アウディ R8 2019年モデル

アウディ R8 2019年12月モデル

2世代目となったアウディのフラグシップスポーツカー、アウディ「R8」。今回、5.2L V型10気筒DOHCエンジン搭載の「V10クーペ パフォーマンス 5.2FSIクワトロSトロニック」を設定。Audiの市販モデルとして過去最高の最高出力620馬力を発揮し、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせる。電子制御油圧多板クラッチ式quattroフルタイム4輪駆動システムは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配し、極限の状況では前輪または後輪のいずれかへ100%のトルクを伝達することも可能。また、低負荷時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダーオンデマンド(COD)を採用。アクセルペダルをオフにしたときにはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードとあわせて優れた環境性能も両立した。エクステリアは、前後にLEDライトを標準装備。さらにLEDハイビームの約2倍の照射距離を誇るレーザーハイビームや前後にダイナミックターンインディケーターを搭載した。フロントまわりはロー&ワイドになったシングルフレームグリル、その上部にはSport quattroを彷彿させる細いスリットが備わり、縦に分割されたフロントサイドのエアインレットなど、より一層シャープな印象となった。リアまわりは、ボディ幅いっぱいにエアアウトレットが広がり、大胆なデザインのリヤディフューザーには、楕円形の大型エキゾーストパイプがインストールされ、サイドウインドウ部とボディサイドにサイドブレードを2分割することにより、ミッドシップスポーツであることを強調している。インテリアはフォーミュラカーをイメージさせるモノポストデザインを採用することで、ドライバーとマシンの一体感を高めた。ステアリングホイールには、エンジンスタート/ストップボタンやアウディドライブセレクトのボタンを集約し、主要な操作をステアリングから手を離すことなく行える。メーターパネル内には12.3インチのTFTディスプレイを配置し、DIS(ドライバーインフォメーションシステム)、地図表示などの機能を統合したアウディ バーチャルコックピットを標準装備した。ハンドルは左右選択可能。

  グレード名 排気量 駆動 燃費 価格
V10クーペ パフォーマンス 5.2FSIクワトロSトロニック 5204cc FULL4WD 30,010,000円