軽量なアルミで構成されるボディに強力なV8エンジンを搭載したフラッグシップモデルがV8シリーズ。日本には本国でV8シリーズのバリエーションとしてラインアップされるヴァンテージ（Vantage）のみが導入される。基本的なボディワークはV8と同一だが、グリルが格子タイプに変更され、タイヤも3サイズほどアップされたものを採用。ボディはクーペスタイルとなる。スタンダードでも349馬力を発生する5.3L V8ツインカムヘッドエンジンに、両バンクで独立したツインスーパーチャージャーを装着することによって、550馬力のパワースペックを獲得。組み合わされるミッションは4AT。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーンで、リヤはド・ディオンアクスルが取りつけられる。駆動方式はFRを採用。安全装備としてデュアルエアバッグとABSを標準で装着する。左右どちらのハンドル位置も選択できる。