2016年3月30日 更新

次世代のクルマは水素!FCV(燃料電池自動車)とは

次世代のクリーンなクルマとして、インフラの整備や補助金など国を挙げて取り組みが行われている燃料電池自動車。一体どのような自動車で、どのようなメリットがあるのでしょうか。

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燃料電池車とは

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エコカー減税などで注目を集めた燃料電池車は、ガソリンではなく水素によって駆動する自動車のことです。ガソリンのような有限なエネルギーとは違って、私たちのまわりに絶えずあるエネルギーとして次世代の車のエネルギーとして注目されています。

燃料電池車のしくみ

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燃料電池車と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、仕組みは実にシンプルなものです。水素スタンドなどで補給された水素と空気中の酸素が化学反応を起こすことによって発生した電気を使って、モーターを動かし、車を動かすという仕組みになっています。

メリット1「排気ガスの少ないエコな車」

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まず、燃料電池車のメリットとしてあげられるのが排気ガスが少ないという点です。ガソリン車は、ガソリンを燃料にすることによって二酸化炭素など温室効果ガスが発生しますが、燃料電池車に使用される燃料は水素。水素と酸素の化学反応では水、すなわち水蒸気のみが発生することになりますから、余計な排気ガスが出ない、クリーンな車ということになります。

メリット2「再利用可能なエネルギー」

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さらに、燃料電池車に使われる水素は、再生利用可能なエネルギーです。地球上にあるガソリンの量は有限ですので、使われ続ければどんどん少なくなってしまいます。しかし、水素は空気中に常に存在する物質。酸素との化学反応でできた水蒸気も分解すると、一部は水素に変化するため、なくなるということがありません。ずっと使い続けていけるという面でもメリットがあるのです。

メリット3「静かな走りができる」

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また、燃料電池車は発電中でも騒音が発生しにくいという特徴があります。エンジンではなく、モーター駆動式だからです。静かな走りで、快適にドライブを楽しみたいというニーズにもこたえることができます。

メリット4「走行距離は電気自動車より長い」

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現在の技術では、電気自動車が1回の充電で問題なく走行できる距離はだいたい200km前後になりますが、燃料電池車の走行距離は電気自動車をゆうに超える距離が期待されています。現在のガソリン車くらいと考えると良いでしょう。まだまだインフラは整っていませんが、今後水素ステーションが増えれば問題なく走行が可能となるでしょう。

メリット5「充電をしなくてよい」

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電気自動車と比較したときのメリットになりますが、燃料電車は充電の必要はありません。電気自動車は、やはり数十分から数時間充電に時間がかかるという欠点があります。しかし、燃料電池車は、ガソリン車のように水素を補給するだけ。数分で補給することが可能なのです。
次世代を見据えた燃料電池車。メリットも多くあることから、普及に向けて自動車会社各社だけでなく、国をも取り込んだ取り組みが行われています。自動車を購入する際は、どういった燃料を使った自動車なのかという点にも注目してみると良いかもしれません。

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