2019年1月16日 更新

トヨタの人気コンパクトカー「アクア」|年式毎の特徴 燃費 価格は?

トヨタの「アクア」の中古価格の相場や年式ごとの特徴や燃費をまとめてみました。 これからアクアの購入を検討している方は是非参考にしていただきたいです。

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低燃費の人気コンパクトカー「アクア」

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「世界トップクラスの低燃費」は年式を問わず、歴代モデルを通してみても、一貫してそのコンセプトは変わらず実際に、トップクラスの低燃費を実現しています。冒頭でも述べたとおり、同ジャンルの競合他社である現行のフィットや、現行のノートと比べてみても遜色が無いどころか、頭一つ抜き出た低燃費を実現しています。

そしてアクアの特徴は、低燃費だけではありません。アクアの歴代モデルを通して言える特徴は、その軽快なスポーツ性能とハンドルレスポンスです。燃費の向上にも繋がる空気抵抗を抑える流れるようなフォルムが、ダウンフォースへと働き高速域でも安定性を確保しています。
また、同クラスのコンパクトカーよりも軽量な為ハイブリッド車に似つかわしくないパワーウェイトレシオを実現させました。

初代アクアが2011年12月に発売されて以来、7年目(2018年12月時点)に差し掛かろうとしていますが、2度のマイナーチェンジをしたものの、フルモデルチェンジはされていません。マイナーチェンジが2度もあった事から、何か不具合などが多かったの?と心配してしまいますが、単にモデルが7年も継続している事が原因でしょう。一昔前は頻繁にモデルチェンジがされていましたが、ここ最近の車は同一モデルで長期間フルモデルチェンジをしない車が増加しています。年数が経つ事で技術が進歩したり、改良点などが見直され、マイナーチェンジがされただけで、不具合が頻発した事による応急的にマイナーチェンジを行った訳ではありません。

ただ、その“2度のマイナーチェンジでどういう変更があったのか”という点は、非常に気になる点ではあります。中古車を検討している方にとっては一つの目安にもなりますので、そちらについても解説したいと思います。

初代アクア(2011年2月~2013年3月)の特徴や燃費・中古価格の相場

初代アクア

〇初代アクアの特徴
初代アクアは2011年12月26日より販売を開始しました。重量がフロントに偏ってしまうFF車の欠点を、重量物であるバッテリーを重心バランスを考慮した位置に配置する事で高次元レベルの重量バランスを実現しました。

初代アクアから初のマイナーチェンジが行われる以前に、大きな改良・変更が2013年11月に実施されました。構造部分の変更や、オプションの追加、更にはグレードの追加まで実施しましたので、マイナーチェンジと捉えても問題ない程の変更点がありました。

その際の変更点・改良点が、スポット増しなどのボディ剛性に改良が加わっています。これから推察できる事は初代アクア~2013年11月の変更以前のアクアにボディ剛性の点で改良の必要性があったという事です。ボディ剛性が弱いと聞くと、何かとんでもない欠陥のように受け取ってしまうかもしれませんが、普通に運転をしていて認知できるものではありません。

また、剛性感という感覚的なものとしても、普通に運転していてマイナーチェンジ前と後のアクアを乗り比べて違いが分かる人は殆どいないでしょう。つまりこのボディ剛性の改善点がある事を原因にして、モデルを選択する程の重大な違いは無いと言っていいでしょう。ただ、新しく追加されたオプションや新グレードなどは注目すべきではないでしょうか。
〇マイナーチェンジ以前の特筆すべき変更・改良点
2013年5月31日に、上級グレードであるGにブラックソフトレザーセレクションが追加されました。外品のレザーシートカバーの装着を予定している方は、純正品の方がクオリティが高い場合が多いので、チェックしておくべきでしょう。不自然な艶がなく、マットで落ち着いた雰囲気を演出してくれる高級感のある素材なので、かなりオススメできます。

その他の変更は、グレードSとGにスーパーUVカットガラス(フロントドア)と助手席バニティミラー付サンバイザーを標準装備、その他グレードSのブルー内装色仕様の細かい内装色の変更などが変更されました。

次に2013年11月26日に2度目となる変更が実施されました。その内容はエンジン本体のフリクションの低減と、モーター、インバーターの制御を見直し、ハイブリットシステムの効率を高めた事による燃費効率の上昇を実現させるものでした。また、硬目だった足回りを、乗り心地を重視した柔らか目のものに変更しました。構造自体の大きな変更点はこの2点が変更されました。

その他の変更点は、遮音材を追加した事による静寂性の向上、ドアロックと連動した電動格納ミラーの追加、グレードL以外のフロントドアガラスに撥水機能を追加、上り坂で後退してしまうのを防ぐヒルスタートアシストコントロールの追加、同じくグレードL以外に新色であるディープアメジストマイカメタリックを追加、スピードメーターの文字色などが変更されました。
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そして、新たなグレードである“G SPORTS(以下G's)を追加です。このG'sは、コイルスプリングやショックアブソーバーの変更、シャーシの補強材やスポット増しによるボディ剛性のアップを施し、よりコーナリング性能を上げたスポール仕様となっています。

原動機に関してはチューンは施されていませんが、足回りの専用部品に交換、フロント・リアの専用バンパー、専用スポーツシート、内装の各所にも変更が加えられ、雰囲気だけではあるものの、スポーティな仕上がりとなっています。また専用エンブレムも各所にあしらわれており、外見から見ても内装を見ても、変更点が多い事から印象としては劇的に変化してスポーティな印象のものとなります。マイナーチェンジ並に変更や追加が多いので、選定基準にこの変更点を加味してみてもいいでしょう。
〇初代アクアの燃費
歴代モデルでの比較という観点から見た場合に、気になる燃費ですが、初代アクアのカタログ上でのJC08モード燃費では、35.4km/Lです。歴代モデルの平均が35.6km/Lですので、大差は無く誤差の範囲と言えます。

あくまでも、カタログ上での話になりますので、より実燃費に近い燃費の違いを算出してみましょう。参考にしたのは、株式会社イードが運営するウェブサイトe燃費で記載されている実燃費でも比較してみました。

こちらのサービスは、登録しているユーザーからの燃費の投稿から平均値を算出して、より実燃費に近いものを記載しておりますので、限りなく実燃費に近い数値となっています。

こちらでの初代アクアの実燃費は、23.22/km/Lとなっています。そして歴代モデルの平均が23.5km/Lとなっており、こちらもそこまで大差はありません。燃費の良さで、モデルを選ぶ程の差はありませんので、古さや走行距離による故障の懸念を、選定する際に注視すべきポイントではないでしょうか。

〇初代アクアの中古価格の相場
中古価格の相場ですが、走行距離が多いもの(7万km以上)に関しては省いて、比較的走行距離の低いものを選定して、中古価格を算出しました。年式は初代アクア~初のマイナーチェンジが実施される2014年より以前のものに限定した平均車体本体価格は約99.4万円となりました。走行距離が少ない車種が多く、程度の良い中古車が多かった印象を受けました。初代アクアは年式もそこまで古くない事から、部品の経年劣化もそこまで酷くは無い為、狙い目ではないでしょうか。

アクア 初マイナーチェンジ(2014年12月~)の特徴や燃費・中古価格の相場

アクア 初マイナーチェンジ

〇初のマイナーチェンジ後のアクアの特徴
初代アクアの販売開始依頼、初のマイナーチェンジが2014年12月に実施されました。SUVテイストの新しいグレードX-URBANが追加されました。ミラーやドアハンドルのメッキ加飾オプションの追加や、グレードG's以外の外観などを変更しました。その他にも細かい装飾品の変更などがあり、大きな変更と言えば、LEDヘッドライトのBi-Beamが採用された事でしょう。中古車を買う上でLEDヘッドライトの車かどうかは、気になる人も多いかと思いますので、狙うなら初のマイナーチェンジ後ではないでしょうか。(G'sでもヘットライト、フォグランプ共にLED化)

シャーシ部分では、リアフェンダーのスポット増しが施されていて剛性化が図られています。

2015年11月4日に三度目の変更及び、特別仕様車X-URBAN"Solid"の追加がありました。グレードG's、G、X-URBANでToyota Safety Sense Cを標準装備で、グレードL,Sでオプションにて採用を開始しました。こちらも先述したLED仕様、中古車を購入の際の大きな選定基準となる人も多いのではないでしょうか。他の大きな変更点は専用色のダークバイオレットマイカメタリックが無くなりパープルメタリックが新たに追加されました。カラーにこだわりたい方は注意したい点でしょう。

〇初のマイナーチェンジ後のアクアの燃費
カタログ上JC08モード燃費では歴代最高である37.0km/Lを実現しました。一方e燃費の実燃費では22.76km/Lと何ともコメントのしにくい結果となっています。あまり気にする必要は無さそうではあります。

〇初のマイナーチェンジ後の中古価格の相場
こちらも同じく7万km以内で算出した結果約134万円となりました。LEDヘッドライトでかなり印象は変わるものの、一気に価格が上がってしまいますので、非常に迷いどころではあります。

アクア 2度目のマイナーチェンジ(2017年6月~)の特徴や燃費・中古価格の相場

アクア2度目マイナーチェンジ

〇2度目のマイナーチェンジ後のアクアの特徴
フロント廻りのデザインが大きく変更され、リアも同様にデザインが一新されました。これにより、デザインで一目で年式がわかるようになったので、気になる点ではあります。

他にはX-URBANをCrossoverに変更し、グレードGに設定されていたソフトレザーセレクションに新たにホワイト内装色を追加した他、S"Style Black"の仕様を変更しました。

〇2度目のマイナーチェンジ後のアクアの燃費
カタログ上JC08モード燃費は変わらず34.4km/Lでe燃費による実燃費は24.0km/Lとこちらも大差はありません。

〇2度目のマイナーチェンジ後のアクアの中古価格の相場
この年式以降になると新古車も混じってきますので、約162.9万円と高額になってしまいましたが、マイナーチェンジ後すぐのモデルを選べば、もう少し価格は下がります。

アクアの特別仕様車はお得?新車・中古車価格の相場

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アクア クロスオーバー グラム
〇アクアの特別仕様車
初代~の特別仕様車については、先述したようにその年式では標準装備されていないLEDヘッドライトなどがある為、それらを外品で取り付ける予定ならば、採用されている特別仕様車を選択する方が信頼性などの面からもお得ではあります。LEDヘッドライトを例に挙げると年式を古くして特別仕様車にするか、年式を新しくして標準装備されている車を購入するかといった選択もあります。

では2度目のマイナーチェンジ以降は、特別仕様車と通常グレードの差額が大きくなってしまうので、慎重に装備を確認してその差額に見合うかどうかでしょう。

〇クロスオーバー グラム
クロスオーバーとのカタログでの価格差は約7万円の2,123,280円です。特別装備は、インテリジェントクリアランスソナー、スマートエントリー&スタートシステム、コンライト(オートライト)、合成皮革とファブリックシート表皮、インパネ助手席オーナメント(合成皮革巻き)、シフトノブ、ブラックインテリアなどです。この中で3つ以上欲しいものがあれば7万円の差額は安いと言えます。

中古車の差額で言えば、1000km未満の新古車で通常グレードとクロスオーバー グラムの差額が約10万~30万円で購入する事ができますので、かなりお得感はあります。

〇Sスタイルブラック
新車価格で言えば、グレードSとGの間にあたる価格設定で1,996,037円となっています。これにトヨタセーフティセンスが付いているだけで、お得で更にインテリジェントクリアランスソナーが標準装備されています。登録済の未使用車の中古車で160万円強、ナビ・ETCなどを取り付けしている未使用車で190万円弱となっています。

〇Gソフトレザーセレクション
標準グレードであるSと比較すると約20万円の差額で2,079,000円となっていますが、装備を考えればかなりお得です。セーフティセンスをはじめ、スマートエントリー&スタートシステム、何よりもレザーシートが目玉でしょう。1年落ち登録のみの走行距離1000km未満の中古車で、約165万円程でした。他の特別仕様車より少し台数が少ない印象を受けました。新古車は調査した時点ではありませんでしたが、未登録車で209万円でした。

まとめ

歴代のアクアから現行まで特徴や中古価格の相場などのお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。年式を古いものにして欲しい装備を買えるか価格帯に抑えたりしても、車自体の燃費が現行モデルに見劣りしないものとなっていますので、とても良い車ではないでしょうか。

また、新車や新古車を購入する場合は間違いなく特別仕様車をオススメしたいです。余程特別に装備されている装備が不要ではない限りお得な価格設定となっています。どちらにしても、アクアはとても良い車ですので、買って後悔はしないと思いますので、じっくり検討してみて下さい。

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