2019年4月9日 更新

チャイルドシートの種類と選び方【年齢別解説】

車に子供を乗せる場合は、チャイルドシートが必要になります。 しかし、チャイルドシートはいろいろな種類があるためどのようなものを選ぶといいか分からないでしょう。 ここでは、チャイルドシートの種類と選び方について、国内外で販売されているおすすめのチャイルドシートメーカーを交えながら詳しくご紹介します。

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年齢ごとにチャイルドシートの種類が違う

【チャイルドシートの種類と選び方【年齢別解説】】
チャイルドシートは年齢ごとに次のような種類があります。

新生児・乳児ベビーシート

新生児~約生後9ヶ月頃で0kg~9kgの体重の子が使うものをグループ 0、新生児~約生後15ヶ月頃で0kg~13kgの体重の子が使うものをグループ 0+といいます。

また、ベビーシートは誕生してから1歳頃まで使えるもので、進む方向とは反対向きに使います。

移動する際に新生児・乳児を寝かせた状態でできるキャリー、あるいは簡易ラックとして外出先で使ったりすることもできたりドッキングがベビーカーとできるような便利な製品もありますよ。

幼児用チャイルドシート

約生後9ヶ月頃~4歳頃で9kg~18kgの体重の子にはグループ Iを使いましょう。

グループIの幼児用チャイルドシートは、1歳程度までベビーシートを使ったその後に使うものです。
一般的に、進む方法に取り付けて、5点式のハーネスで子供を支えます。

学童用チャイルドシート

約3、4歳~6、7歳頃で15kg~25kgの体重の子にはグループ II、約5、6歳~11、12歳で22kg~36kgの体重の子にはグループ IIIをそれぞれ使います。

車のシートベルトは、幼児用チャイルドシートとは異なって直接子どもに使います。
小さい子供の体に大人用のシートベルトを合わせるために、高い座面にしてきちんと骨盤に腰ベルトがかかるようにし、首に肩ベルトがかからないように位置をベルトガイドで調節しましょう。

上半身を背もたれ付きで支えるものと、簡便な腰下のみを支えるものがあります。

乳児&幼児用チャイルドシート(兼用)

日本においては、1台で新生児期~4歳頃を兼用できる乳児&幼児用シート(兼用)が人気です。

1歳未満の乳児の場合は進む方向とは反対向きで使って、向きを反対にすると幼児用チャイルドシートとしても使用できます。
少し複雑な構造になっていますが、メリットが経済的にあるため人気になっています。

幼児&学童用チャイルドシート(兼用)

前項同様、3歳〜12歳までの長い期間使用することができるチャイルドシートです。

18kgの体重までは幼児用チャイルドシートとして使って、この後は学童用チャイルドシートとしてハーネスを取り外して使います。

ベストタイプ・簡易型チャイルドシート

ベストタイプ・簡易型チャイルドシートは、正規のものに比較して、コンパクトで軽いため、軽く外出したり、小旅行に行ったりする際でも簡単に使えます。
しかし、正規のものの方が耐久性や安全性は高いことが多くあるため、基本的に一時的な期間で使うようにしましょう。
「Eマーク」が現行の国の基準をクリヤーしている製品には付いており、作られたのが2012年6月30日より前の製品には、「自マーク」という古い改正前の基準をクリヤーしていることを表示するものが付いています。
チャイルドシートを選ぶ場合は、国の基準をクリアしているものを選びましょう。

日本のメーカーのチャイルドシート

【チャイルドシートの種類と選び方【年齢別解説】】
人気がある日本のメーカーのチャイルドシートとしては、次のようなものがあります。

Combi(コンビ)

コンビは、衛生用品、ベビー用品、アパレル用品、おもちゃなどを製造、販売する会社です。

コンビのチャイルドシートは、「だっこの姿勢」のものを採用しています。
というのは、衝撃を全体の背中で受け止めて分散することができるため高い安全性があり、赤ちゃんにとってだっこの姿勢はリラックスしやすいからです。

Aprica(アップリカ)

アップリカは、コンビとともに日本のベビー用品の2大メーカーです。

ベビーカーがメインの育児用品として製造、販売していますが、赤ちゃんの心と体を研究し、理想的な育児環境のための育児用品を追い求めています。
アップリカのチャイルドシートは、回転型チャイルドシートとして日本国内で販売されているものにおいて唯一の回転式ベッドタイプの製品です。

柔らかいクッション製で快適な乗り心地であるほか、回転が片手でできる、楽に乗り下ろしもできる、赤ちゃんの姿勢が良くなるなどの理由から多くの人気を集めています。

KATOJI(カトージ)

カトージは、ベビーベッドやバウンサーが人気で、チャイルドシートのメインは正規の海外ブランドの代理販売です。

カトージのチャイルドシートは、ハイクオリティーでリーゾナブルな価格であるため、現在着目されています。

TAKATA(タカタ)

タカタは、自動車用安全部品のエアバッグ、チャイルドシート、シートベルトなどを製造する会社です。

日本のメーカーとしては、安全性能テストを早い時期から実施しています。
チャイルドシートは高い評価があり、日本の自社工場で組み立てする際に人の目で一つずつチェックしているそうです。
タカタのチャイルドシートは、信頼性があることが特徴でしょう。

ISOFIX、シートベルト固定のチャイルドシートにおいて、毎年自動車事故対策機構と国土交通省が実施している安全性能の評価試験において「優」という最高評価を得ており、日本のメーカーでチャイルドシートの数は最多です。

高い信頼性と安全性によって、衝突事故がもし発生した場合でもしっかりと子供を守ってくれます。

海外のメーカーのチャイルドシート

【チャイルドシートの種類と選び方【年齢別解説】】
2012年6月までは、準認定品としてアメリカとヨーロッパのチャイルドシートが販売されていましたが、2012年7月からは、日本の安全基準にECE R44/04というヨーロッパの安全基準が正式に採用されたため、2012年からはアメリカのチャイルドシートは販売されなくなりました。

ヨーロッパは、次のようなメーカーのチャイルドシートが有名です。

レーマー

レーマーは、2014年にブランド名がブリタックスに変わりました。
現在は、レーマーの方がブリタックスよりも認知されています。

レーマーのチャイルドシートは、現在、正規輸入代理店に伊藤忠リーテイルリンク株式会社がなっており、英国王室のチャイルドシートとして使われるなど、ヨーロッパにおいては非常に有名です。
レーマーのチャイルドシートは、次のような特徴があります。

・ECE R44/04という国連欧州経済委員会の統一基準の認証を受けている
・成長に応じて調節がきめ細かくできるようになっている
・有名な自動車メーカーが純正品として採用している
・トラベルシステムによってベビーシートとバギーがドッキングできる
・年齢が幅広く使えるチャイルドシートが多くある
・ISOFIXで取り付けられるチャイルドシートが多くある
・データを徹底して管理することによって安全性が高い
・世界13ヶ国で実施している消費者テストにおいて、トップクラスの評価を30年以上得ている
・乳幼児カテゴリーにおいて、チャイルドシートとして最高クラスの評価を国土交通省から得ている

マキシコシ

マキシコシは、オランダのチャイルドシートメーカーで、設立は1968年です。
チャイルドシートの他にも、ベビー用品の子供用の自転車などを展開しています。

日本での正規の輸入代理店としては、株式会社GMPインターナショナルが務めています。
0歳~1歳の乳幼児が移動する場合は、乳幼児のストレスが非常に大きくなるでしょう。
このような場合は、マキシコシのトラベルシステムがおすすめです。

役目としては、チャイルドシートだけでなく、キャリー、ベビーカー、ロッキングチェアがあります。
そのため、赤ちゃんをキャリーとして寝かした状態で運ぶことができ、公園や外出先などの場合は、赤ちゃんのベンチとしても使うことができます。
マキシコシを実際に使っているユーザーの意見としても、「移動する際に赤ちゃんを起こす必要がないため楽である」というようなものが見られました。

ヨーロッパのメーカーということもあって、多くのISOFIXモデルを国内メーカーよりも揃えています。
また、ISOFIXに現在販売されている9割近くの製品が対応しており、ISOFIXに対応したチャイルドシートが欲しい場合でも、製品を選ぶ際に悩むようなことはないでしょう。

チャイルドシートの着用は何歳まで義務化されているか?

【チャイルドシートの種類と選び方【年齢別解説】】
道路交通法によって、チャイルドシートを6歳未満の幼児に着用することが、2000年4月1日から義務化されました。
そのため、新生児の場合でも、チャイルドシートを誕生した病院を退院する際から使う必要があります。

チャイルドシートの適切なものを使って、子供を交通事故から守りましょう。

道路交通法においては、チャイルドシートを着用していない場合は違反になります。
違反しても罰金の反則金などはありませんが、減点が1点されます。

なお、レンタカーの場合でもチャイルドシートを必ず着用する必要があります。
そのため、乗る幼児が6歳未満の場合は、予約する際にチャイルドシートも忘れないようにしましょう。

まとめ

【チャイルドシートの種類と選び方【年齢別解説】】
ここでは、年齢ごとにチャイルドシートの種類が違う、日本のメーカーのチャイルドシート、海外のメーカーのチャイルドシート、チャイルドシートの着用は何歳まで義務化されているか?についてご紹介しました。

小さい子供を車に乗せる場合は、チャイルドシートが必要になります。

チャイルドシートは年齢ごとに種類が違っているので、日本や海外のメーカーのチャイルドシートの中から適したものを選びましょう。

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