2016年6月27日 更新

オーバーヒートの原因・修理・対処法まとめ

これからの時期、オーバーヒートが心配ですね。事前に知っておきたいオーバーヒートのサイン、対策、修理方法と費用をお伝えします。

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オーバーヒートってどんな症状?

ますます暑くなる季節ですね。そして、夏休みなどで車で遠出する季節でもあります。そんなときに起こりやすい車の問題の1つが「オーバーヒート」。オーバーヒートとは、エンジンが正常に機能するための冷却水の温度が異常に上がりやすくなった状態のことで、エンジン内に焼き付けを起こし、エンジントラブルの原因となることがあります。エンジンに大きな損傷を与える可能性があるためこの状態で走り続けることはできません。オーバーヒートの原因としては、冷却系やオイル系の不具合が考えられます。また長い坂道での低いギア走行、渋滞時のノロノロ運転が長時間続いたときに起きやすくなります。
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オーバーヒートの見分け方

オーバーヒートを事前に対処できたらいいですね。兆候としてはまず、水温計の温度です。普段あまり注意して見ないかもしれませんが、メーターのところにある水温系の温度がどんどん上がってきていたら、オーバーヒートの可能性が高いので、周囲を確認して邪魔にならないところで車を停めましょう。ちょっと手遅れ気味かと思いますが、エンジンルームから水蒸気が上がっている場合もオーバーヒートの可能性が高いです、この場合も落ち着いて車を停めましょう。いきなりボンネットを開けるのは危険なので、水蒸気が治まるまで待ちましょう。他にも、アクセルを踏んでもスピードが出ない、アクセルを踏むとカリカリのノッキング音がする、エンジンの回転数が不安定、オイルが焼ける匂いがする、アクセルを踏んでいないとエンジンが停止してしまう、エンジンが停止して再始動できなくなる、などの症状があります。
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その場でできる処置

ではオーバーヒートになっていると思われたときの対処法です。冷まさなければいけないと思って、すぐにエンジンを切りたいところですが、ちょっと注意してください。すぐにエンジンを切ってしまった場合、冷却水がうまく循環せずに急に温度が上昇したり、エンジンオイルの循環が悪くなり、最悪の場合には油膜切れを起こしてエンジンが焼き付いてしまうことがあるんです。ですからまずは、水蒸気が出ている場合はそれが治まるのを待ち、治まったらボンネットを開けます。そして、冷却ファンが回っているか、また冷却水などが漏れていないか、そしてリザータンクに十分な冷却水があるかを確認してください。もしファンが回っていなかったり、冷却水が漏れている、冷却水が異常に減っているという場合はすぐにエンジンを止めて自然冷却させます。このときラジエターに水を入れようとしてラジエターキャップを開けないようにしてください。熱い水蒸気が噴き出してやけどしたり、圧力が抜けて冷却水の沸点が下がり、一気に冷却水が沸騰し、オーバーヒートを加速させてしまうこともあります。もし冷却ファンに亀裂があって水漏れしている場合はまたすぐにオーバーヒートしてしまいますので、すぐに救援を呼びましょう。
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専門店での修理

ホース類が劣化している場合は交換する必要があります。ラジエーターの劣化の場合も交換です。冷却水を循環させるためのウオーターポンプが劣化している場合もあります。特にシャフト部分のシールの劣化による冷却水漏れが多発しています。交換の目安は10年、10万キロです。またポンプを動かすファンベルトの劣化の場合も交換します。冷却用ファンの故障の場合も、交換します。2万円~くらいです。冷却水の温度を一定に保つための装置が故障している場合もあります。こちらも交換になります。約7千円~1万円です。エンジンに問題があって交換になる場合は、数十万円の費用になるので、乗り換えを勧められることも多いかと思います。
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オーバーヒートを未然に防ぐために

オーバーヒートを事前に防ぐ方法についてお伝えします。ます、水温計のチェック。Hに限りなく近づいていたり超えたりしていないか、普段からチェックしておきましょう。そして、冷却液のチェック。リザーバータンクの冷却液の量が来ていないがチェックします。減っている場合は補充しますが、極端に減っていると漏れている可能性が高いので工場で見てもらいましょう。そして、ラジエーターやホースからの漏れにも注意しましょう。車の下の方に漏れがないかたまにチェックしておきましょう。そして、エンジンオイルのチェック。必ず、エンジン停止後5分以上経ってから行なうようにしてください。エンジンオイルのレベルゲージを抜き、先端に付着しているオイルを拭き取ります。次に、レベルゲージを元の位置に差し込み、再度引きます。レベルゲージの先端に付いたオイルがメモリの間にあればOKです。減っていたり、異物が混入していたら整備工場で見てもらいましょう。
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