2016年6月26日 更新

車両料率クラスとは?型式別リスクまとめ【自動車保険】

自動車保険に加入する場合には、なるべく保険料を抑えたいものですが、保険料の重要な要素として車両料率クラスがあります。そこで今回は、自動車保険の車両料率クラスと型式別のリスクをご紹介します。

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1.車両料率とは

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自動車保険の保険料は、契約者の年齢や等級などによっても異なりますが、保険に加入する自動車の種類(型式)によって大きく異なります。たとえば、国産車のコンパクトカーよりも、大きな高級外車やスポーツカーなどの方が保険料が高くなります。これはどういう理由からなのでしょうか?
ここで問題になるのが、車両料率クラスです。車両料率クラスとは、各車両の型式によって適用される保険料が、変わる場合に基準となる数字のことです。車両料率は1~9まであり、これが上がるほど保険料は高くなります。同じドライバーであっても、その車の型式の車両料率が高ければ高いほど、支払う保険料が高くなります。よって、自動車保険に加入する場合には、その車の車両料率クラスがいくらになるのかが重要になります。

2.車両料率クラスの仕組み

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車両料率クラスを決める場合の仕組みを説明します。まず、車両料率クラスの分類としては、以下の4つの保険に対するリスクを基準に決められます。それは、対人賠償責任保険・対物賠償責任保険・傷害保険(搭乗者傷害保険や人身傷害補償保険のこと)・車両保険です。車両におけるこれらの保険利用のリスクを、それぞれ数値化したのが車両料率クラスです。そして、車両料率クラスは1~9までの数字になります。
たとえば、スポーツカーなどの場合には、対人6、対物5、傷害5、車両6となるケースがあるとします。これに対して、コンパクトカーなど場合には、対人4、対物3、傷害4、車両3となったりします。この場合、コンパクトカーの方が全体的に車両料率が低くなるので、こちらの方が保険料が安くなります。

3.車両料率は誰が決める?

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車両料率は、各車種(型式)によって、上記の4つの要素ごとに細かく設定されています。これは、いったい誰が決定しているのでしょうか?車両料率クラスは、損害保険料率算出機構という機関が、毎年一回決定します。昨年の交通事故状況などを見て、リスクの高い車の車両料率を上げ、リスクの低い車の車両料率を下げます。全保険会社について共通なので、どの保険会社に加入するかで、車両料率が変わることはありません。

4.車両料率を調べる方法

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自分の契約している車の車両料率が知りたい場合には、自動車保険の保険証券を見ればわかります。昨年より保険料が上がって理由がわからない場合などには、車両料率が変わっている可能性があるので、チェックしてみましょう。よくわからない場合には、保険会社に問合せをすると、正確な車両料率を教えてもらうことができます。

5.型式別車両料率

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最後に、主な自動車ごとの車両料率のリスクを確認しておきましょう。以下では、わかりやすく車種と車両料率のみの例を挙げます。
たとえば、スズキ エスクード、ジムニー1300などは、車両料率が1。
ホンダ CR-V、トヨタのヴィッツ、日産のセレナなどは、車両料率が2。
マツダのデミオ、ホンダのアコード、トヨタのイプサムなどは、車両料率が3。
トヨタのエスティマやウィッシュ、スズキのスイフトなどは、車両料率が4。
ホンダのオデッセイ、マツダのアクセラなどのは、車両料率が5。
トヨタのマジェストなどは、車両料率が6。
日産のシーマ、ポルシェのボクスターなどは、車両料率が7。
レクサス、ランサーエボリューションなどは、車両料率が8。
マツダのRX-7、スバルのインプレッサなどは、車両料率が9。
このように、わかりやすく車種と数字だけ挙げましたが、実際には同じ車種でも型式によって車両料率が異なりますし、年度によっても異なります。正確に調べるには、保険会社に問い合わせることが必要です。
今回は、車両料率クラスについてご紹介しました。車両料率が上がると保険料が上がるので、保険に加入する場合には、どの車両料率クラスが適用されるのかを確認しておくことが大切です。なるべく車両料率の低い車を選べば、保険料の節約になります。

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