2016年10月10日 更新

自動車保険が変わる?フリート契約者向け割引サービス

自動車には自賠責保険をかけることが義務づけられていますが、自賠責保険とは別に任意保険をかけているドライバーも少なくないでしょう。実は、その任意保険が、新たな段階へと踏み出そうとしています。今回は、自動車保険が今後変わっていくであろう新サービスについてご紹介します。

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トヨタ自動車とあいおいニッセイ同和損保が新たなるサービスを発表

今回焦点となるのは、自動車保険の新たな料金サービスです。2016年7月27日にトヨタ自動車より公式に発表されました。今回のサービスを発表したのは、トヨタ自動車とあいおいニッセイ同和損保。ある条件に合致した場合、自動車保険の6%が割引されるというものです。6%というとあまり実感がないかもしれませんが、自動車保険は普通自動車であっても10万円を超える契約も有にあります。さらに、法人契約となると対象となる自動車は複数に渡り、その分保険料も高くなるというのが実際のところ。そこで、6%でも割引かれるようになるということは、結構なメリットになるということが分かるでしょう。
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対象となる契約とサービス開始の時期は?

対象となる契約者は、車を10台以上所持している場合に契約できるフリート契約者です。さらに、トヨタ自動車が2016年1月より開始している「TransLog」というテレマティクサービス、あいおいニッセイ同和損保の提供する「ささえるNAVI」を導入していることが条件になります。つまり、法人であり、一定のサービスを使用しているということが判定の基準になるのです。因みに、契約している車両の半数が条件であるサービスを導入していること、「TransLog」でなくともあいおいニッセイ同和損保の指定しているサービスとの併用であれば適用される仕組みです。サービスの開始時期については、2016年の8月1日から。既にサービスが開始されており、条件に該当すれば、自動車保険の6%割引を受けることが可能です。

トヨタ発「TransLog」のサービスの内容とは?

それでは、実際に契約の対象となる「TransLog」について詳しい内容を確認してみましょう。「TransLog」とは、次世代の運転管理を支援するテレマティクスサービスのことです。2016年1月20日よりサービスが開始されました。内容はECOドライブのための燃費管理に診断、車両の位置や経路の確認、危険運転の記録、危険運転の警報や安全運転の診断、警備員の派遣、運転に峰の自動化です。企業にとって導入することで、会社の車両がどこにいて、どのような運転をしているのか、安全やエコに配慮した運転がなされているかなどの確認ができるというメリットがあります。
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あいおいニッセイ同和損保「ささえるNAVI」とは?

もうひとつ、条件となっている「ささえるNAVI」についても、テレマティクスサービスというくくりでは同様ですが、こちらはやや保険事業という観点になぞらえた商品になっています。内容は、安全運転の診断に運転状況のランキング化、位置情報や経路のリアルタイムでの確認、危険運転の指導、事故通知、ドライバーへの通知です。トヨタの「TransLog」が企業の管理的なサービスであるのに対して、より事故や安全に備えたサービスだと言えます。
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フリーと契約者への割引サービスで期待されること

それでは、このようなサービスを展開したトヨタ自動車とあいおいニッセイ同和損保の狙いは何なのでしょうか。一つは、各種テレマティクスサービスの普及です。企業という法人をまずターゲットにすることによって、企業が所持している多数の自動車への導入が期待できます。さらに、メリットがあるのはトヨタ自動車やあいおいニッセイ同和損保側だけではありません。契約者となる企業側も安全や管理という面で大きな恩恵を受けることができるでしょう。
トヨタ自動車・あいおいニッセイ同和損保、TransLogを活用したフリート契約者向けテレマティクスサービスを開発 | トヨタグローバルニュースルーム (55898)

まだ法人段階ではありますが、テレマティクスサービスの導入が浸透することによって、今後他テレマティクスサービスの割引展開だけでなく、一般車両においてもサービス展開が行われる可能性があります。割引サービスが成功して広まっていくかがカギになりそうですね。

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