2017年3月30日 更新

視界の良い車はどれ? 前方・後方の視界の良い車まとめ

交通事故を防ぐ意味でも運転席から視界の良い車を選び、安全な走行・運転を心掛けましょう。死角の多い車の特徴やサイドミラー、バックモニターからの死角についても解説。事故を起こしにくい車選びの参考にしてください。

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車に乗っていて一番怖いのは交通事故。場合によっては他人に被害をもたらす恐れもあるので、十二分の対策が必要です。事故を起こさないようにする、と聞くと皆さん運転中のことを思い浮かべると思いますが、事故の予防は車選びから始まっています。そのひとつは視界の良い車を選ぶこと。視界のよさはそのまま歩行者や障害物を早くそして正確に発見することにつながります。死角の多い車の特徴やサイドミラー、バックモニターなど今回紹介するポイントを参考にして、事故を起こしにくい車選びの参考にしてください。

注意すべき車の死角とは

実際運転していて死角になる部分とはいったいどの部分なのでしょうか。これがきちんと把握できていれば運転中に気をつけるべきポイントも見えてきます。
thinkstock (62275)

ウィンドウから下の外側の死角

運転席から見て、真横はガラスなので見通せますが、その下のボディ部分は見ることが出来ずに死角になってしまいます。運転席側は覗き込むようにしたり首を出せば見ることが出来ますが、助手席側は運転席からは見ることが出来ません。駐車場では背の低い塀やポール、そして小さな子供がこの死角にもぐりこみます。発進、駐車時は特によく周囲を確認し、少しでも不安があれば一度降りて確かめることも必要です。道路上ではガードレールや縁石などが見えづらくなります。特に困るのは路肩に止めるとき。助手席側のサイドミラーを少し下に傾けると、車体との距離感がわかりやすくなります。

真横から少し後ろにかけての死角

gettyimages (62278)
運転は前を向いて行うため、運転席の真横やその後ろも死角になります。特に運転席からななめ後ろの視界は、Bピラー(前席のウィンドウと後席のウィンドウを区切っているガラス以外のもの)に遮られるので、視認性がとても低いです。車線変更時や右左折、バック駐車時に特に気をつけましょう。特に高速道路ではちょっとした接触でも大事故につながります。バックミラーやサイドミラーをきちんと見て車線変更の準備をし、ハンドルを切る前に直接振り返って、再度変更予定車線に車が居ないことを確認しましょう。その時に併せて、サイドミラーにも映らない真横にも注意してください。バイクがすぐそばに居ることがあります。一般道では右左折時にバイクや自転車、歩行者が死角に入り、巻き込まれることが多いので注意が必要です。この死角は目視である程度対策できるので、車体を横方向に動かすときには一瞬振り返る癖をつけましょう。もちろん振り返るだけの余裕を持った運転を、心がけることも重要です。

前方や後方の死角

車という乗り物は、車体の目の前や後ろが目視できません。これは運転席に座っている以上どうしようもないことです。このことで一番困るのが、狭い道での切り返しや駐車時です。この死角への対策ですが、一度降りて対象物との距離を確認、その後はとにかく低速で動いてください。低速であれば何かにぶつかった瞬間すぐに停止できます。またぶつかった際の衝撃も当然小さいです。衝撃が小さければ被害も大きくなりませんし、場合によっては車に傷すらすかないこともあります(もし傷がつかなかったとしても、ぶつかった可能性があるなら然るべきところにきちんと届け出ましょう)。

また特に気をつけなければいけないのは、後方の死角に完全に隠れてしまう小さな子供です。近くに子供が居た場合には車を動かさないか、自分の視界に入るところに居てもらうくらいの慎重さが必要です。
整備

国土交通省HPより_運転者の視界の基準
via www.mlit.go.jp
整備
上の図からも分かるように、車というのはガラス部分を通さないと視界が得られません。なのでフロントウィンドウを含めて、ガラス部分が小さいと、その分死角が多くなります。逆に言えば事故を起こしにくいのは、ガラス部分の大きい車ということです。

視界を追加のミラーや電子でサポート

車というのは死角が多いですが、補助ミラーを使えば視界を補うことが出来ます。車体側面が見たかったらサイドミラーの下につけるタイプを。単純にサイドミラーの面積が増えるので、視界も広くなります。バンパーやルーフに取り付け、通常では視認できない車体の前後を見られるようにするミラーも発売されています。
あるいは電子に頼るという手も。サイドミラーの下や車体の前後にカメラを取り付けることでミラーと同等かそれ以上の視界を手に入れられます。今の車にどこか視界が悪くて危ないな、と感じるところがあるなら、ディーラーや整備工場に相談してみましょう。カメラの場合素人では難しいところもあるので、取り付けまでお願いするのがお勧めです。

試乗に行って運転席に座ってここをチェック

その人の身長や運転中に見れる範囲もあるので、やはり運転席に座ってみて確認してみるのが一番です。では実際車を選ぶ際に気をつけるポイントは何なのでしょうか。

ピラー

ピラーとはボディとルーフをつないでる柱のようなもの。大体フロントガラスとサイドウィンドウの間、前席と後席のウィンドウの間、サイドウィンドウとリアウィンドウの間にあり、それぞれAピラーBピラーCピラーと呼ばれています。これが運転席からの視界を考えたときに非常に厄介なポイントです。なのでピラーの位置と太さ、角度に注意してみましょう。右左折時の前方確認や巻き込み確認、車線変更時に大きな違いが出ます。ここで意外と重要なのがAピラーの角度。この角度が垂直に近ければ近いほど、視界はよくなります。右左折時の前方確認のとき、ピラーの角度が立っていれば少し顔を動かすだけですむのですが、寝ているとピラーが顔に近づいてくるため大きくよけないときちんと前方確認が出来ません。どんな車にもピラーはついているので少しは仕方ありませんが、余りにも視界を遮っている場合は、購入を考えたほうがいいかもしれません。

リアデッキの高さ

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セダンの場合、リアデッキが高いとその分だけ後方視界も狭くなります。なのでもし運転や車両感覚に自信が持てない場合は購入を控えたほうがいいかもしれません。どうしてもその車種が欲しければ、リアビューカメラをつけるなど工夫しましょう。後方感覚という点においてはセダンよりはミニバン、ハッチバック、ステーションワゴン、そして意外かもしれませんがSUVのほうが勝ります。これらはリアウィンドウと車体の最後端がほぼ同じなので感覚がつかみやすく、またリアデッキという遮蔽物がないため視界が広いからです。またルームミラーと併せて使う車体後面直下を見るためのミラーをルーフに取り付けられるのも理由のひとつです。

まとめ

視界の悪い車に乗っているとそれだけで事故を起こす確率は高まります。【視界の広い車を選ぶ】【気をつけるべき死角を頭に入れる】【後付け装備による対策】この3つが重要です。
(まゆきち)

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