2016年4月27日 更新

水素ステーションってどこにあるの?燃料電池車普及の課題

トヨタや日産、ホンダなど日本でも、燃料電池車に参入する企業も次々と出てきました。しかし、電気自動車などと比べるとまだまだ普及について課題があります。燃料電池車の現状、そして将来はどうなるのでしょうか?

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燃料電池車とは?

燃料電池車とは、もともと燃料電池を用いて発電した車のことを指しました。現在では、水素を燃料とした自動車のことを指すことが多いです。実は道路を走ることが可能な燃料電池車は、1966年にゼネラルモーターズによって製造されていました。しかし、2002年を機に再び燃料電池車が再熱。さらなる技術の発展によってガソリン車の後継として未来を見据えた開発が行われているというのです。
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燃料電池車のメリット

ガソリン車ではなく、燃料電池車にすることによっていくつかのメリットが生まれると言います。まずは、水素で発電を行うために、二酸化炭素などが発生しにくくエコロジーな車だということです。さらに、エンジンなどを必要としないために静かな走行が期待できるという点や、発電効率が良いという点も挙げられます。まさに、地球環境が懸念される現代において、次世代の車としてふさわしい車だと言えるのです。
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しかし燃料電池車の普及には大きな課題が

しかし、環境に優しいなど多くのメリットがある燃料電池車も普及しているとはいいがたい現状です。そこには、燃料電池車普及のための大きな課題があるからです。コストがかかるという点もそうですが、中でも大きな課題として挙げられるのが水素ステーションの問題。水素ステーションの絶対的な件数も少ないという点もですが、現在の水素ステーションでは一日数十台の水素補給しかできません。今後のさらなる実用化を考えると、水素ステーション自体の整備や水素補給のための供給ラインの整備が課題だと言えるでしょう。
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燃料電池車における現状は?

しかし、燃料電池車の普及に向けて水素ステーションの設置などが進んでいないわけではありません。国や自治体では、燃料電池車を普及させるための補助金を設けたり、水素ステーションにおけるインフラの整備も推し進めています。さらに、2015年には国は、全国における商業用の水素ステーションを100に拡大するとの目標も掲げました。少しずつですが、燃料電池車の普及は着実に進んでいるのです。
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燃料電池車普及への取り組み

燃料電池車が普及するためには、やはり人々にとって魅力的な車でなければなりません。ただでさえ、まだまだコストが高いと言われている燃料電池車。水素ステーションの設置とインフラの整備はもちろんのこと、コスト低減やエネルギー効率を上げるために各社取り組みが行われています。
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国単位で普及が推し進められている燃料電池車ではありますが、広く普及するにあたってはまだまだ問題は山積みです。今後、自動車各社の取り組みや国の制度改革など見逃せません。

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