メルセデス・ベンツ ミディアムクラスの口コミ・評価

メルセデス・ベンツ ミディアムクラス
総合評価
5.0
外観
5.0
走行性能
4.0
内観
5.0
乗り心地
4.0
価格
5.0
燃費
1.0

W123 280CE

総合評価5.0外観5.0|内観5.0|走行性能4.0|乗り心地4.0|価格5.0|燃費1.0

ミディアムクラスといえば、Eクラスがデビューする前にメルセデスが設定したアッパーミドルなレンジだった。高級車路線のSクラスで培った技術をそのままミドルクラスに当てはめて作り込んでいたので、当然のことながら価格は高く、その分、品質も良かった。 現代の路上でも、なんとか対応できる動力性能と、メルセデスがおかしなオーラを纏うようになる前のデザインは、嫌味がなく素晴らしい。あまり知られていないが、2ドアモデルはいわゆるピラーレスなので、前後のサイドスクリーンを下げた時の開放感は、セダンのそれではない。 メルセデスの常として、要交換部品は数多あり、その頻度もバカにならないのだが、それさえ守っていれば、いつまでも乗り続けることができる。そのことは、部品の再生産や、(費用に糸目をつけなければ)メーカーがリストアを行ってくれるオールドタイマーセンターなどという組織を作り出すといったような姿勢にも裏打ちされている。良いものを長く使うという考え方だ。 当然、技術的な面でいえば、年々古臭くはなる。しかし、デザインを含め、2世代以上前のメルセデスは、俄然魅力を増すのが不思議だ。1世代前だと、単純に古く見えるだけなのに。 走行性能について語るべきところは、はっきりといって何もない。スロットルを開けば走るし、ブレーキを掛ければとまる。エンジンのフィーリングは、これがツインカムか?と思うほど鈍いものであっても、いざ走り出すとそれほど気にならなくなってしまう。現代のベンツと決定的に違うのは、堅さを感じない乗り心地ではないか。W123の、角がとれたフィーリングは心地良い。首都高を目一杯のスピードで駆け抜けるような気分にはならないが、海岸線の国道を、どこまでも走っていたくなる。それは、ノスタルジックな思い出を辿るというよりも、そもそも「モノの成り立ち」として、設計者が想定する道路環境が、現代の国道程度なのかもしれない。だから、古いメルセデスに思い入れがなくても、もう一度乗っておきたい一台であり続けている。

ジャガリコさん(男性・40代・東京都)
所有形態
購入者(本人)
乗車時期
1998年8月
投稿
2018/04/13
車種
  1. メルセデス・ベンツ
  2. ミディアムクラス
  3. 280E

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