ハリウッドの大スターも愛した伝統の英国バイク! トライアンフ「ボンネビル」シリーズの2021年モデルはクラシカルで最先端

コラム Clicccar

1959年に誕生した初代モデル以来、62年もの年月を経た今でもなお、その後継モデルが根強い人気を誇っているのが、イギリスのバイクメーカー・トライアンフ・モーターサイクルが生産している「ボンネビル」。その2021年式の最新5モデルが発表されました。

かつてハリウッドの名優スティーブ・マックイーンも愛用した初代モデルのテイストを受け継ぎながら、クルーズコントロールや走行モードの設定など、最新技術も盛り込まれたネオクラシックな新型の数々を紹介しましょう。

ボンネビルは、イギリスのトライアンフ・モーターサイクルが最初に「トライアンフ」のブランド名を冠したバイクです。1959年に登場したボンネビルT120は、後にトライアンフの伝統となる並列2気筒エンジン、通称「バーチカルツイン」を搭載。英国流デザインと1950年代のアメリカンテイストを融合させたユニークなスタイルなどが話題となり、世界的な大ヒットを記録しました。

中央のバイクが初代ボンネビル。その周りを新型が囲む

ネーミングの元になったのは、アメリカで最高速レースが行われているボンネビル・ソルトフラッツ。そのレースで、1956年にトライアンフ製バイクが当時の地上最高速度である時速214.4マイル(時速345キロメートル)を記録したことに由来します。その「最速」イメージと、高いパフォーマンスなども1960年代の若者を虜にし、イギリスだけでなく、アメリカでもファンが多いモデルです。

また、初代ボンネビルをベースとした改造も流行し、当時のロードレーサーを模したカフェレーサーや、オフロードレーサーのスクランブラーなど、今でもバイクのカスタムで定番となった様々なスタイルが生まれました。

ちなみに、前述の通り、1960年代〜1970年代にアメリカでトップスターだった俳優スティーブ・マックイーンをはじめ、時代を彩るスターたちもボンネビルを好み、ツーリングやレース、カスタマイズなどを楽しんだと言われています。

そんなボンネビルの後継として、今回は5車種の2021年新型モデルが発表されました。

トライアンフ・ボンネビルT120

まず、初代の名称をそのまま受け継いだ「ボンネビルT120」。トライアンフ伝統のバーチカルツインで、105Nmもの高トルクを生み出す1200ccエンジンを搭載した、シリーズのフラッグシップです。

水冷ながらフィンの付いたエンジンの美しさや、流麗なタンクのデザイン、クラシカルなハンドルやシート形状などは、昔からのバイク好きから若い世代まで、幅広い層に高い人気を誇っています。

新型では、トータルで7kgの軽量化に加え、新設計の軽量アルミニウムホイールや、ハイスペック化された新設計ブレンボ製ブレーキの採用により、ハンドリング性能も格段に向上しています。

また、高速道路などでアクセルを開けなくても設定速度で巡航するクルーズ・コントロールの搭載、従来からある「ロード」と「レイン」のライディングモードを強化するなど、最新テクノロジーもアップデートしています。

カラーには、コバルトブルー/シルバーアイス、コルドヴァンレッド/シルバーアイス、ジェットブラックのほか、リムなどをブラックにした仕様「ボンネビルT120ブラック」にも、マットジェットブラック/マットグラファイト、ジェットブラックを用意。価格(税込)は157万6000円〜161万5600円です。

900ccツインエンジンを搭載したエントリーモデルが「ボンネビルT100」です。

トライアンフ・ボンネビルT100

2021年モデルでは、エンジンの最高出力を10ps増の65psにアップ。4kgの軽量化や新設計のカートリッジ式フロントフォーク、ブレンボ製ブレーキの搭載などで、ハンドリング性能や制動性能も向上させています。

また、新設計のエンジンカバーとカムカバーにブラックパウダーコートを施したほか、新しいメーターパネルなどの採用で、より優雅で洗練されたスタイルやディテールも実現しています。

カラーはカーニバルレッド/フュージョンホワイト、ルーサンブルー/フュージョンホワイト、ジェットブラックの3色。価格(税込)は128万円〜131万9600円です。

シンプルなスタイルやビギナーでも乗りやすい走行性能などで、シリーズ人気No.1のモデルが「ストリートツイン」です。

トライアンフ・ストリートツイン

2021年モデルは、欧州の新しい排気ガス規制「ユーロ5」に対応した最新の900ccツインエンジンを搭載。より厚みを増したクッションで座り心地が向上したベンチシート、新設計のキャストホイールとマシニング仕上げのスポークホイール、各部にブラッシュドアルミニウムを採用したパーツを装備するなどで、細部をより洗練したデザインに変更しています。

また、2タイプから選べる走行モードや、切替式トラクションコントロールなども採用。より快適で、走りが楽しい先進装備も魅力です。

カラーはコバルトブルー、マットアイアンストーン、ジェットブラック。また、トライアンフのロゴやホイールのリムなどにゴールドをあしらった、世界限定1000台の「ストリートツインゴールドライン」も用意。価格(税込)は、110万5000円〜117万3000円です。

スピードマスターは、ゆったりとしたポジション設定などで、長距離ツーリングも楽しめる英国生まれのクラシックカスタムです。

トライアンフ・ボンネビル スピードマスター

最新モデルでは1200ccツインエンジンの性能を向上させ、排出ガスの低減やスロットルレスポンスなどを向上。最高出力78ps、最大トルク106Nmを発揮します。
また、ショーワ製47mm径カートリッジ式フロントフォークの採用などでハンドリング性能も向上。新設計メーターパネルなどでディテールもアップデートされています。

カラーはサファイアブラック/フュージョンホワイト、レッドホッパー、ジェットブラックの3色。価格(税込)は、179万円〜182万9600円です。

アメリカンバイクなどで人気のカスタムスタイルであるボバーを取り入れた、まさにワークスカスタム車ともいえるモデルが「ボンネビル ボバー」です。

トライアンフ・ボンネビル ボバー

2021年モデルでは、他のモデルと同様に、排出ガスを低減させながら、スロットルレスポンスなども向上させた1200ccツインエンジンを搭載。大型化された12リットルの新設計燃料タンク、よりハイスペックになったブレンボ製ブレーキやショーワ製フロントフォークなども採用し、さらなる装備の充実が図られました。

また、幅が広い16インチのフロントホイールも新設計したほか、形状を変更したエンジンカバーやカムカバー、スプロケットカバーにブラックパウダーコートを施すなどで、よりワイルドさもアップしています。

カラーは、マットストームグレー/マットアイアンストーン、コルドヴァンレッド、ジェットブラックの3色。価格(税込)は、179万円〜182万9600円です。

なお、これら新型モデルの国内販売は、2021年4月からの予定です。

(文:平塚直樹/写真:トライアンフモーターサイクルズジャパン)

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