2016年6月27日 更新

開発加速で2200億円調達!テスラの新型セダン「モデル3」とは

これまで富裕層向けの高級モデルを発表してきたテスラモーターズ。4番目の市販モデルに当たる新型コンパクトセダン「モデル3」は大幅に価格を下げるため、その生産ラインを調整するのに2200億円の株式公募の増資計画を発表しました。納車が来年になるにも関わらず、既に37万3000台の予約の入っている「モデル3」とは一体どんな車なのでしょうか。

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航続距離345km!世代を担う「モデル3」のスペックとは

EV車で一番気になるところと言えば、航続距離ではないでしょうか。テスラが発表しているモデル3の航続距離は345km。お値段は上がりますが、バッテリー容量のさらに大きいモデルも発売予定のようです。約30分のバッテリー充電で270km走行可能ですし、テスラの充電ステーション「スーパーチャージャー」を使用可能。また、純正装備で自動運転機能「オートパイロット」も搭載。さらに、自動運転はもちろんレーンチェンジも縦列・直角の駐車も自動でやってくれるので、ちょっと運転の苦手な人が行うより安心かもしれません。安全性においても、全カテゴリーで5つ星評価!道路標識の認識や速度調整も自動で行うお利口さんなのですが、さらに随時アップデートされる予定だそうです。

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意外とコンパクトなデザインが日本でもウケる?

モデル3は、同じくセダンである車幅は2.2mのモデルSより約2割コンパクトになりました。日本で外車が運転しづらいのは常ですが、日本の狭い道路事情にも適応してくれそうですね。流線型でクーペのような車体で、全面ガラスルーフという近未来なデザイン。フロントデザインも一目で「テスラだ!」とわかる個性的な顔です。シンプルでごちゃごちゃしていないヘッドランプ周りも、他社とは一線を画す特徴と言えるでしょう。インテリアは、インストゥルメンタルパネルを薄くしたことでフロントシートを前方に出し、後部座席の足元はゆったり広々空間を実現。ダッシュボードには17インチのタッチパネル式液晶を搭載し、余分なボタンを一切排除した内装となっています。

Comes in all sizes

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開発の裏には日本企業の活躍も!

モデル3の心臓部であり、バッテリーにあたるリチウムイオン電池の開発に、実は日本企業の活躍も伺えます。アメリカ西部のネバダ州にあり、パナソニックも運営に携わっているテスラの巨大バッテリー工場「ギガファクトリー」。ここではリチウムイオン電池の大量生産や、世界中で開発されているリチウムイオン電池の技術の研究にも取り組んでいます。モデル3のリチウムイオン電池開発にはパナソニックが独占的に供給していると、テスラの代表であるイーロン・マスク本人がツイッターに投稿しました。そもそもパナソニックとテスラは2009年に業務提携を交わしており、「モデルS」と「モデルX」に搭載されているリチウムイオン電池は、なんと大阪府にある工場で作られているのです。驚きですね。

Model S in Tokyo #Tesla #Japan

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今までにない低価格なモデル

今まで発売されたテスラのEV車は800万円〜と、一般人にはなかなか手の出にくい価格帯でした。しかし、モデル3の価格は同じくセダンタイプであるモデルSの半額!大衆向けEV車として売り出される予定です。イーロン・マスク氏がモデル3に最大限の力を費やしたのがデザイン性、そして低価格化。これらは「秘密のマスタープラン」の一部です。高級なモデルを先に売り出し、ブランド化する。それで得た資金で安価なモデルを開発し、EV車の普及に繋げていく…。テスラ・モーターズが発足された瞬間から動き出したシナリオなのです。

イーロン・マスク氏が「モデル3」で目指す世界

元来、EV車はカッコ悪くて航続距離も短い、コストパフォーマンスの悪い乗り物だとされてきました。そういった固定概念を払拭し、より環境にいい持続可能な移動手段を作り上げることがテスラ・モーターズのコンセプトなのです。多くの環境問題を抱える人類は、エネルギーを消費するだけの文明を終え、再利用することがメインストリームとなる社会を目指さなくてはいけないのかもしれません。

Tesla Autopilot logging miles with a view #Tesla #Autopilot #cars #electric

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世界中のテスラファンたちを沸かせたモデル3。徐々にその全貌が明らかにされつつありますが、まだまだ謎が多いのも事実です。しかし、受注数は伸び続けており、EV車としての注目は予想以上ではないでしょうか。そう遠くはない未来に、次世代の自動車がマジョリティになる日が来るかもしれませんね。

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