メルセデス・ベンツ CLSクラス 2018年モデル

4ドアでありながらクーペを彷彿させるエレガントかつスポーティなスタイリングに、セダンの快適性、実用性を高次元で融合させたメルセデス・ベンツ「CLSクラス」。今回、フルモデルチェンジを行った。2L 直列4気筒BlueTECエンジン(最高出力194馬力、最大トルク400N・m、40.8kg・mを発生)を搭載した「CLS220d スポーツ」、「CLS220d スポーツ エクスクルーシブパッケージ」、「新型直列6気筒エンジン」と「ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)」、「48V電気システム」などの新技術を搭載した「CLS450 4マチック スポーツ」を設定。「CLS450 4マチック スポーツ」に搭載される「M256エンジン」は単体で最高出力367馬力、最大トルク500Nmを発生、「ISG」はエンジンとトランスミッションの間に配置された、最高出力16kW 、最大トルク250Nmを発生する電気モーターで、「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量のリチウムイオンバッテリーに充電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現。前傾したフロントエンドや低い位置に設けられた幅の広いヘッドライト、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、メルセデス・ベンツの新しいデザイン語法を初めて採用した、デザインコンシャスなモデル。インテリアは、上質な素材を使用し、ディテールへのきめ細かな配慮とクラフトマンシップから生まれた高級な質感が特長で、官能的で流麗なデザインとなっている。特徴的な装備は「イルミネーテッドエアアウトレット」で、タービンエンジンをイメージしたフォルムの送風口は、全体がシルバーシャドー仕上げとなっていて、64色から選択可能なイルミネーションが送風口の内側に仕込まれており、未来的な雰囲気を創り出す。「CLS」として初めて5人乗り(CLSクーペで初)となり、後席の乗降性が向上した。安全運転支援システムでは、先行車との車間距離のみならず周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなど平行な物体)を常に監視して、従来よりもステアリングアシストが作動する状況が大幅に拡大。その他の革新技術、「アクティブレーンチェンジングアシスト」は、ドライバーがウインカーを点滅させた場合、行き先の車線に車両がいないことを確認して、自動で車線を変更。さらに、走行中にドライバーが気を失うなど万が一の場合には、自動的に車線を維持しながら緩やかに減速・停止する「アクティブエマージェンシーストップアシスト」も搭載。「CLS220d スポーツ」、「CLS220d スポーツ エクスクルーシブパッケージ」は右ハンドル、「CLS450 4マチック スポーツ」は左右ハンドル設定。
グレード名 | 排気量 | 駆動 | 燃費 | 価格 | |
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CLS220d スポーツ エクスクルーシブパッケージ | 1949cc | FR | - | 8,565,000円 | |
CLS220d スポーツ | 1949cc | FR | - | 7,990,000円 | |
CLS450 4マチック スポーツ | 2996cc | FULL4WD | - | 10,380,000円 |