2016年8月26日 更新

エスティマ、エスティマハイブリッド、どう変わった?

2005年にデビューした現行50型エスティマ。他のミニバンの多くがスペース効率を優先し、箱型になっていくのに対して、低いルーフライン、ボンネットから続くワンモーションのフォルムで、独特な存在になっています。トヨタもエスティマの代替が進まず、異例の10年目にしてビックマイナーを敢行しました。

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エスティマの魅力

エスティマの魅力は、初代から続く低いボンネットと大きく寝かされたフロントウィンドウ、そして、滑らかに弧を描くルーフラインといえるでしょう。エスティマのフォルムが好きなユーザーには、なかなかライバル車も太刀打ちできず、独特な存在になっています。2008年、2012年にマイナーチェンジを行っており、ともに灯火類を中心にデザインをアップグレードしてきました。今回のマイナーチェンジでも、従来のイメージを踏襲しながらもバンパーや灯火に大幅に変更を加え確実に新しさを手に入れています。
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グレードの整理

従来モデルにエアロパーツが組み込まれ、スタイリッシュな外観のアエラスというグレード設定がありました。それが今回のマイナーチェンジでグレードの統合が行われ、外観はアエラスで統一されています。装備の違いで、アエラス、アエラスプレミアム、アエラススマート、アエラスプレミアムGが設定されます。エンジンも当時ミニバン最強と謳われた3.5LV6は使用されておらず、「2.4L直4のガソリン」と「2.4L直4のハイブリッド」の2機種になりました。駆動方式は、従来通りガソリンモデルはFF、ハイブリッドモデルは、後輪をモーターでアシストするE-Fourとなります。
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大きく変わった外観

外観は、ビックマイナーチェンジというのにふさわしく大幅に手を加えています。フロント回りは、最近のトヨタ顔であるキーンルックとなり、ロアグリルはより開口部を広げ、アッパーグリルは薄くなりました。両脇に張り出した縦スリット状のグリルが、フロントフェンダーに連なる新しいキャラクターラインになり、見所になっています。スリット状グリルには、LEDデイライトが組み込まれ、LED Bi-Beamヘッドライトと併せて先進性を高くアピールしています。リアは従来からLEDでしたが、従来の点発光からライン発光となり新しさを手に入れています。また、最大の見どころとして、従来からAピラーをブラックアウトし、フローティングルーフを強調していましたが、マイナーチェンジからルーフを別色で塗装する2トーン塗装をミニバンで初めて採用し、特徴的なウィンドウグラフィック、ルーフラインがより引き立つようになりました。
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外観以上の進化

内装は、従来モデルでも、先進性が高い、センターメーターを採用しており、それは今モデルでも踏襲されています。さらに、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイを加え、センタークラスターにはタブレット端末のような大型ナビを設置。より操作性、視認性を高めるとともにインパネ全体を人工皮革で覆い、高級感を高めています。また天井やピラーをブラックとし、グレードごとに異なるシートカラーを選択できるようになっています。そのシート表皮のアエラススマートには、防汚処理の施されたホワイトのシートが、アエラスプレミアムGには、人工ヌバックとなるブランノープを採用し、より高級感を高めています。
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乗り心地も改善

従来シャシーを共有していたアルファード・ベルファイヤが専用シャシーをもち、リアサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用したことで、走りの質感を高めてきましたが、新型エスティマは、サスペンションの変更はできず、従来通りフロントストラット、リアトーションビームという組み合わせになっています。コイルスプリングの見直しなどで、より上質な乗り心地を手に入れています。また、アエラススマートにオプション、アエラスプレミアム、アエラスプレミアムGに標準装備となるパフォーマンスダンパーにも注目です。レクサスのFSportsグレードなどに採用されていた、微小なボディの歪み、振動などを制御するダンパーで、特にエスティマのように大きな空間を持つミニバンには効果的な装備といえそうです。
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安全面も進化

今回のマイナーチェンジで、レーザーレーダーとカメラを組み合わせた衝突回避支援パッケージToyota Safety Sense Cを採用しています。Toyota Safety Sense Cには、10~80km/hまでで作動する自動ブレーキ、レーン逸脱の際にアラートを出すレーンデパーチャアラート、オートマチックハイビームが組み合わされます。また、全車に軽微な傷を自己補修する「クセルフリストアリングコート」を施しており、新車時の輝きを長く保つことができます。
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ミニバンの中で独自性のあるエスティマ。今回のマイナーチェンジで確固たるものにしそうですね。

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