2016年3月26日 更新

[ミニバン比較]トヨタヴォクシー VS ホンダステップワゴン

トヨタ、ニッサン、ホンダ3社が激しい争いをしている5ナンバーミニバンクラス。2014年、2015年にデビューをしたステップワゴン、ヴォクシーの二車を今回は比較してみたいと思います。

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モデル概要は

トヨタ・ヴォクシー、ホンダ・ステップワゴンともに5ナンバー枠いっぱいのミニバンで、7人もしくは8人がしっかりと座れる正しく家族向けの車です。ボディサイズは共に標準モデルだと、ステップワゴンが、 全長1469mm・全幅1695mm・全高1855mm、ヴォクシーが全長4695mm・全幅1695mm・全高1865mmと僅かながらヴォクシーの方が大きいです。2015年の年間新車販売台数では、ヴォクシーが全体5位、ステップワゴンが17位となっており、ヴォクシーの兄弟車であるノアが16位にいる状況で、販売面では大きく水をあけられていました。このクラスのミニバンは競争が激化し、後発は先発の装備は全てついていて、なおかつ値段が安くないとならないという厳しい競争をしています。その中でどのように差をつけているか、紹介をします。
ヴォクシー ハイブリッドZS(トヨタ)2016年1月モデルのカタログ[10101713] | goo自動車&バイク (25422)

実は燃費の差はここに?

装備面でも二車はほとんど代わりありません。ユニークなのはステップワゴンが採用した「ワクワクゲート」という装備です。テールゲートの左側3分の1程が横開きし、そこから荷物や三列目にアクセスできるという仕掛けです。今までのミニバンにはなかった装備で、当然ヴォクシーにもありません。これを軸にデザインをしているため、リア周りのデザインが左右非対称となっています。しかし、このテールゲート、ダンパーも非常に太いものが使われていて、見るからに重そうというのが想像できます。現にFF車比較で、ヴォクシーハイブリッドが1610kg、標準車が1560kgに対して、ステップワゴンは1650kgと、非ハイブリッドモデルからは90kgも重たいという車重に表れています。これではダウンサイジングターボでトルクが大きくなってもその分が相殺されてしまいます。
ステップワゴンスパーダ スパーダ・クールスピリット(ホンダ)2015年4月モデルのカタログ[10096870] | goo自動車&バイク (25424)

もっとも大きな違いはエンジン

ヴォクシーは、2.0L直4(152PS・19.7kg/m)と、1.8L直4ハイブリッド(エンジン99PS・14.5kg/m・システム出力136PS)がラインナップされています。対して、ステップワゴンは、1.5L直4ターボ(150PS・20.7kg/m)という世界的なトレンドとなっているダウンサイジングターボを搭載しています。力のみであれば、1.5Lながらヴォクシーの2.0Lを上回るスペックをもっておりトルクも大きく、アクセル開度が少なくても走行ができるという点がメリットとして上げられます。しかし、燃費は、ヴォクシーが約16km/L、ヴォクシーハイブリッドが、23.8km/L(FF車)に対し、ステップワゴン17km/L(FF車)程度と劇的に良いものではありません。
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運転のしやすさは?

共に5ナンバーサイズいっぱいで、最小回転半径もヴォクシー5.5mに対しステップワゴン5.4mと取り回しは両者とも互角です。ただし、ヴォクシーは、サードシートが跳ね上げ式のため、使用しないときは、クオーターウィンドウ部分に収まるような形となります。跳ね上げてしまうと、クオーターウィンドウの視界は無くなるので、注意が必要です。ステップワゴンはサードシートを床下に収納しますので、この点は問題ありません。現在はリアバックカメラなども標準で装着されるので、実際はそれほど問題にはならないかもしれません。
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装備での両車の比較

トヨタ・セーフティセンス、ホンダ・センシングといった衝突回避などの装備を用意していますので、大きな差はありません。ヴォクシーの場合、4WDを選ぼうとするとハイブリッドでは設定がないので、ガソリンモデルとなってしまいます。また、ヴォクシーは、「セルフリストアリングコート」という擦り傷などを自己補修してくれる塗装を全色に採用しています。価格的にも下限は225万円前後~となる両者、最終的には見た目と燃費での判断となるのではないでしょうか。
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両者ともライバルを研究しつくしているだけあって、甲乙つけがたい内容だと思います。もし5ナンバーのミニバンという選択肢で考えられるのであれば、ニッサンのセレナもモデルチェンジを控えていますので、それを待つのもよいのではないでしょうか。

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