日本も電動キックボード解禁へ。ただ車道を走らせたらクルマに轢かれるリスクも

コラム Clicccar

ここにきて電動キックボードを「限定的ながら乗れるようにしていこう」という動きになっている。電動キックボード、日本を除くほぼ全ての国で都市部のリーズナブルな移動手段になりつつあります。新型コロナ禍で海外旅行に出なくなったため理解は進んでいないものの、どこの国へ行っても街中で電動キックボードを見かける。

サンタモニカの電動キックボード

実際、私もいろんな国で使ってみたけれど、超を付けたくなるくらい便利。左の写真はロサンゼルスのサンタモニカ周辺。好きな場所から利用でき、どこにでも置いていける(ステーション間の移動に限定される国や都市もあり)。我が国でもライドシェアの自転車が増えてきた。ライドシェアの自転車を電動キックボードに置き換えたら同じ状況になります。

安価で便利で環境にもやさしい電動キックボードながら、大きな課題もある。安全性だ。電動キックボードの多くはタイヤ径が小さい。縦方向のメジを斜めに通過する際、けっこう前輪を取られてしまう。私も海外でライドシェアに使われているのと同じ『セグウェイ』の電動キックボードを持っているが、ヒヤリとする場面あります。

私のセグウェイ・ナインボット

なかでも決定的なのがウエット路。タイヤのウエットグリップが良くない上、鉄のマンホールの上などを通過すると氷の上に乗ったくらい滑る。私は何度か怖い思いをしたため直角に通過するようライン取りするも、知人に「乗ってみたい」と言われ、貸したらコケちゃったケース多々あります。もちろん、一般道じゃないため笑い話で済む。

けれど一般道だと話が大きく変わってくる。東京で行われている実証試験を見ると、バスと並走している! 驚いたことに一般道を走れと言っているのだった。海外の場合、基本的に歩道か自転車道路。バスやトラックの横を走らせている国など小数派だ。なんとなれば「すぐ転ぶから」に他ならない。バスやトラックがいたらペシャンコです。

しかも原付扱いのため、右折はスクーターのように道の真ん中で待つ輩だって出てくることだろう。最高速度せいぜい25km/hのモビリティということを考えると危険過ぎると思う。かといって歩道を走らせたらどうか? 今度は25km/h”も”出るモビリティであり、かつブレーキだって貧弱。安心して歩けなくなる。

では日本で電動キックボードを禁止すべきかとなれば、全くそう思わない。環境にやさしく便利な乗り物です。どうしたらいいだろう。日本で導入するのなら、最高速度を自転車より遅い10〜15km/h程度に制限し、歩行者と同じ扱いにすればいいと思う。速度さえ低ければ歩行者と共存できる。街中でジョギングしている人と同じ速度域だ。

クルマで都内を移動するときの平均速度は15〜20km/h。10〜15km/hの速度リミッターを付けた電動キックボートだって、決定的な差など無い。少なくとも、駅から目的地まで1〜2kmという距離だったら十分実用的だと思う。原付自転車免許を義務付け、車両には識別ナンバー付け、誰が乗ったのか追跡出来るようしておけばOK。

ミニカー登録の普通自動車免許で運転出来る電動3輪車

もう一つ。電動キックボードより少し大きい「ミニカー登録の普通自動車免許で運転出来る電動3輪車」というのも出回り始めた。これは出前配達に使われているケースも。こちらは60km/hまで出せる上、ヘルメットの着装義務無し。こういった乗り物を街中で見かけるようになっている。

しかし安全のため、ぜひともヘルメット着装を!

(国沢 光宏)

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