の開発に力を注いできました。

販売が行われるのは"タイ"

gettyimages (24028)
FOMMの電気自動車が販売される場所は、日本ではなくタイになります。早ければ、2017年の秋ごろにも販売が開始される予定です。タイにおける販売価格は30万バーツ、日本円で100万円ぐらいが想定されています。若者をターゲットに販売が行われる予定です。

なぜ最初のターゲットがタイなのかというと、タイは雨の多い地域で水災に見舞われることが多いためです。水上走行が可能になったことで、もしもの時の移動にも使用することができるようになります。

気になる車のスペックは?

車の大きさは全長2.5mに幅1.3mと小型ながらも、大人4人乗ることができます。また、水上走行のために足元のペダル類は失くし、手元でブレーキなどがかけられる仕様です。通常走行はもちろんできますが、水上ではスクリューのようなホイールが水を推し、進んでいきます。最大で水上を150km走行することが可能です。陸上での走行はもちろん、水上でのハイブリッド走行も可能になりました。水害の多いタイにおいては、特に利便性の高い自動車だと言えます。さらに、電気自動車として家庭での充電も可能。3時間で満タンまで充電することができます。

タイでの販売は成功となるか?

いよいよ、来年タイでの販売を迎えるわけですが、タイで成功するかどうかが、今後の欧州、引いては日本における販売拡大のカギになると言えます。リーズナブルながらも、しっかりとした機能性、そして地域に合った水上走行が可能であるという面から、販売が拡大する可能性は高いと言えるのではないでしょうか。

製造会社はベンチャー企業FOMM

まだ車の名前は決まっていませんが、発表されたコンセプトカーの名前は「FOMMコンセプトOne」。ベンチャー企業FOMMが製造元となっています。FOMMは、2014年の世界最小モデル4人乗りの電気自動車の発売をはじめ、部品の開発などを行っている会社です。タイでの水上走行可能な電気自動車の販売によって、今後の拡大や、日本での災害時での導入なども考えられるのではないでしょうか。
水上走行可能な電気自動車の成功のカギは、タイでの販売の行方にかかっていると言えます。タイでの販売が成功すれば、今後世界や日本にも拡大していく可能性も。今後の流れに注目です。

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